@人は何を思って「幸せ」と感じるのだろうか。大都市に住み、大金を稼ぐ仕事を得て、家族全員が何不十無く自由勝手に贅沢三昧に過ごせる・・・それより家族揃って贅沢はできないが家族を愛し、愛され楽しく過ごせる場所を好むだろうか。 天使がくれた時間とは人として生きる喜びを知ることだったのか。人に愛され、生きることを選ぶ、素晴らしい生き様を綴る一つの人生路だろう。素晴らしい家族に愛され囲まれる生き方に。それは一瞬かも知れない、いや、一瞬なのだ。あとは惰性で動く様になる・・・、人も多いはずだ。現実はちょっと映画の様には行かない悲しみ、辛さ、不満もある。
『天使のくれた時間』
ある夜、目覚めるとウオールストリートの独身生活で大手の金融会社社長から一気に妻とタイヤセールの2児の父の世界に飛び超えていた。2人の結婚式記念日を忘れた夫に対し妻は愕然とする。毎日が平凡、だが家族の絆を感じる・・・これはすべて夢の中で起こった未来の出来事だった。