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ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

歳でも恋愛を惹きつける『エンパイア・オブ・ライト』⭐️3.7

2023-04-07 08:53:48 | 映画から見える世の中の動き
毎日変わらない日々から若い男との恋愛で行動が変わる、単純な様変わりだが独身で一人暮らしの女性ヒラリーにとっては大きな変化だった。時代的に最も高いハードルは人種差別であり、白人と黒人の恋愛だったのか。人間模様が面白い、それは人で変わり、人を恋煩わせ、人で悩む、そして人との別れが必ずある。人生に不幸と不運は続かない、と思いたい。
『エンパイア・オブ・ライト』Empire of light
1980 年代初頭の英国の海辺の町を舞台にした 人間ドラマ映画は、軽い鬱障害を患ったシネマで長年働く孤独なヒラリーの若い男との恋愛、同僚との人間関係、それに映画のマジックを魅せつけるパワフルで心に訴える物語です。


「共存」とかけ離れた世界『オール・ザット・ブリーズ』⭐️3.8

2023-04-03 08:07:17 | 映画から見える世の中の動き
@このドキュメンタリー映画を見て、動物愛護というものを改めて考えさせられた。人間によって傷つけられる鳥たちがいるかと思えば、都内では鳥被害・ゴミ荒らし、農村では作物被害など、全て人間による自然破壊が原因だと思うと寂しくなることだ。映画の中に洗剤の泡で汚染された川を鳥が眺めているシーンは、共存という概念からほど遠く強いものだけが生きていける社会になっていく恐ろしさを感じた
『オール・ザット・ブリーズ』All that Breathes
インド・ニューデリーで2 人の兄弟が大気汚染で鳥類が深刻な影響を受けていることに遭遇、小さな鳥の病院を作り保護し始める。スモッグ環境と社会不安がエスカレートするにつれ、都市の生態系変化と動物たちとの保護社会を描く。


潮流を診余る危険『マネー・ショート華麗なる大逆転』⭐️3.8

2023-03-29 08:00:14 | 映画から見える世の中の動き
世間の「大儲け」で大きな潮流に飲まれると仕組みに埋もれた真理が見えなくなる。このサブプライム崩落は、現場での変化で兆候が見えていたにも関わらず、「儲け話」の欲と大手金融機関の負債の隠蔽で危機が伝わっていなかった。 今後日本でも大量の赤字国債での諸外国投資家の売り傾向があると国家破産が起きてもおかしくはない。
『マネー・ショート華麗なる大逆転』
4人のアウトサイダーがモーゲージ債の危険性を見抜き銀行、投資家等へ忠告に走るが誰も上昇気流の投資に耳を傾けない。金融の大手ゴールドマン・サッシュでさえリスクは無いと無視していた。要因は債権の空売りから始まるローンの返済不能状況だった。95%は低所得者だということを誰も気にしなかった。


寂しさが情に変わる『『オットーという男』⭐️4.0

2023-03-28 08:19:56 | 映画から見える世の中の動き
最愛の妻に先立たれ定年退職となると孤独に、人生を諦めようとするが周りが騒がしく一変すると言うコミック・ロマン映画だ、が感動映画でもある。 孤独に生きる「生きがい」(生きる喜び)とは何か。映像にある死ぬ事を考える余裕もなく「忙しく付き魔取われる」ことかも知れない。一生を楽しく出来るのは「多くを気にしないこと」かもしれない。
『オットーという男』
コミカルで人懐っこく曲がったことが嫌いな男やもめのオットー ・アンダーソン (トム ・ハンクス) は、毎日近所をパトロールするのが日課で規則を守らないものに対してはお節介者だった。ある日、若い家族が隣に引っ越してくると、人生が一変する。


人の道徳理性は勇気『善き人のためのソナタ』⭐️4.2

2023-03-27 11:19:23 | 映画から見える世の中の動き
人の道徳理性
東西ドイツ統合の5年前の東ドイツ。社会主義国でのスパイ摘発行為、盗聴、密告など想像を絶する世界があったことは、現代の共産主義国でも未だ同じような拷問体罰含め続いているものと想像
出来る。人間の尊厳を尊重し、道徳理性を持つことができる社会は「独裁社会」では許されないのだ。映画ではその理性を勇気を持って実行、自分を犠牲にした大尉は人として素晴らしく感激する。
『善き人のためのソナタ』
1984東ドイツ スパイ容疑者を漁る国家保安局から大尉ヴィースラに劇作家のドライマンを、監視する様に命令される。部屋には盗聴器が仕掛け様子を探ることになる。だが、時と共にヴィースラはドライマンに共鳴しピアノソナタを聞くと一変する。



冒険に「欲と誠実」『長靴をはいた猫と9つの命』⭐️3.9

2023-03-25 08:28:32 | 映画から見える世の中の動き
欲張りには多難で茨の道が、貪欲な世界は最後には何も産まれず恨まれるだけ。それよりも成し遂げるためのチームワークと愛で幸せを共有する事が大切だと物語は締めくくる、楽しいアニメーション映画だ。 
『長靴をはいた猫と9つの命』
ブーツをはいた大胆不敵な無法者でお尋ね者のネコ、プスが、9つあった命の最後の命を燃え尽くす。元カノであり宿敵である魅力的なキティとガラガラで、おしゃべりで、執拗に陽気な雑種、ペロによって冒険は始まる。 3 人は、追跡してくる恐ろしい賞金稼ぎ達との冒険に挑戦していく。


記憶喪失が招く悪夢『バックトレース』⭐️3.5

2023-03-23 08:13:32 | 映画から見える世の中の動き
犯人の記憶喪失で大金の隠し場所を探る仲間と家族が意外な人物と銃撃戦となる。その人物は悪事の証拠隠滅で全員を消す計画をしていた、というドンデン返しのストーリーは面白い
『バックトレース』
大金の銀行強盗事件が発生、だが犯人5人が仲間割れとなり撃ち合いの末、三人が逃亡、内一人が半分の現金をどこかに隠したまま投獄される。投獄された犯人の記憶喪失を治療するが一向に回復しない。数年後、仲間と家族が脱獄を手助けし記憶回復を助ける。やがて記憶が戻り始めると意外な人物等が絡んでいた事がわかる。


家族の不幸も暴露する映画『フェイブルマンズ』⭐️3.9

2023-03-22 07:53:00 | 映画から見える世の中の動き
スティーブン・スピルバーグの思春期の家族との自伝映画。年少期に1本の映画との出合いでカメラに興味を持ち、「映画は夢」であり「夢を映画」で実現できることを確信し、「映画」を自分の人生にする青春期の映画。もちろん家族の協力と映画界の巨匠との「出逢い」は大きなきっかけだった、と言えるだろう。だが、青春期にあるイジメ、失恋、両親の離婚なども映画で公開したのはなぜなのか? 人の人生に全て絶好調と言う人はいないと言うことだろうか。
『フェイブルマンズ』The Fabelmans
1952年ニュージャージ州、サミー・ファベルマンは、両親と「地球上で最も偉大なショー」に連れて行ってもらった後、映画に夢中になる。カメラを手にしたサミーは、自宅で映画を撮り始め、協力的な母親を大いに喜ばせるが、家族の話を暴露していくことになる。



親の知らない世界で失踪『ケープタウン』⭐️3.9

2023-03-20 08:05:42 | 映画から見える世の中の動き
富裕層で何不自由の無い娘が夢中になる物、不良と薬物。子供が親の知らない世界に足を突っ込み失踪、やがて児童失踪事件に繋がり組織と薬物との関係が新たな展開に進むミステリー映画。 二人の刑事のイメージが強いだけにどんなストーリー展開になるのか、児童、薬物、組織からみは見所を多くしてくれる。
「ケープタウン」
2013年ケープタウン。元ラグビー選手の娘が殺害されて2人の刑事が捜査に乗り出す。やがて薬物と売人が浮上してくると思いもよらない展開になる。新たな薬物は吸いすぎると共謀になり止まらなくなる。それは新たな薬物開発をした人物の実験台につかわれていたのだ。酒好きで女好きの刑事ブライアンと真面目な刑事アリとのコンビが繰り出す「捜査の本髄」を魅せる。


不様な父親でも娘を立ち直らせたい『ザ・ホエール』⭐️4.0

2023-03-19 08:01:14 | 映画から見える世の中の動き
肥満で自力では歩けない状態になっても過食の自制が出来ない父親。断固として病院には行かないと言い張り、人生を諦めたヒューマンドラマだ。だらしない父親とは違って最後まで娘には何とか立ち直らせようと余命ある限り努力する、感動の映画だ。
『ザ・ホエール』The Whale
友を亡くした事で過食となり重度の肥満に苦しんでいた英語教師チャーリーは、病院嫌いで友の妹の介護を受けながらオンライン授業で生計を立てていた。だが、自分の死期が近い事を悟り、学校生活に悩みを抱えていた10 代の娘と再会を試み、償還の最後のチャンスを得ようとする。 だが、娘も元妻からの愛も消え失せる。


真実を犠牲に己の保身優先『リトル・シングス』⭐️3.2

2023-03-15 08:07:50 | 映画から見える世の中の動き
15年も刑事を務めながら昇進しなかった理由、ある事件を通して内部で何が起きたのかを物語る刑事探偵・サスペンス映画だ。仲間を守る為に犠牲にできる事、それは「真相情報の隠蔽」である。過去日本の自動車会社でもあったように規格合格の為、データを偽装させ証拠となるものを隠蔽させた事件があったが、会社を守る為にやる行為は頻繁に発生する、今でもあると確信できる。それは日本が縦社会で上司には背けない習慣が蔓延っているからであり、良心はそこには存在しない
「リトル・シングス」
元刑事ディーク(ワシントン)は連続殺人の捜査に加わる。それは女性4人が殺されても警察は何も進展が無いままで、5年前の事件と極似していたことがディークを参画させるきっかけとなる。ディークは休暇をとって地元の刑事と共に捜索をし始めるが、犯人の証拠が一向に見つけられない。ところが怪しい人物を追跡することで事態が5年前と同じ結果になり始める。



「俊敏な行動」こそ身を守る術か『15時17分パリ行き』⭐️3.8

2023-03-14 08:06:03 | 映画から見える世の中の動き
2015年8月21日に起きた列車テロ事件。軍人の3人はフランス及び米国から乗客、国を守る勇敢な行為に最高勲章を受けた。テロに対する教訓は「危機に面した時には俊敏な行動が必要だと」言葉を残した。現代、テロはいつでもどこでも出没する可能性があり、誰もがその危機・恐怖に合う可能性も高い。 やはり何もしないで待つより「行動」が、結果的に時を稼ぐよりいい結果になる可能性が高い、と言う事だろうか。
『15時17分パリ行き』
2015年8月21日、アムステルダム発パリ行きの特急列車に武装テロが発生。弾薬300発を持ち込み乗客に発砲、乗客554人が乗車しており恐怖に陥れる。列車には旅行で乗込んだ3人の同窓生、軍人が勇敢にテロの抵抗し鎮圧させていくノンフィクション映画だ。


心の傷で過ちを犯す『スティル・ウオーター』⭐️3.7

2023-03-12 08:04:30 | 映画から見える世の中の動き
娘の心は幼い時から孤独で傷つき悩んでいた。だから家から遠くの異国に留学し不良たちと戯れる様になり、そこに事件が起こるヒューマンドラマ映画だ。 家族の腐敗は子供に最も影響しやすく、その典型がこの映画に現れている気がする。娘が求めていたのは「暖かい家族」だったのか。
「スティル・ウオーター」
失業中のビルは殺人事件で投獄された娘に会いにフランスに出向くと、娘から犯人の情報を得て探索することになる。だが異国で言葉が通じない事と誰も本気に捜査をしてくれない、だが娘の無実を信じて動くと見えてきた娘の行動が


人間の未知の世界「海・地底」『『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォエヴァー』⭐️3.8

2023-03-11 07:53:35 | 映画から見える世の中の動き
海に生きる人類がいてもおかしくはない、そんな地底人ならぬ海底人がこの映画の面白いところだ。
人類は未だ未開拓の地、「海」を知らない。 火星よりも、月よりも一番近い「海」を知らないことは今後大きな人類の生きる為の課題を生むかも知れない。 自然災害を含めた「謎だらけの海」は今後人間に何をもたらすだろうか。「大津波」「大洪水」「極端な満ち潮・引き潮」「水の枯渇」など魚の生態を変え漁獲高が極端に減り絶滅となる。
『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォエヴァー』
近未来の民族闘争ファンタジー映画。ティ・チャラ王の死をきっかけに、ラモンダ女王 (アンジェラ バセット)が国を守るために戦いに挑む。ワカンダ王国の新しい道を切り開こようと優秀な技術者を集めようとすると、もう一つの文明民族、海を支配する海底人が出現、互いを守ろうと攻撃に出る。



テロ事件での指揮官の判断『エンドオブキングダム』⭐️3.8

2023-03-10 08:01:37 | 映画から見える世の中の動き
@恨み、報復は時と場所を超え国家間で発生する。警官に扮したテロ集団が多発的な展開の行動は都市を破壊し、警察、軍隊も抑え込めない状態になるアクション映画だ。 警官の偽装武装への対応の難しさ、誰を信頼し、誰を敵とみなせば良いのか、指揮官の判断は難しく厳しい。
『エンドオブキングダム』
イギリスの首相の葬儀に世界の首脳が集まった。厳重な警備の下、警官に扮した大規模なテロが発生、各首脳等、米国大統領は必死に逃げようとする。そこではシークレットサービスの支援が無くして回避出来ない状況に陥る、汗握るアクション映画だ。