goo blog サービス終了のお知らせ 

ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

距離感が難しい生徒、親と学校『怪物』⭐️4.0

2024-03-10 08:15:48 | 映画から見える世の中の動き
先生という仕事、先生と生徒、それに親と学校が絡む保身社会を生み出す、誰かが犠牲になる映画だ。現代、生徒同士のいじめから生徒に対する叱りに対して社会的に先生の立場は弱く犠牲になる可能性がある。いじめによる教師と生徒の教育関係、親と学校の人間不信には大きな課題が残されている。現実、教師を辞め、人材不足になっているのはその所為か。今の日本の社会でも、甘やかし、怒らず叱らない社会はどんな人間関係・社会を築いていくのか、恐ろしくもあり怖い感もする。
『怪物』Monster Trailer
母子家庭の息子・ミナトの様子がおかしくなり、母親は教師に責任があることに気づき学校に押しかける。しかし、母親、教師、子供の目を通して物語が展開するにつれて、真実が徐々に明らかになっていく。



EVバッテリーの安全性欠陥か?水素燃料が再び復活か?

2024-03-09 17:44:14 | 映画から見える世の中の動き
『メルセデス30年EV専業困難に 世界で販売鈍化』『Appleが株主総会「生成AIに投資」 EV中止は言及せず』日経記事。
販売鈍化の背景には『相次ぐEV火災の「消えない火」 バッテリー冷やせず再燃する』『EVタクシーが暴走…時速188kmで“ブレーキ利かず” 信号待ちの車に激突し250m飛ばされる 韓国・テグ』その他、中国ではEV廃車処理問題などが浮き上がっている、と言う。
[ロンドン 11日 ロイター] - 市場調査会社ロー・モーションは、電気自動車(EV)の2023年世界販売台数が31%増加したと明らかにした。伸び率は22年の60%から鈍化した。 株価も如実に表す。(下記株価)
・エヌビディア:60%高
・メタ:36%高
・アマゾン:15%高
・マイクロソフト:9%高
・アルファベット:2%安
・アップル:6%安
・テスラ:20%安


都内ビジネスホテルも外国人観光客専用に!

2024-03-09 12:52:26 | 映画から見える世の中の動き
物価高騰化、外国人等で観光地化した北海道ニセコの物価高が、都内のビジネスホテル等にも影響が出始めた、と言う記事。今後商売相手は外国人向け専門になるのは避けて通れない、となると国内のビジネスマンは郊外の宿を求めていくだろうと、言う。この先発展途上国などで見るような都心居住者の郊外移動が起こるかもしれない。


騙す、騙されるも全てお金『ゲット・バッカーFire Break』2021年作⭐️3.2

2024-03-07 07:34:06 | 映画から見える世の中の動き
罠に嵌められ人殺しの容疑者にされた元最強兵士マーカスは、マフィアから狙われていくコメディアクション映画だ。正直者であっけなく騙されたマーカスは、幹部警官と部下が賄賂の力で悪に加担してること知ることで複雑に絡む事件に巻き込まれる。 現代、政治家もそうだが「全てが金」次第で脅され動かされる世界が蔓延り出した。純情で正直者に対して社会が「渡る世間は鬼ばかり」「正直ものは馬鹿を見る」になり始めた事が末恐ろしい
『ゲット・バッカーFire Break』2021年作
元デルタフォースの最強兵士プロ・マーカスが、組織のレイから新たな仕事を依頼されるが、それは罠だった。ロシア・マフィアの親玉、アルカディの息子を殺した罪を着せられたマーカスは、マフィアに妹をさらわれ、2億円の懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋のターゲットとなる。刺客たちと壮絶な死闘を繰り広げて満身創痍のマーカス。



自然災害で生き抜く希望(母と新生児の災難)『The End We Start From』2023年作⭐️3.6

2024-03-04 07:32:46 | 映画から見える世の中の動き
自然災害で家族を亡くし、家を失い、食料もない状態に追い込まれた新生児と母親の行動映画だ。自分の家に戻ることだけを考えて諦めず、新生児を抱えた母としての生き抜く姿に感動する。現実、災害に遭い、家族も、家も、食料のなく生きる希望を失くした環境で人はどうするだろうか。生き抜くためには、やはり僅かでも何かの希望(亡くなった家族の分も生き続ける)を持ち続けることだろうか。楽しみと喜びを忘れたら、余生を見失ってしまうような気がする
『The End We Start From』
ロンドンが洪水で水没し、誰もが家を無くし、食料を求め彷徨い始める。新生児を持った若い母だけが山奥にあるシェルターに退避できたが家族は混乱の中で引き裂かれる。もう1組の母と新生児はシェルターを追われ食べ物を求め、必死に生き延び我が家に帰ろうとする。


世の求めるものは非日常『アメリカンフィクション』2024年作⭐️4.0

2024-03-01 12:40:23 | 映画から見える世の中の動き
典型的な風刺描画の「黒人」を題材にした本に対する失意を持った小説家兼教授が、リベラルエリートたちに奇抜な風刺本を投稿すると意に反し売上に貢献、批評家にも高好評価されるというコメディドラマだ。人はイメージで創造し楽しむ世界が蔓延り悪くも良くも危険極まりない世界を醸し出している。現代、世の人々は喜怒哀楽に富んだ映画、動画など特に他人の苦しみ、悲しみを喜ぶ、正当な純情物、平凡物は好まない非日常の世界を映画、ドラマ、TV等に期待している。
『アメリカン・フィクション』2023年作
小説家兼教授のモンク(ジェフリー・ライト)は、退屈で不快な比喩に依存する「黒人」(メロドラマ的なプロット、無謀な父親、ギャングの暴力、ドラッグを揶揄した風刺小説)エンターテイメントから利益を得ている体制にうんざりしている欲求不満の小説家モンクを演じるコメディドラマだ。モンクはペンネームを使って風変わりな「ブラック」本を執筆、だが、その本は偽善と軽蔑する狂気の核心へと駆り立てるもので、ゴミ箱行きを覚悟だったが・・・意に反し、ある出版社が格別な価格を提案してきた。


傲慢な選択は人の未知の道か『ハンガー・ゲーム0』2023年作

2024-02-26 16:57:01 | 映画から見える世の中の動き
「ハンガーゲーム」この映画では何を訴えようとしているのか最後まで理解出来ない。勝つ為、生き残る為に他と戦う仕法が「歌」で賛同者(蛇)を得た事が勝利となった、それはそもそも弱者=精神患者ではないことを証明できた為かなのか、弱者を抹殺する為なのか、何をもたらしたのかも理解出来なかった。 現代、人の道には勝ち組か負け組か、多数派か、少数派か、敵か味方かなど2択が多く、多角的な選択が失くなっている気がする。それは世の中が白か黒かをハッキリ分けたがる悪い意味で自由で奔放的な習性で人を分け、優位に立ちたい傲慢な世界が広がったと感じる。
『ハンガー・ゲーム0』2023年作
『ハンガー・ゲーム:歌鳥と蛇のバラード』誇り高かったスノー家の最後の希望である若いスノー・コリオレイナス(トム・ブライス)は貧しい第12地区からのルーシー・グレイ・ベアード(レイチェル・ゼグラー)の指導者に任命される。しかし、ルーシー・グレイの魅力が『パネム』の聴衆を魅了したことで、協力して形勢を逆転させる。善と悪の両方に対する本能と闘いながら、スノーは生き残るために時間との競争に乗り出し、最終的に鳴き鳥になるか蛇になるかを明らかにします。


起業者への感動実話映画『Bank Of Dave』⭐️4.5

2024-02-25 07:45:48 | 映画から見える世の中の動き
@この映画は規制概念を打ち破り新たなことに立ち向かおうとする起業家の姿だ。どこにでもいるような頑固者が新たなことを捻り潰そうと、既得権を行使する権力者の愚かな行動に対する映画だ。日本にも多くの政治家上りの権力者が既得権を守るために中小含め起業家を潰す姿はよく聞く。権力者たちは自らの不正には目を瞑り、法的な手が回らないようにするのも上手い。それは「金と権力」があるからだ。
映画にある銀行の資本金集めのアイデアには感服する。小さな街の地元で著名なアーティストのコンサートを企画、チケットが資金源になり盛大なイベントにしたのだ。多くの人々が助けあう心に感動する実話の映画だ。
『Bank of Dave』2023年作
バーンリーという小さな街の労働者階級から自力で億万長者になった男が、150年ぶりに英国でコミュニティ銀行を設立するために如何に奮闘したかを描いた実話物語である。最も貧相な町になり、人気者のデイブ・フィッシュウィック(ロリー・キニア)は、顧客や地元企業に割引金利でお金を貸し始め、地元の企業に資金を提供する小さな地元銀行を設立しようとするがロンドンの金融機関関係者が許可しようとしない。


「最後まで諦めない」を実証した実話『雪山の絆』2023年作⭐️4.5

2024-02-24 07:38:21 | 映画から見える世の中の動き
この映画が実話に基づくものであることに驚愕する。それは絶体絶命の危機に瀕した時の人間がこれほど長期にわたるサバイバルできるんだという事。奇跡が作り出した人間の「最後まで諦めるな」は正にこの事だろう。家族、恋人、子供に逢えず生還できなかった多くの仲間にご冥福を祈りたい
『雪山の絆』2023年作
これは1972年、アンデスの山脈奥に45人を乗せた旅客機が墜落、29人(内16人が無事帰還)が瀕死の状態で奇跡的に助かった実話の人間ドラマ映画だ。アンデスの山奥、夜は氷点下となる地点に不時着、その後生き残った者は、雪を溶かし飲み水を作り、荷物で雪の上に目印を作り、6日目で食べれるものがなくなり、8日目から生死をかけた話し合いをする。生きる為に死体を食べるか、死を持つか。それは神に背き罪になるか、罪にならないのか、道徳的に人間の域を越える決定をする。9日目以降体力は衰え、尿はどす黒く、気力も衰え始めた。18日目の強烈な吹雪と雪崩に遭い2日間生き埋めになり36日目以降は生きる心地が失い始める。 61日目3人の有志が下山する。10日後村人に発見される。 71日もの長期サバイバルが終了し、救出された。



金と権力で世の中は動かせる『イコライザー』2014年作⭐️3.8

2024-02-22 07:38:21 | 映画から見える世の中の動き
非道なマフィアには人も全てモノ扱いで最後には使い捨てる。そんな暴力で無惨な姿になった一人の少女を助ける為にロシアマフィアの中核に一人で入り込んで行く。正義を貫き悪を懲らしめるアクション映画だ。現代、金に誘惑され「悪」に加担する公務員もいるが、肥大化した組織で且つ権力者が居る中では罪を負わせるには難しい。昨今の政治家と同じで裏金が「罪」とも思わない非常識な政治家が君臨する世では日本の国政の先が思い知らされる
「イコライザー」2014年作
ホームセンターで働くマッコール(デンゼル・ワシントン)は、元CIAの凄腕諜報員であったが、今は別の人間として静かに暮らす。ある夜、馴染みのカフェで娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会い、彼女を囲っているロシアンマフィアの非道から、彼の中で眠っていた正義感が目を覚まし、弱者を助けることに動く。



汗水流さず胡座を描く役人を追放『大秦帝国』⭐️4.5

2024-02-18 12:47:58 | 映画から見える世の中の動き
隣国との戦いがつづき弱体化した秦国の再興に、才能ある人材を集め改革を断行する君主嬴渠梁。国の立て直しに必要な事は君主が信念(立法国家)を持って法家の思想家衛鞅と改革を最後まで遂行する、秦国の中国統一王朝へとつながる法の基礎作りドラマである。国家の基礎とは国を支える法を定め、貴族、農民問わず法には厳しく平等に、誰もが功を立てればその褒賞を惜しまず与えたことだ。当初はあぐらをかいていた貴族らが猛反発したが、やがて富国強兵、農民からの賛同を得て大国となるが、立役者である衛鞅は生き残った貴族らに殺害されるという悲しい物語だ。
現代の日本にも政治家特権を一切廃止し、全て国民と同等の法を定める時期にあると感じた。更に「政治家だから」すべき事を法制化(国民の鏡にすべく)し「悪事」には辞職を制定し、国家の代表は国民が直接選挙(小泉元首相が提案していた)すべき時期だと感じた。
『大秦帝国』全集50話
魏国と秦国の戦いで弱体化した秦を建て直そうと全国から賢才ある人材を集め改革を図る。やがて秦国の24代君主・嬴師隰・献公の次男・嬴渠梁は魏軍の総師で丞相でもある公叔痤弟子の衛鞅を招聘し、国の政治家・将軍・法家・兵家の改革を断行して行く。だが行手には多くの貴族、家臣が反対し、暴動となる。そこでは法を重視した差別ない決定にも不満が溜まり身内にもその刑が処される。


女性による叛逆アクション『トランスポーターイグニッション』2015年作⭐️4.0

2024-02-16 07:34:33 | 映画から見える世の中の動き
@この映画は、人身売買や犯罪組織といったテーマを取り上げ、女性たちによる活躍や復讐劇が描かれている。カーアクションや拳闘アクションなど、スリリングなシーンが含まれており見ていても気持ちがいい
『トランスポーターイグニッション』2015年作
人身売買をテーマにしたアクション映画のストーリーだ。女性から荷物を運ぶ依頼を受けた運び手が、偶然にも人身売買組織から逃れる三人の女性を助けることになる。その後、女性たちは人身売買組織に対する仕返しを実行するために危険な状況でのアクションシーンが展開する。


組織の裏には政界の大物『ジャック・リーチャー 正義のアウトローシーズン2』

2024-02-14 07:41:25 | 映画から見える世の中の動き
大規模な密輸には必ず裏に政府の大物がいる、と言うのが映画の筋書だがスリル・アクション満点だ。世には貪欲な悪人、一見正義の味方に見える人が多いと言うことか、国内でもそんな金に貪欲な存在が政界いる事を「裏金事件」で見た気がする。
『ジャック・リーチャー 正義のアウトローシーズン2』2022年作
国家を揺るがす特殊ミサイルのソフトを手にいれ未然に防ぐために元米軍捜査官が特殊秘密部隊(特別捜査官)が動きだすが3人が次々に殺され捜査の妨害と進行を早める事になった。


暴力には暴力とはこのことか『イコライザーTHE FINAL』⭐️3.9

2024-02-10 07:45:52 | 映画から見える世の中の動き
映像で観るマフィアの狂暴さと惨さは想像以上に強力で大きく、恐ろしい。暴力には暴力で対抗と言うのはまさにこの映画のようなものなのだろう。だが、マフィアのボスでも一人になると小心者になり威張っていた姿はすっかり変わって見える。誰もが平和を望み、決して一般人からの搾取、闇での一人勝ちな世界は望んでいないのだ。
「イコライザーTHE FINAL』 英語タイトル「The Equalizer 3」2023年作
最後の指令を終えたCIAの工作員、ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、南イタリアでの友達(警官)が地元マフィアの犯罪組織から致命的な被害を受けた。マッコールの良心が燃え上がり自分がマフィアと対決して友人の保護者になることを誓う。


諦めない、諦めきれない事情『12th Fail』⭐️4.0

2024-02-02 07:35:20 | 映画から見える世の中の動き
@12回も国家試験に落ちた小さな村の青年が精魂努力し合格するまでのドキュメンタリー映画。一文無しで様々なバイトをしながら極めて難関の国家試験の合格を目指す感動的な映画だ。映像にある貧相な生活を余儀されたマノージは睡眠を惜しみながらバイトと勉学に必死の姿は心が傷む、だが不正が蔓延る未成熟の世は金に権力、更に育ちの格差が出世の邪魔をする。
『12th Fail』2023年作
インド、何百万人もの学生と彼らの決して諦めない不屈の精神を称えるこの映画は、シャンバルの小さく貧相な町出身の IPS 役員マノージ・クマール・シャルマの実話映画だ。彼は、何百万もの学生が世界で最も厳しい競争試験に挑戦する。盗難で一文無しから始まる。生活費はトイレ掃除のバイトから始め苦学を強いられる。ある試験の問題を間違え不合格となり、一旦デリを離れ故郷に帰ると資金を出してくれた叔母がすでに亡くなっており、「マノージが帰るのは警官の姿だ」と気長に待っていたという。