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顧客への細かな配慮『おもてなし経営』

2024-04-04 07:45:17 | 経営・リーダーシップに必要な事
コーチングビジネスによる「おもてなし経営」とは    
人生には様々な出会いから得られる経験が重要です。時代の変化に合わせて、自身の成長と能力を発揮することが大切です。ビジネスを起業、継続、発展させるには、「おもてなし経営」の理念が重要で、ここにあるコンシェルジュサービスを根本とした、顧客への細やかな配慮が必要不可欠可欠となる。具体的なステップとして:
  1. 課題の把握と整理: 顧客の抱える問題点を正確に理解し、整理する。
  2. 適切な対処方法の検討: 把握した問題に対して、最適な解決策を見出す。
  3. 「Tell me your story」(目標・目的)から「まず行動してみる」への導き: 顧客の要望を丁寧に聞き取り、迅速な行動につなげる。
  4. 「おもてなし経営」の実践: 顧客の満足度を最大化する、きめ細やかなサービスを提供する。
このようなプロセスを通じて、ビジネスの継続的な発展を実現することが可能だ、と言う事。
人生には様々な出会いから得られる尊い経験が重要であり、 ビジネスの成功には「おもてなし経営」の理念が不可欠だと、言う事だ。
『おもてなしの経営』新堀進
ー第一部は仕事とその経歴
    大学での勉強が生かされるべく選択したソニー。製造部門での苦労した結果、時流に乗ったと見られたパソコン事業、米国派遣と果たしたが事業解散。コンピュータ部門での経験は米国ソフト、ハード関係企業で再開できたがこれまた解雇され、遂に出会うことになる「コンシュルジュ」コーチングサービスへと舵を切る
ー第二部は第二の人生としての仕事と人脈・知恵
    コーチングビジネスの事例紹介など問題・課題の整理・把握から対処方法を導いていく
    「笑声」で安心と信頼を得る
    ①タイムマネージメント(効率性と生産性を考える)
    ②役割とタスクを守るマネージメント(適材適所・役割分担で効率を高める)
    ③戦略的な活動に集中する(
スタンフォード大学ジョン・クランボルツ教授
 5つの計画的偶発生理論:brand happen stance
    ①好奇心:常に新しい事に興味を持ち、知識や経験を得るために、積極的に学び続ける
    ②持続性:目標を設定し、諦めずに努力し続ける
    ③楽観性:前向きな姿勢で可能性を追求し、困難や失敗にも前向きに対処する
    ④柔軟性:こだわりを捨て、新たな挑戦に果敢に取り組み、柔軟な姿勢を持つ
    ⑤冒険心:結果が不確実でもリスクをとり、挑戦する


「金銭感覚・価値」を小学生から学ぶこと『GAFA時代の人生戦略』

2023-12-25 07:42:49 | 経営・リーダーシップに必要な事
@人生訓、誰でも何らかの経験で身を持って感じている事がある。ここにもその多くが「幸福」「成功」「愛」「健康」別に列記している。特に気になったのが若いうちから金銭(投資)の価値観を見出すことだ。義務教育では往々にして「お金」に対する意識が薄く大人になって初めて「投資・資産・税金」などを勉強する羽目になる。子供達に対して「子供貯金」などから身近な実体験させることは将来の「人生設計」で重要だと感じた
『GAFA時代の人生戦略』スコット・ギャロウエイ
「概要」5000人が受講、100万人が視聴した「伝説の授業」、ついに書籍化!激変する世界、ますます無慈悲になる現実――。「GAFAが創り変えた世界」を、私たちはどう生きるか。
ありふれた成功法則に惑わされることなく、「迷い」も「恐れ」も振り切る「不変の原則」とは。
ー幸福の講義――激変する世界で幸せになる
成功したいなら若いうちからとにかく一生懸命働く(汗をかき、体を鍛える)
・良きパートナーを見つける(肉体的・価値観・金銭についての価値観)
学歴+大都市=お金(情熱+価値観+金ー人間関係への投資・モノより経験に投資)
・裕福:幸福 (支出よりも多い受動的所得があること)
ー成功の講義――格差が広がる世界で金を手にする
常にハングリーであれ(才能だけでは絶対に成功しない:自分の得意なことを見つける)
・簡単なことをきちんとこなす
・金融危機は5年から7年周期(景気は思った以上に早く変わる
・企業等が高いビルを建てる時期・CEOのエゴがで始める時期は要注意
・資産を分散させる(タイミングを知る・現金を確保しておく)
重要なことは数字で測れ(資産・市場)
・拒絶される経験を積め(正しいことと有能なこととは違う)
ー愛の講義――残酷な世界を生き抜く
人間関係を最重要視せよ(事業パートナ・自分を好きな人を選ぶ)
・自己中心主義を脱する(失敗しても互いを認め合う)
・自分がどれほど幸運かを自覚せよ(災害、病気で苦しんでいる人々が世間には多い)
・スロー思考を身につけよ(素早い思考は効率的、だが、微妙なニュアンスを失う)
ー健康の講義――無慈悲な世界で活力を保つ
・身長と体重を管理せよ(定期的な運動を心がけ数値を管理)
・泣きたい時には泣く(ストレスを軽減する効果)
親密さよりも調和を重視(人間関係はいい距離を保つこと)
・感謝と賞賛をきちんと口に出して言うこと


今年の漢字『税』は納得 無駄使いを止めたい

2023-12-14 12:55:12 | 経営・リーダーシップに必要な事
@今年の漢字『税』 これほど税金が無駄に使われ、増税になった年は過去あっただろうか。給付金・支援金のばら撒きからインボイス制度導入など日本はもう大国ではないのに増税大国にしようとしている今の内閣官僚体制。国民の血税を無視している政治家にメス、「裏金」で政治家を徹底追求し、疑惑には「罪」を科して欲しいところだ。



日本のデジタル化(DX化)へのポイントとは

2023-12-11 12:29:04 | 経営・リーダーシップに必要な事
@日本のデジタルスキルは20年前から低迷、デジタル競争力ランキングでは世界64カ国中35位(2023年)と過去最低順位に凋落。人材のデジタルスキルやデータ活用においては、ほぼ世界最下位レベル。日米のIT投資額の比較でも大きな差が開いており、1994年には1.4倍の差が、2016年にはその差が4倍に拡大。その要因は、IT導入における日本経営のリーダーシップ不足、およびコスト削減や効率化を優先したIT活用のみ。その対応には5項目が必須となる。
1、情報を盲目的に受け入れず、論理的に分析する「批判的思考」
2、具体的な状況から一般的な原則や概念を抽出する「抽象的思考」
3、情報を系統的に整理し一貫性のある結論を導き出す「論理的思考」
4、事象の背後にある本質を探る「深い洞察」
5、事象を異なる視点から考察する「多面的な視点」
日本は「レガシーシステム」での長短(良いものは壊れにくい、最新化への時間が掛かる)が現れた状態だが、スキルの遅れは世代を超えて急速に改革が必要だ。


後悔しないために行動、挑戦すること『逆さ張り思考』

2023-11-27 07:41:36 | 経営・リーダーシップに必要な事
「幸運」「成功」など人生を満足する結果にするにはやはり「物事をポジティブに考え、思い立ったら行動してみる事」になる。「挑戦」しないで結果はない。「後悔」は行動、経験出来なかったことへの回想だ。現代、特にネット社会は「待ち」(与えられることを待ち構える)が多く、一時期の幸運は決して続かない、新たな「行動・挑戦」をしてみることが現代ではないだろうか。
『逆さ張り思考』成田修造
「概要」壮絶な家庭から起業家へ。波乱の人生で得た全てがチャンスに変わる思考法!大学生ながらスタートアップに役員として参加すると、わずか3年で上場を果たし、多額の資金調達にも成功。ところが、その直後から幾多の困難に見舞われていく。波乱万丈の人生のなかで得たもの、それはどんなときにも打開策をもたらし、望む結果へと近づいていく思考法「逆張り思考」だという。困難さえもおもしろがり、しなやかに生き抜いて人生を好転させるコツ、成功を招く思考・行動、夢がかなう目標設定のコツなど、注目の起業家が初めて明かす「シン・成功法則」!
ー「不幸を楽しむ勇気」
    「自分の人生は、自分の手で紡いでいかなければいけない」
    「自分の人生を、他人に委ねすぎてはいけない」
    「人生は目標がるからこそ輝きだす」
    「どんなことでも、解釈次第でプラスに変わる」
ー「安定を捨て、先の見えない暗闇に進む発想:逆張り思考」
    状況を好転させ、想像以上の充実野果実を手にすること
ー5つの上昇気流の考え方
1、人生をポジティブに捉え、不幸も「明るい未来」への布石と考える
    捨てる、逃げる、諦めるは解決策にならない
    自分からアクションをする
    事実は変えられなくとも解釈は変えられる
2、個性をよく理解し、信じ、育てる
    やりたいことをすぐにやってみる
    嫉妬心やコンプレックスも強みにする
3、具体的な目標をたて、目的意識を持つ
    「量」か「質」よりも「結果」にこだわる
    「胆力」が不可欠
    落ち込むのは時間の無駄
4、疑問を持ち、試行錯誤を徹底的に繰り返す
    行ってみて、会ってみて、心が動く場所を探す
    自分の軸を見分ける・自分らしさを見つける
5、目の前に来た幸運を掴み取る
    才能より「運」に恵まれること
    「運」は「自分の強みを知り」「目標」を意識し、それに対する「試行錯誤」を繰り返す
    他人を生かすための行動(与えること)
    リスクを取って挑戦する事、フットワークを軽くする事、失敗から学ぶ姿勢を持つ 挑戦することへの行動


「考えること」をしなくなった現代人『やらかした時にどうするか』

2023-11-11 07:36:45 | 経営・リーダーシップに必要な事
@「考える」ことを忘れた現代人
失敗は誰にでもいつでも起こり得る、だが、肝心な事は失敗した時になぜ失敗したのかの原因を見極め、新たな方向性を立て、具体的に行動に移す事が創造性豊かな人間(起業家)になる。特に近年「自分で考えること」が重要であり必要なのである。世はあまりにも便利になり、考えなくとも生成AI等が適切な指示指導するようになれば尚更。「自分で試行錯誤したい」と言う必然性が生まれて欲しいところだ。
『やらかした時にどうするか』畑村洋太郎
「概要」ピンチはチャンス!どんなに注意しても、どれほどたくさん知識を備えても、失敗を完全に防ぐことはできません。なぜ失敗したのか、その分析や糧にする方法を身につけ、失敗を怖れることなく果敢にチャレンジできるようになろう! 。失敗学は「創造的(クリエイティブ)に生きるための哲学」です。
ー失敗とは
    目標を喪失した時・超えられない高い壁に突き当たった時・先が見えない時の状態
    有効な方法とは「他人のせいにする」「愚痴を言う」「気晴らしをする」
    「自分で考えることをやめてしまう事」が失敗すると言うこと
失敗学から創造学へ
    分析・整理・糧にする・アイデアを実現する(創造学へ繋げる)
    創造的思考(失敗が創造の種を生む)になること
優等生とは
    言われた通りの勉強お方法で正解を暗記できた記憶力の良い生徒
    優等生は自分の頭で考えることをあまりなく、記憶として知識が詰め込まれる
    「表面的知識」vs「体験的知識」(正解がある世界とそうでない世界)
ー失敗の原因
    「未知」誰も知らない世界に入った時
    「無知」勉強にない世界に入った時
    「不注意」注意していれば起こらない失敗
    「手順の不尊守」約束事を守らなかったことで起きること
    「誤判断」間違えた判断をするとき
創造的思考で新たな価値を生み出す
    アイデアの種を平面に落とす「孤立分散仮説の生成」(アイデアを書く)
    アイデアの種に脈絡をつける「仮説立証」
    アイデアを具体的に詰めていく「具体化」
    アイデアを洗練・発展させる「仮想演習」
ークリエイティブな生き方に挑む
    「面白そう」「楽しそう」が創造を産む


人の生き様を考えさせられる人生

2023-10-17 12:27:36 | 経営・リーダーシップに必要な事
『全財産80億ドルを社会に還元…米大富豪が最後まで持っていたのは「15ドルの腕時計」』と言う記事。人間は必ずいつか死を迎える、その時その人の人柄が見えるというが、当に「15ドルの腕時計」は生活苦の時(それをやっとで手に入れた)が最高の喜び・快感であったに違いないと、そう思った。人それぞれの生き様人生を考えさせられる記事だ。(このブログ内に昨年6月その本人についての投稿:書籍『無一文の億万長者』コナー・オクレリーを参照


「質問力」は人間関係も良くなる『「いい質問」が人を動かす』

2023-10-10 07:39:38 | 経営・リーダーシップに必要な事
「質問力」は口語のテクニックであり、ここにある質問する側に、人間関係に有利に働く。その結果、人を動かし、尊敬される上司になれる。意見に対して肯定し、一緒に考える質問に変え、導いてあげる、ことだ。ここにある「ものを与えず、ものを自分で得る方法を与える」相手がポジティブに思考し、行動できるように道筋を与える(質問)がいい部下の育て方となる。   
命令ではなく「なぜ」、「仮説」を立てて考える、「選択肢」で行動に移させるの質問に変える会話
『「いい質問」が人を動かす』谷原誠
「概要」質問」には人を動かす「力」がある!
「大切なことは質問をやめない事」アイシュタインの言葉
    質問し、その答えを求めることで文明を発展させ快適な生活を実現化させた
人を動かすには、命令してはいけません。質問することで、人をその気にさせる事で成長する
ー質問とは5W1Hであり、常に「なぜ」が来る
    質問は簡単に答えられるものから入り、ニーズを引き出して行く
    得られる情報から「仮説」をたて更に質問する
    「選択肢」を与えた質問にする
    「希少価値」時間、数など決断に後悔させない、先延ばしさせない質問にする
    同調作用(みんなやっている)を探る質問にする
ーダメな質問のパターン
    否定的な質問は相手に否定的な考えを引き出すことになる(ポジティブな質問に変える)
    答えを求めない質問は返事がない(注意するような質問は返事ができない)
    即座に答えを否定しない、相手の答えを遮らない(相手の答えを聞く)
ー好かれるための質問の法則
    相手の答えに賛同(類似性)を持たせ、褒める
    相手がポジティブになれるような状態を保つ(盛り上がりの話題、ポイント見つける)
    相槌・うなづき、相手の言ったことを繰り返し確認する
    相手の理性と感情を理解する(質問のシナリオ作り導く)
    命令から同調・賛同口調で互いに向き合う(押し付け図、動きたくなる質問にする)
ー人を育てる質問
    「食べ物を与えず、食べ物を得る方法を与える」思考的質問に変える
    子育て:意見を肯定し、どうしたらいい結果が出るか考える。相手に答えを導かせる
    社員:社員の行動を正当化し、他の行動を提案する質問に、行動変化が起きた後賞賛する
    「できる」ポジティブな質問にする
ー議論を制する質問
    相手の価値観を変える(揺さぶる)反論せず価値観の一部でも覆す
    「そもそも」「ところで」「だとするならば」流儀論術 大前提となる価値観を見る
   

日本の弱点・欠点『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』

2023-10-05 07:37:53 | 経営・リーダーシップに必要な事
日本に欠ける「弱点」は「数値の理解不足、議論を端的に短時間に出来ず、結論を先延ばしする」、よって世界でも異様に映る「生産性効率の悪い国」となっている事に納得する。それは企業のみならず政治の世界でも同じで「メスを入れなければならない(自分達が不利になる事)事項に対し結論、対策に対する「先延ばし」が延々と続いているのも納得いかない。ここにある「過去の長い高度高成長」が由来する主な原因であれば、そろそろ世代交代・次世代が発揮しなければならない世界となっていも良い頃合いだ。
『イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」』デービッド・アトキンソン
「概要」本文化を愛し、日本社会と日本経済の歪を鋭く、イギリス人らしくシニカルに撃つ著者の、ベストセラー『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』に続く第二弾!
ゴールドマンサックスのカリスマアナリストとして、バブル崩壊時、日本の金融機関の不良債権の本当の額をだれよりも早く指摘した著者が四半世紀見続けた日本社会の「強み」と「弱み」を指摘する。また、前著で説かれた日本論や観光立国による成長戦略に寄せられた批判にも応える。
ー「日本は良いところがあるのに生かしきれていない」それが弱みでもある
    経済力があり、住みやすい国・・・・人口減は一人当たりの所得比で急落
    技術力と勤勉さ・・・・・IT技術国、生産性・効率は最低レベルへと急落
    無駄な仕事も真面目・・・柔軟性に欠け、仕事の効率が悪い
 経営者の管理能力・・・・経営データ・数値を無視した経営(数値に疎い)
    完璧な仕事・綿密・・残業が増え収支勘定が疎い(利益追求・合理化に疎い)
ー「弱い」問題解決できない理由
    社会的構造から長い右肩上がりの経済成長が重荷「後遺症」
    何か問題が起きても放置しておくことで改善、解決されるという思い違いが継続
    「めんどくさい」文化が弱体化させている(解決への議論がされないまま放置)
    「横並び意識」の社会構造(同じことをするだけで良い)
    男性社会と古いしきたり・規則を継続したがる社風
ーインテレ層の知的レベル><散漫な思考社会
    外国人vs日本人との文化習慣比較サービス(日本のサービスが良いと勘違い)
    海外は議論よりロジックを優先(データ等を理解思考する能力)
    日本は「足し算」(新しいものを取り入れながら古いものを残す文化)
    観光立国としての繁栄を期待(文化体験・文化財保護など)


「社会起業家」を応援、人が世界を変える

2023-10-04 07:41:38 | 経営・リーダーシップに必要な事
@社会が抱える様々な問題、課題に真正面から取り組みその成功事例がまとめられている。「子供を守る24時間電話」「知的・身体障害者用の施設」「貧しい村への環境整備(病院・インフラ整備)」「低所得者への大学支援」などなど起業家の地道な努力によって寄付、支援、保護などを受けている。日本にも多くの社会起業家が増えているがイマイチ政府始め大手企業・団体からの寄付・支援が残念ながら少ない。それは「物事を変えるのは必ずしも歓迎されない。一部の人々を脅かすことになるからだ」と言っているが正に日本の社会システムはリスクを恐れて何も前に進み出す社会構造になっていないのは残念だ。
『世界を変える人たち』デービット・ボーンスティン
「概要」この本に登場するのは、貧しい人に自分の財産を寄付した慈善家ではない。「困っている人を生み出している世の中」を変えてやろうと挑み、成功した人たちである。小さな波から大きなうねりを巻き起こす社会起業家の、「世界の作り変え方」がここに。
「社会起業家」とは社会的な課題に、事業として取り組む
    ソーシアル(社会)+アントレプレナー(起業家)    
ー「アイデアではなく人が世界を変える」ビジョン、誠実さ、周りを説得する力、目を見張るほどの体力などを備えて人物(情熱、決断力、倫理観) 6つの資質    
    間違っていると思ったらすぐに軌道を修正する
    仲間と手柄を分かち合う
    枠から飛び出すことを厭わない
    分野の壁を越える
    地味な努力を続ける
    強い倫理観に支えられている
ー「世界を変える4つの特徴」
    苦境にある人々の声に耳を傾ける
    予想外の出来事からひらめきを得る
    現実的な解決策を考える
    適材を見つけ出して大切にする


発想の転換とは『『抜く技術』

2023-10-01 07:40:59 | 経営・リーダーシップに必要な事
先見の明がある人は、考え方も、行動も一味違う。工学博士でありながらビジネスの資金集めなどビジネス交渉術、開発の考え方、物事の捉え方・見方、人間関係の付き合い方など様々な方面での多彩な才能を持っていることに驚愕する。中でも「抜く・引く・省く」技術の応用・発想で「押せば引く」「捨てる側の発想」道理、交渉事は一歩下がった相手の立て方など参考になる内容が豊富だ。特に「人を説得する術」(こうして欲しい、ではなく・なぜ、そうしないといけないのか)から「会話には間」を置き、固定概念に縛られず、常識や前例に囚われない非線型思考(流動的)・発想の転換すること、とある。
「足るを知って欲張らず、自足こそ富と心得て、所有するのではなく与えることに喜びを感じ、身の丈に合った暮らしの中に本当の幸福を見出す」
『抜く技術』上原春男
「概要」注目の次世代エネルギー「海洋温度差発電」の世界的権威が成果を最大限に高めるための方法を伝授します。仕事でも、武道でも、芸術でも、そして人生でも、がむしゃらに「押す」だけでは成果ははかばかしくありません。成長する人や企業は絶妙な「押し」と「抜き」のバランスを心得、自らの柱の一つとしているのです。そんな「抜き」の技術がここにあります!
「抜く技術」とは「抜く・引く・省く」の応用・発想の転換
    交渉ごと:「自ら一歩引いて相手を立てる」(私を抜く)対人関係を丸く柔らかくする
    電子技術:微細技術「空間を抜く」
    発電技術:「上手な捨て方」エネルギーの環境型開発・リサイクル・リユース
ー力を抜く仕組みがないものは脆い・弱い
    「あそび」車のハンドル 安全や強度は「アローアンスが保証となる」
    「売上とは(必要なお金を使って)買うものだ」経営コンサルティング(利益と経費)
    絵画の「余白の美」「一色加えない」が最高の美をもたらす
    鳥の記憶習性は巣を変えると立ち所に来なくなる(学習機能がない正確な記憶しかない)
ビジネス・仕事における「抜く技術」=汎用性と集中力
    人間社会は「推す力」で買う側、使う側の身になっていない(押せば引く構造が大切)
    訓練・練習・勉強などは「緊張と緩和」(メリハリ)が必要「抜く技術」
    忙しいと称する人の大半は時間の使い方が下手で無駄が多い(集中力の抜き方が下手)
    仕事の任せ上手は育て上手になる(我を抜き、力みを抜く、リラックスする)
    文章の簡素化ができないのは形容詞、修飾語が多いことに意味が通じなくなる(省く)
    話したいことは短く3つに凝縮
    商品陳列は「何を並べないか」を考える(余計なもの売れないものは陳列しない)
    無駄を省く努力(長時間の会議・頻繁な会議)
    良いアイデアほど会議で潰される(丸く無難に納めてしまう)
    「捨てる側からの発想」を重視することで発想の転換となる
原子力発電は使用済みの燃料の捨て場に困り60%くらいは海に捨てている
    原子力は無駄が多く、電力発生後のことを考えたエネルギーではない
    開発中のものは「自身の揺れで電気を起こす」
ー「無駄を抜いた」海洋温度差発電
    温海水を利用して、水蒸気を発生させ発電、さらに発電から生じるアンモニアを凝縮させつめいた海水で冷やすと「水」ができる
人を説得するコツ
    遠回りして共感を得る方法として「こうして欲しい」を直接述べず    
    「なぜ、そうしないといけないのか」を真正面から説くこと
    説得する中で会話の「間」をおくことも重要
    固定概念に縛られず、常識や前例に囚われない非線型思考(流動的)すること
ー人間関係で行う適度な「抜き」
    創造力と忍耐力の積が成長の最大の動力となる(発想転換と継続能力)
    仕事は同時並行して行うことが人をより成長させる(同時進行処理能力)
    条件を絶えず変え見直し、再構築していく能力(条件の変化に適応する能力)
    多くの失敗から学ぶ力・失敗したデータほど価値がある(再考・思考能力)
    身を引く時には礼を尽くしながら、潔く身を引く
    「NO」「YES」に導くには粘り強く執念で、誠意や熱心さを認めてくれるまで
    平凡の積み重ねが非凡を生む(毎日地道な作業を繰り返すことで画期的な案が浮かぶ)
    経験は人の成長にとってどれほど有効なことかその為の必要経費を惜しむべきではない    
三角関係
    政治家はお金を持っている財界人に弱く、財界人は許可認可権限を持っている官僚に弱い、官僚は国民を代表する政治家に弱い
ー文化の違い「ナイフとフォーク」vs「箸」
    切って刺し力任せの文化とほぐしてつまむ柔らかい精神、引く文化
ー水素の時代
    海水から水素を取り出しエネルギーに変える発電事業は未来の救世主となる

    

インプット&アウトプットの重要性『キャリアを作る独学力』

2023-09-29 07:51:11 | 経営・リーダーシップに必要な事
「独学力」とは我流の独学ではなく、この場合「学びの主体性」 で、学びの3つの基本「Why「What」「How」を指す。具体的には縦から横社会(タテ型トップダウンからヨコ型横並びで創発的意見交換する学びの場)だと言う。最近は「リスキリング」など改めて学び直すなどの風潮もあるが、傾向は言葉が英語読みになっただけで昔と変わらない。成功へのヒントなどにある「好奇心・洞察・挑戦・反省・意見交換」のような流れを主体的に動くと言うことが今後大切だ。
『キャリアを作る独学力』高梨俊介
「概要」日本の「タテ社会」から欧米各国の「ヨコ社会」への転換
お金や社会的地位の「外的仕事満足」から、やりがいや自己成長などの「内的仕事満足」の時代
年功序列、権威勾配がもたらす弊害、大切なのは「応用力」につながる普遍性の高い学び
「ピアレビュー(同僚評価)」を重視する、「ヨコ型のコミュニティ」で専門性を磨く
学んできたことを「捨てる勇気」も、時には必要、「ネットワーキング行動」で、チャンスにつながる布石を打つ
学びの主体性(3つの基本)
    Why/What/How
    タテからヨコ(トップダウンから横並びの創発型・発想の転換)
ーVUCAA社会
    変動性(Volatility)
    不確実性(Uncertainty)
    複雑性(Complexity)
    曖昧性(Ambiguity)
ー「独学力」の高い人
    内向きのタテから外向きのヨコへ(ひらめき・応用力)
    近視眼的功利性の詰め込みから楽しさと意味を感じる学びへ
    正解のない課題に対する「自論」の力を重視する学びへ(vs正解主義)
ー認識・学力の強い人のケース
    新しいことを経験・挑戦・他の分野から学ぶ・人と違う事をやる
    時流を観察・知的好奇心を持つ・ヨコの学びを実践する・洞察力を広げる
    熱意を持つ・チャンスを見極める・分からない事を聞く・専門性への意欲
    プロフェッショナルの意識(専門性コンピタンシー・ヨコ関係の同僚評価)
ー学び方の6つのポイント
    問題意識を持ってインプット
    ファクトに対して謙虚である
    「自論」(アウトプット)を形成する
    「自論」をヨコで議論し気づきを得る
    異なった意見を前向きに議論する
    異質の分野での関係性に気づき、ファクトを意味としてつなげる    


市長の英断は素晴らしい 次世代を見据えた英断だ

2023-09-28 17:21:02 | 経営・リーダーシップに必要な事
『対馬市受け入れず、長崎県対馬市が27日に高レベル放射性廃棄物の最終処分場の文献調査を受け入れないと表明した』という記事。日本は目先の利益(原子力で安い電力を得る、しかし放射性廃棄物処理まで全く考えていなかった)だけで政治家に大きな過失があると、思う。その後の処理にどれだけの税金が投下されたのか知る余地がないが今回の文献・地質調査等含めて数百億円(飴・添付写真)が用意されているというが、現実原子力発電所全体での収支はどうなのか全く表面に出せない政府は疑惑だらけだ。




図解の魅力と9つのFT技法

2023-08-21 07:51:56 | 経営・リーダーシップに必要な事
図解は今後更に3D/空間などにも広がることは間違いなく、人々への直感的な理解を求める世界は無限となるだろう。特にイラストとの連携することでイメージをそのまま直感的に理解できることは一瞬でも記憶にも残る。その図案が添付の棒グラフの違い(単純な棒線とイラストの高さ)など一つの作品でもこの差は大きいと思う。正に言葉よりグラフは説得力がダントツであり、9つの技法を参考に見やすさ、理解力向上には最高の参考資料である。
『図解の技術』アラン・スミス
「概要」データが氾濫するこの現代、文字だけでは伝わらない複雑な背景知識をどう伝えればいいか? 世界最高峰の経済紙『ファイナンシャル・タイムズ』で開発された図解のノウハウをあますところなく紹介。70を超える見本に当てはめるだけで、誰もが簡単に誤解なく伝わる図表を作成できる。ポスト真実時代の新しい図解の教科書。
「正しいグラフは1000の言葉より価値がある」フローレス・ナイチンゲール
    ナイチンゲールが女王に対して公衆衛生の改善を求める報告書で使われた言葉
    「図解が載っているから彼女は見るでしょうね」
     ・人々の行動を変容させるには、統計学的な説得力が必要
    ・一枚の図解で理解を求める(理解できる工夫)
    ・円グラフを用いた説明
ーデータ・ビジュアライゼーション戦略とは
    図解の読み方を学ぶことの大切さ(読み解く時間の節約と正確な理解)
    図解は「関係性」を見せる目的に利用する(9つの技法)
    量・時系列変化・相関関係・分布・流れ・ランキング・隔たり・割合構成・地理空間
   (ダウンロード可能:ft.com/vocabulary)
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ガソリン価格はどこまで行くか

2023-08-19 11:08:29 | 経営・リーダーシップに必要な事
@https://www.gogo.gs/というサイトで価格を比較すると下記の図になる
3年前のレギュラー価格vs現在の価格(¥125vs¥178)
一時補助金を業者に支払っているが9月で終了というが、政府・日銀の動きはない。その理由はこの円安で税収が大幅増になっていることを忘れてはならない。「円安」(無策)で損をしているのは国民・中小企業だけ。賢く安いガソリンを得るには:マップサイトから自分の地域の価格を調べることも可能!