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ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

笑顔と人への情『恋心は玉の如き』全45話⭐️3.9

2024-02-01 07:43:22 | 映画から見える世の中の動き
@情と愛
昔から出世で競い合った同志の一方が前線で裏切り一家の大黒柱を殺害、それ以来家族同士のいざこざが続いていた。敵方はその家族の隠滅を図るべくスパイを送り込み様々な企みを計画するが、主母(十一娘)によって次第に暴かれていく。信じる夫がいればこそ幸は実り、才で周りの家族の信頼を高めていった姿は素晴らしい。いつも笑顔を絶やさず、人を差別しない態度には現代でも必須の心得かもしれない
『恋心は玉の如き』
明の時代、身分の低い母親から生まれた庶子の十一娘(じゅういちじょう)は、姉の死後、その夫だった寡黙な将軍、徐令宜(じょれいぎ)に嫁ぐことになる。徐令宜は徐家の大黒柱となって以来、家を守る責任と政治闘争で憔悴する毎日で、互いに関心のない結婚生活を送っていたものの、徐令宜は十一娘の素直さや的確な助言をする姿を目にし次第に惹かれ尽すように。そんな優しい夫に少しずつ心を開いていく十一娘だったが、実は彼女は謎の死を遂げた母親の仇敵が徐家にいるのではないかと疑っていていた


人間の恨みは15年経っても消えない『コロンビアーナ』2012年作⭐️3.5

2024-01-31 07:37:37 | 映画から見える世の中の動き
人間の復讐とは時が経ってもその時の記憶が鋭く蘇るものなのか。執念をもち単独行動は家族に危険を及ぼすが、スリムで小柄な容姿で果敢に挑む姿は誇らしく、映画のスクリーンにも勇敢なアクションが至る所に出る。牙をモロに召せたライオンのように鋭く巧みに映える映像は「ニキータ」を思い浮かべる。
『コロンビアーナ』2012年作
コロンビアマフィアの争いで両親が射殺され、唯一生き延びた娘9歳カトレア(ゾーイ・サルダナ)はその復讐のため15年後単独で動き出す。シカゴにいる叔父を頼って勉学、だが復讐開始から叔父、祖父母が殺されると言う惨事になる。


貪欲な国家と裏工作『シリアナ』2005年作⭐️3.9

2024-01-30 07:37:19 | 映画から見える世の中の動き
貪欲な国家とその工作
貪欲な人間は人種、宗等を問わずいつでもどこでも金儲けをしようとする。石油の利権争奪に世界から貪欲な人間が集結、投資契約するため裏工作する映画だ。 特に米国は自国の利益のため他国に対する裏工作をCIA、軍が先導しいく姿は昔から変わってはいないと痛感
する。
『シリアナ』2005年作
中東での石油資源への投資にCIAスパイ、アラブ王族、エネルギーアナリスト、中国人、イスラムのテロリス等絡み米国は自国利益を睨んだ策略を講じていく。



ナポレオンが愛したもの『ナポレオン』2023年作⭐️4.0

2024-01-28 12:40:42 | 映画から見える世の中の動き
1789年、マリー・アントワネットの斬首刑に始まり、自由、平等を求めたフランス革命、国内の混乱が続く中で生まれた天才的な軍事戦略家、皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオンの生涯の映画だ。先見の明があり軍事的および政治的戦術をダイナミックに壮絶な戦闘展開をみせるシーンは感動ものだ。一方、遠征中に新妻が浮気をしたことで激怒するが、唯一心の支えとした。それは激動の中多くの敵を作り、勇気と決断力で皇帝までになった野望の姿は孤独だったからなのか。ナポレオンの最後の言葉が印象的だ、「フランス、軍隊、ジョセフォーヌ」だっと言う。(最後に妻の名前を呼ぶ:ジョセフォーヌとは妻の名前)
『ナポレオン』2023年作品
象徴的なフランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(ホアキン・フェニックス)の数奇な栄枯盛衰をスペクタクル満載に描いたアクション映画だ。この映画は、最愛の妻ジョゼフィーヌ・ボアルネ(バネッサ・カービー)との奇妙な愛憎関係の中で、フランスの最高権力を手に何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく。冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を勢力下に収めていく…しかし、フランスを守るための戦いが、いつしか侵略や征服へと向かっていく。生涯61回の戦闘を繰り返し、1793年から1815年まで約3百万人の戦没者を出した。 1821年5月5日、聖ヘレナ島での6年後逝去


人身売買の実話映画『サウンド オブ フリーダム』2023年作⭐️3.8

2024-01-25 07:42:03 | 映画から見える世の中の動き
南米から北米へ児童の人身売買を取り締まる一人の連邦捜査官の果敢な捜査をした実話映画だ。人身売買は、性的欲求から、または人材不足へ補填など要求は様々でそれに対応する人身売買業者は弱者を騙し金に貪欲となる。囮捜査により核心の異国業者にアプローチしていくが、それは森林の奥深くに存在したテロ組織だった。 映画から見える現実、貧乏な国、貧しい家族、孤児となった子供達はこんな社会でも生きて行かなければらならないのは運命かもしれない。始まりは、貧乏な親の不用心から騙されるケースになる。この連邦捜査官に感銘するのは、実際に多くの孤児を引取り自分の家族として育てている、と言う事だ。
『サウンド オブ フリーダム』2023年作
これは実話を基にした作品で、連邦捜査官が冷酷な児童人身売買業者から少年少女を救うための危険な任務に乗り出す。少年少女達はタレントの夢を抱かされ、騙され、遂にはコンテナ船に乗せられ異国で売り飛ばされる。捜査官は、売り飛ばされたコロンビアのジャングル奥地へ乗り込み解放するために自分の命を賭けてる捜査する。


ネット情報の窃盗『オペレーション・フォーチュン』2023年作⭐️3.6

2024-01-22 07:48:03 | 映画から見える世の中の動き
ネット情報の横取り
ネットでの送金取引、携帯電話通話、ネット通信など如何にネットから暗号を読み取り、横取り、傍受するか、巧みにデジタル技術を駆逐して繰り広げるアクションは面白い。今後、世の中は仮想通貨の流通で貨幣を得る時代だが、デジタル化した通貨社会で如何に富を蓄えられ、利用できる時代になるのか楽しみだ
『オペレーション・フォーチュン』
100億ドルが絡む取引を阻止する事、映画俳優が演技をしながら3−4者が絡み横取りするアクション・コメディー映画だ。


自由に生きる術がない社会『レッド・スパロー』⭐️4.0

2024-01-13 07:42:03 | 映画から見える世の中の動き
工作員としての任務、それはプライドを捨て、恥も捨てた身で行動できる事。その訓練を受ける裏では已に止まれない理由があり、多くは国家に牛耳られ身動きできない身である事だ。他人より才能がある分、国家に利用され、成功しても、失敗してもその行く末は同じことになることが分かっていてもやめることができない。世界の社会主義、共産主義などで生まれながらの決められた人生は日本の自由の中で育った者には理解が難しい
『レッド・スパロー』2017年作
ロシアの工作員となった元バレリーナがロシアの情報を漏らしているスパイを探し出すサスペンス映画だ。 ロシアの工作員としての訓練から始まるこの映画はスパイとしての人間性(プライド・恥を捨てることから)を無視したもので厳しい。ストーリーは米国のスパイへのアプローチから展開し、同国のスパイを暴く展開となる。


窮地で何を、誰を信頼するか、その重要さを知らされる『カンダハルを突破せよ』⭐️3.5

2024-01-10 13:16:31 | 映画から見える世の中の動き
異国での信頼は現地語の言葉がわかる人物と昔からの友人のみだ。 無法地帯であれば尚更に「信頼」とは何なのか知らされる。唯一通訳の現地情報を元に敵の網を潜り抜ける映画だ。現代ビジネスでも信頼できるのは「金」だけと言う慣しがあるが、昔からの友人、仲間でない限り人を単に信頼するのは極まりない、特にアジア諸国では
『カンダハルを突破せよ』2023年作
米国国防省からの機密工作でイランに入ったCIA工作員トム・ハリス(ジェラルド・バスラー)は内部告発で正体がバレ、カンダハルからの脱出する。 だが正体がわからないものから狙われ始めた。同行するのは通訳として来た者だ。


ゲーマーが本物のカーレーサーになる実話『グランツーリズモ』⭐️4.5

2024-01-08 07:45:10 | 映画から見える世の中の動き
スリル感十分味わえる
これが実話に基づく映画であることがゲーム好きのゲーマー達を興奮させたことは間違いない。だが、現物のカーレースとは全く違う忍耐力は想像し難いものであり、映画を試聴しても汗握るシーンが多く非常にエキサイティングと感じた。 映像のアングル、レースの音感、スリル感を十分感じるカメラクルーの技術とその編集技術は素晴らしい。 一方、家族や恋人はレース中は一時も目を離すことができない・・・
『グランツーリズモ』2023年作
ヤン・マーデンボローの実話に基づいたこの映画は、レースゲームのスキルで日産の一連のコンテストで優勝し、実際のプロのレースカードライバーになる十代のグランツーリスモプレイヤーの究極の願望成就の物語だ。世界で選ばれた十人のゲーマー達は実際のレースマシンで本格的なカーレースのアカデミーに参加、実物で厳しい訓練する。忍耐力等含め事故を起こしたものは失格、去る事になる。



人の良さは付き合いの深さによる『The Holdovers』2023年作⭐️3.8

2024-01-07 17:05:59 | 映画から見える世の中の動き
@出会い
人々の出会いは偶然も多い、そこから新たな絆が生まれることもあるが別れもある。これは寂しがりやで頑固な三人(講師、料理人、生徒)のクリスマスを迎えながら互いを知る機会を持ったストーリーだ。
人は親身に付き合ってみないとその人の良さを把握できない、まさにそんな機会をドラマ化した映画
だ。
『The Holdovers』2023年作
ニューイングランドの予備校のクリスマス休暇中、行き場のない数人の生徒の子守をするためにキャンパスに残ることを余儀なくされた気難しい講師(ポール・ジアマッティ)の2週間の出来事の映画だ。最終的に、傷ついた頭脳派のトラブルメーカー(新人ドミニク・セッサ)、そしてベトナムで息子を亡くしたばかりの学校の料理長(ダヴィーン・ジョイ・ランドルフ)と思いがけない絆を結ぶことになる。


デジタル社会はどこまで筒抜けになるのか『スノーデン』⭐️3.9

2024-01-04 12:51:43 | 映画から見える世の中の動き
デジタル社会の真の脅威
世界を震撼させた映画は今までにない。それは個人情報がある携帯、パソコン、監視カメラ等ネットを通じて、国家が監視、網羅していることを暴露したこの映画は驚愕すべき事だった。現実、現実サーバーに繋がったあらゆる情報は筒抜けになると考えても間違いはない。今後はさらに精密な映像による更なる監視、追跡は生成AIにより瞬時に暴露される可能性も高い。国家レベルから、企業レベル、さらに個人レベルまで利用可能となる世界が恐ろしい
『スノーデン』2016年作
米国の国民を震撼させ、世界を震撼させた内容とは、国が個人のあらゆる情報を監視していると言う事実だった。実話は、20130年に英ガーディガン紙のスクープで報道された。


会話による絆『レオ』⭐️3.8

2024-01-03 07:36:23 | 映画から見える世の中の動き
ペットが人間の言葉を話したら・・・最近の子供達は家族でも話し相手がいない。映画ではそんな悩みを抱える子供達と経験豊富な老いたレオとの会話には心が通じる。ネット社会ではF2Fが不足すると感情的なことが伝わりにくく、誤解も多くなる社会が生まれてもおかしくない。
『レオ』アニメ
クラスのペット、トカゲのレオ(サンドラー) が、クラスを通した目で、小学校最後の 1 年間を描いた青春アニメーション ミュージカル コメディ映画。74歳のトカゲのレオは、仲間のカメ(ビル・バー)とともに、同じ教室に何十年も住んでおり、自分の余命があと1年であることを知ったレオは、外の生活を体験するために脱出を計画する。が、不安を抱えた生徒たちの問題に巻き込まれることになる。それは、これまでで最も奇妙な、しかし最もやりがいのあるやりたいことリストになることになります...


銃撃戦などアクションは凄いが『タイラー・レイク 命の奪還2』英語タイトル:Extraction2

2023-12-28 13:08:49 | 映画から見える世の中の動き
@傭兵達との銃撃・格闘アクションは素晴らしい。義理の息子の誤解から裏取引が家族に危機を呼び起こすが、その行動がイマイチ道理に合わないなのが理解できない。多分それは#1(エクストラクション1)にヒントがあるのかもしれない。
『タイラー・レイク 命の奪還2』Extraction2
タイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)はかろうじて生き残った後、オーストラリアのブラックオプス傭兵として戻ってくる。新たな役割はギャングに拘留されている家族を刑務所から救出していくことになった。ところが義理の息子が誤解からギャングと裏取引していた。


人類滅亡の原爆を作った理由と後悔『オッペンハイマー』⭐️4.0

2023-12-23 07:49:12 | 映画から見える世の中の動き
@「原爆の父」と言われたオッペンハイマーのノンフィクション映画である。3つの視点:
1、世界の破滅への運命を握った男が直面した人類の破滅と世界平和に悩むユダヤ人であるオッペンハイマーはナチスよりも早く原爆を完成させ戦争を終結させたかった。だが、ドイツは1945年5月8日に降伏。機会を降伏間近の日本に向けられた。
2、映画の主題は何故核兵器技術が他国に漏洩したのか、漏洩疑惑に振盪される。男としては浮気もし家族とは不和、仕事に燃えたユダヤ人であるオッペンハイマーおよび開発チームの人間性を検証する映画となっている。ドイツ、ソ連との友人関係が問われる。
3、そもそも第二次世界大戦において日本に引き金を引かせようと結託したのが米国である事を考えると、多くの市民を巻き添えにした原爆を戦争で利用した事、それも2回も、は人類の罪であると確信する。
現代のイスラエルの継続的なハマス・市民への攻撃も「戦争のルール」が決して無視されることがないことを願いたい。
『オッペンハイマー』2023年作
第二次世界大戦中、レスリー・グローブス・ジュニア中将は物理学者のロバート・オッペンハイマーを極秘のマンハッタン計画に任命。オッペンハイマーと科学者チームは何年もかけて原爆の開発と設計を行った。彼らの活動は 1945 年 7 月 16 日に結実し、8月6日、9日に広島と長崎に投下。歴史の流れを永遠に変える世界初の核爆弾を使用した。歓喜に沸いたのは一瞬で「漏洩」という疑惑が持ち上がりオッペンハイマー等の疑惑証明が公聴会へ



「権益欲」は止めれない『キラーズ・オブ・フラワームーン』⭐️4.3

2023-12-22 07:31:38 | 映画から見える世の中の動き
石油の受益権争奪で連続殺人事件が勃発。背景には人種差別も関連しており先住民と白人との葛藤が繰り返される。金持ちはいくら金を持っていても満足せず、さらに陰で罪を重ねて金に欲を出す。まさに人間社会の欲は限りが無い現代の日本の政治家のように悪を罪とも認めず、自己保身の為に権力と金欲に燃えるのだ。たとえ法的な罪があっても刑務所に投獄されることも無く日本では保釈金で放免されるのだ。だから政治家は決して辞めれない。
『キラーズ・オブ・フラワームーン』
1920年代のオクラホマを舞台に、石油資源に恵まれた先住民オーセージ族のメンバーの連続殺人事件が発生、いわゆる恐怖政治の中での権利や人種差別が招く残忍な犯罪を描いた映画。