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ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

日銀の無策はいつまで「先送り」する? 物価高・円安・株安 

2022-06-11 09:02:48 | 世界の動きから見えるもの
世界の金利(図表)から見ても日本が異常なほどの低金利(マイナス)、物価上昇、円安などなど日銀の10年近くの無策が日本を孤立化させている。物価高、円安、株安、それで動かない日銀。日銀総裁を承認する岸田内閣等も全く無策なのが恥ずかしい。(2016年から今まで金利はマイナスのまま)



鼻表情で感情を読み取る技『裏切り者は顔に出る』

2022-06-04 07:44:44 | 世界の動きから見えるもの
人間の顔「微表情」で感情を読み取る技(0.5秒の動き)は簡単ではない。だが、特に芸能人の「作り笑顔」「作り美味しさ」などTVでも観察訓練すれば見抜けるかもしれない。 やはり人の顔にはそれなりの感情変化があり「顔に出る」ということだ。特に「口、眉、瞼」の動きで察しできるという。概ね表情はその人の性格を表していると思う。子供・動物が感じる人間の表情は合わせて参考になる。
『裏切り者は顔に出る』清水建二
「概要」0.5秒だけ表れる無意識の「微表情」から、相手のホンネを見抜く。犯罪捜査にも協力してきた著者が、ウソを見抜く技術を披露する!
ー表情に出る    
    感情=表情となる:声・ボディーランゲージ
7つの万国共通の表情:幸福・軽蔑・嫌悪・怒り・話み・驚き・恐怖
    幸福:笑顔=頬が引き上げ、口角も引き上がる
    軽蔑:片方の口角が引き上がる
    嫌悪:鼻の周りに皺が寄り、上唇が引き上がる
    怒り:眉が中央に寄りながら引き上がり、上瞼が引き上がる 下瞼に力が込められ唇に力が入る
    悲しみ:眉の内側が引き上がり、口角が引き下がり、下唇が引き上がる
    驚き:眉が引き上がり、上瞼が引き上がり、口が開く
    恐怖:眉が引き上がり、眉が中央により引き下がる 上瞼が引き上がり、下瞼に力が入る、唇が水平になる
造られた笑顔を見抜き方
    笑顔のとっぴな消失(本心からの笑顔の場合、消失まで時間がかかる)
ー軽蔑した動き
    口角が引き上がる
ー目の動きや顔を触る動き
    嘘をついている行為とは言えない
ーボディーランゲージ
    ポスチャー:姿勢(クローズドポスチャートはネガティブな感情にいる状態)
    マニピュレーター:体の一部を触れる行為(不安定な感情の状態)
    イラストレーター:(思考が手振り・身振りに変わる行為)
    エンブレム:(ジェスチャーの仕草:首を振る・手を広げるなど)
いつも誤解される動きで気をつけなければない事
    瞬きが増える
    視線を逸らす
    顔や鼻を触る仕草が増える
    身振り・手振りが減る
ー言葉にならない 癖
    「え~」「う~ん」「その~」という言葉を専門語で「パラ言語」という
信頼できる発言・発表とは
    発言内容に整合性がある(論理的に一貫していおり矛盾しない)
    空間情報がある(人や物の位置関係、距離、大きさ、形情報)
    時間情報がある(時系列での順番で説明)
    人に関する情報がある(人物像の心の状態など含めた情報)
    五感情報がある
    詳細情報が豊富である
ー本音を引き出す質問
    オープン質問(yes/noでは答えられない質問)
    フォローアップ質問(不明瞭な点を深掘りする質問)
    クローズド質問(yes/noで答えられる質問・確認・締め)
ーシャーフ・テクニック(スパイに口を割らせるテクニック)
    友好に接する
    情報提供を迫らない
    情報を既に知っているかの印象を醸し出す
    意見を述べ肯定・否定を促す


海外から日本の「旅行と観光」に期待 ランキング#1

2022-05-28 11:58:45 | 世界の動きから見えるもの
日本が海外から期待される「旅行と観光」でランキング1位になる(WEF出典)
旅行・観光競争力指数の直接的な進化、新しい旅行・観光開発指数のベンチマークと測定「旅行と観光(T&T)セクターの持続可能で回復力のある開発を可能にする一連の要因と政策と国の発展期待度」
6月10日からの入国規制緩和で経済指標は良い方向に伸びるだろうか。今回の緩和で「チェック無し」で中国からもロシアからも入国許可はいかがなものか?
詳細サイト:


日本人に欠ける「自尊感情」とは差がつく行動『頭の良さは国語力で決まる』

2022-05-28 07:40:26 | 世界の動きから見えるもの
日本人に欠ける「自尊感情」(セルフエスティーム)には同感だ。諸外国と比べて日本人は自己主張、自分の意見、反対論を公では言わない。だが、陰での行動が活発になるのは社会環境の所為なのか、日本人固有なのか。最終的に気弱の人間は自己否定、自滅へと導いていくのが悲しい。 本文にある「ふんわりやんわり」環境をあたらめ忘れられた「腰と肚」教育が必須なのか
『頭の良さは国語力で決まる』齋藤孝
「本当の国語力」が身につく9つの習慣・国語力とは「他人と共感し合える知性」
ー読解力:要約力・伝達力・コミュニケーション力=共感力
    相手の感情を読み取る、その為に「名作」の読書(客観的な要約力)
    違った角度から理解・インプットした言葉を人にアウトプットする
ー文書力:(文脈力)使わない方がいい言葉「って言うか」「逆に言えば」「でも」
    柱を決める:キーコンセプトを3つ(骨組み・あらすじを表す言葉語彙)までおく
    頭の良さ:「論理的に」数値~%として表現(いつも・たいてい・ときどき・たまに)
    対比・因果関係・比喩を使って組み立てる・引用を利用    
ー表現力:使った方がいい言葉「つまり~と言うこと」「たとえば~と言うことですね」    
    最初に要点「3点あります」などを明確化する(整理能力:優先順位・文脈・構造化)
    メモに纏める(A4/課題・問題点・ポイント)
ー対面力:現代はむしろ無反応に厳しい時代(反応しずらい社会・冷たい人間)
    気持ちのいい関係性作り:目を見る・微笑む・相槌・臍を向ける(正面を向く)
    3秒で返事がない場合は次の人にパスする
    「比較」を使う、どこが違うのか、どこが優れているのか
    評価コメントには「~ながら」「確かにそうだ」を使う
ー対話力:「聞き手上手」
    話が気まずくなるのは質問力の欠如:具体的でかつ本質的な内容が必要
ー主張力:思考の持久力    
    課題を様々な方向からアプローチする(批判ばかりの理論武装はダメ)
自己肯定力:自尊感情が低い日本人
    自己評価が低く自己否定につながる(ふんわりやんわりと育った環境の所為)
    褒めることから始める(ポジティブな感想)
    「反省する」「謝る」ができない人材こそ責任回避をしたがる
    「今までの体験が持つ意味をしっかりと掴まえ次に生かすこと」
ー感情自制力:「学ぶ構え」
    学ぶほど「知的な我慢強さ」が身に付く(摩擦を力に変える)
身体感覚:「腰と肚」
    「練る・磨く・鍛錬・渾身・腹を据える・腑に落ちる・懐が深い・腰だめし・裃を脱ぐ
推薦本:夏目漱石「私の個人主義」、福澤諭吉「福翁自伝」、太宰治「駆け込み訴え」
会話力を磨きたければシェクスピアの「マクベス」


野菜・果物の栄養素が減=人の慢性疾患につながる

2022-05-22 08:07:57 | 世界の動きから見えるもの
野菜や果物の栄養素が減っている、それは人の健康体「体内で慢性的な疾患を防いでくれる成分も少なくなり、その原因は食物の栄養素が損なわれている」という発表記事がここにある。特に多くの野菜や果物、穀物において、タンパク質やカルシウム、リン、鉄、リボフラビン、ビタミンCなどが少なくなっている証拠が見つかっており、具体的には鉄分含有量が30〜50%低下(スイートコーン、赤ジャガイモ、カリフラワー、インゲンなど)している。小麦に含まれるタンパク質は1955年から2016年の間に23%少なくなっており、マンガン、鉄、亜鉛、マグネシウムも顕著に減少していた、と言う。原因は大量生産等で土壌の菌類の減少だという。 よって昨日の遺伝子組み換え食品が増えるのは目に見えているとなる。


「ネット・データによる錯覚」が生み出す新たな資本主義『資本主義と危機』

2022-05-21 07:40:50 | 世界の動きから見えるもの
学術的な思考による批判評価が多く、現実の経済へ向けたヒントになるものは数少ない。中でもガブリエルの「資本主義は欲望を生み出さなければならない」欲しいと思わせる数値を捻出して錯覚を生み出す社会になっているという。さらに今後はネット(サイバー独裁性)により民主主義を破壊する可能性が高いと言う。今後デジタル社会はどの方向に進むのか、物事を深く考えないネット(データ等)に頼る世界はまさに「錯覚社会」になっていくかも知れない
『資本主義と危機』マルクス・ガブリエル
「概要」なぜ資本主義は暴走するのか。マルクス・ガブリエル、ウォーラーステインら世界の知識人が、欲望、市場、ジェンダー、構造的危機、エコロジーなどの論点から危機の原因と克服の可能性を語る。『思想』で好評のインタビュー・シリーズに、ガブリエル、J.B.フォスター(2020年ドイッチャー記念賞受賞)を加え書籍化。聞き手=大河内泰樹、斎藤幸平、G.カーティ。
ー資本主義の本質としてのショー(錯覚)
貨幣/デジタル化/マルクス/ドナルド・トランプ/ポストモダン批判 「指示(Referenz)はなくならない」/デジタル化によるデモクラシーの危機/サイバー独裁制と抵抗の拠点/哲学者の役割/承認/難民問題、外国人差別/哲学の使命/ラディカル・デモクラシー/ラディカル・デモクラシーを求める理由
ー資本主義、批判、社会的自由
資本主義、市場、内在的批判/資本主義批判(規範性、診断、解決/否定的、反省的、社会的自由)
ー資本主義、危機、批判を再考する
資本主義概念の拡張のために/資本主義の規範性と境界闘争/資本主義の危機/幾重にも織りなされた資本主義批判
ー資本主義、構造的危機、現代社会運動
資本主義的世界経済「一九六八年の世界革命」と資本主義の構造的危機/現代社会運動
ー自然の回帰は何をもたらすか――コロナ禍から気候危機へ
物質代謝の亀裂/エコ社会主義とグローバルな危機「/廉価な自然」―(ムーア、ラトゥール、ジジェク/パンデミックから見えた危機の本質)


「UFO」の存在 現実味ある事実2004〜2021年で144件

2022-05-19 08:52:25 | 世界の動きから見えるもの
『UFO』未確認飛行物体が米国会議で信憑性を醸し出している。なぜ、今なのか? 何かその裏側の疑惑・疑念を知りたい。 記事によると2004年から2021年までに144件発見したと言う。詳細記事はこちら


世界の政府ランキング 日本は15位だが低迷下降気味

2022-05-06 09:04:18 | 世界の動きから見えるもの
@CGGI 2022は、50を超えるオープンデータソースに基づき、世界人口の9割弱を占める104か国・地域の政府のガバナンス効率性を評価。カバナンス効率性は、◇リーダーシップと先見性、◇法律と政策、◇強力な組織、◇財務管理、◇魅力的市場、◇世界的な影響力、◇人材開発への支援などの指標から評価している。 日本は総合的には15位だが財務管理力は最低、リーダーシップ、組織力も低迷する国だと言う評価である。未だ健全なのは「世界に与える評判」だろうが次第に降下気味だ。岸田首相の英国での演説で「Invent in Kishida」は日本人が知らない内容ばかりで本当にできるのか疑問だ。なぜ、所信表明で言えなかったのか? 安倍元首相もそうだったが海外で「良い顔」作りのパフォーマンスでしか見えない。
詳細サイトはこちら


タイタニックは事故を事前に避けれたという実証

2022-04-21 17:10:01 | 世界の動きから見えるもの
「タイタニック号沈没」1912年4月、氷山と衝突、1500人が犠牲となった。事故は「人災事故」であると実証された。それは船長等の「過信」とある。5回以上もの他の船からの警告を無視した結果だという事。何故「過信」したのか、それは最新式の豪華客船であり氷山くらい避けられると思ったという。人の「過信」ほど怖いものはない、ということだ。



日本も上陸するか「オンライン賭博」市場

2022-04-21 09:45:17 | 世界の動きから見えるもの
「スポーツ賭博含むオンライン賭博市場の拡大」2018年に米最高裁が解禁し、21年に5州で合法化、現在は約33州に上る(22年4月時点)「iGaming(アイゲーミング)」と総称されるオンラインギャンブルの売上高も急増しており、iGamingが許可されている6州の合計で、昨年の売上高は前年比139%増となる37億1000万ドル(約4260億円)となった。 現在、長崎と大阪がIR推進都市となっているが・・・
米国の賭博市場は2021年の530億ドル(約6兆800億円)に達した。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)前の2019年に記録していた数字を21%上回り、過去最高を更新した。
日本は既に電話等での賭博券購入があるが公式・公的にはまだない、としている。(パチンコの金品交換は公的には認めていないと言う事実と似る)


都市の変化「限界」が見えてきた『限界都市あなたのまちが蝕まれる』

2022-04-21 07:48:48 | 世界の動きから見えるもの
『限界都市』昔東京は「首都移転」構想などあったが、問題は「東京での中央集権国家体制」だと言う。やはり東京直下大地震等がない限り国政は動かない、やらない、やりたくない姿勢だ。政治家もそうだが日本は今「考えることもめんどくさい」国民となっていることに寂しさを感じる。だから経済も、新規技術力も急激な後進国になりつつある姿を認めたくない現象が起きているのだ。「車依存の脱却」は都市再開発で重要なポイントになるだろう。 それには自転車、キックボード、路面電車など大幅な道路規制緩和が必要だろう。
『限界都市あなたの街が蝕まれる』日本経済新聞
「概要」日本のこれから直面する課題「人口減、地方・郊外の高齢化が進むなか、都市を現状の規模」2020年に向けて首都圏で各所で進められる行き過ぎた再開発、間に合わないインフラ整備。その一方で高齢化が進み駅前商店街が歯抜け状態になる郊外、空き屋増加で見込みが立たなくなったマンション修繕など、人口減が進むなかで高度経済成長型の都市開発が続けられる歪みの実態を明らかにする。再開発案件やコンパクトシティ化事業にどれぐらいの補助金が入っているのかや、マンション修繕費用の状況などを明らかに。(2019年出版物)
ー2015年の人口1億2709万人が2065年には8808万人まで減少
    総世帯数5344万世帯が2013年に既に6063万戸で供給過剰状態
    住宅価格は堅調に伸びている現実、だが、過疎化で「限界都市」化になりつつある
ー市街地開発の発展した理由
    1969年の補助金制度(3分の2を国と自治体で補助)
    30年間で累計1兆3千億円の公費を投入
ー人口減少社会に向けて
    2000年代からの課題、過疎化による「空き家・空き地」でスポンジ現象
        東京の空き家約15万戸、高齢者住宅67万戸
        空き家予備軍は大都市圏でも2割を超す勢い
        2045年には7割の市町村でも2割以上の人口減
    マンショなどの大規模修繕の工事費負担(全国文献の4分の3に財源不安)
    老朽化したマンションの住人は老齢者=年金生活者は立て直す財源がない
    築40年以上(老朽化)の地区の地価下落と地区増
    築45年超の老朽化団地は20年で10倍以上に膨れ上がる
ーソリューション
    行政の建蔽率規制を制御する必要性(個人、企業の権利濫用を防ぐ)
    行政は住宅拡大ではなく「住みやすい環境」の総力を注ぐこと
    「壊す力」から「直す力」への建築規制の強化が必要
    若者が入居しやすい環境で地域人口を増やす工夫(私有財産への改革)
    市街化調整区域の規制緩和で街を集約(地域再生)
ー急成長している地域
    ユーカリが丘(千葉県佐倉市)人口1万8千人(目標3万)老齢者と若者の融合誘致
        世帯動向を把握、老人・若者の共生(一気に同世代を入居させない)
    「福祉のまちづくり」(病院・診療所・老人ホーム・障害者施設の整備)
    利用価値のない建物を撤去し空き家を「無料」で貸し出し有効活の場を提供
    諸外国ドイツライプッツ等キーワードは「車依存から脱却」社会の構築


食糧不足、食の高騰化がやってくる

2022-04-19 09:41:26 | 世界の動きから見えるもの
世界でも有数な穀倉国ウクライナとロシアが戦争で近隣諸国など穀物不足となる、と言う記事は、今後日本にも大きく影響する。
小麦の輸出大国であるウクライナとロシアは戦争の影響で食糧の輸出が落ち込んでおり、特に中東・北アフリカ諸国は食糧を大量に輸入しているため、食糧価格上昇の影響をとくに受けやすい。


日本のデジタル化教育が漸く動く 遅れたデジタル化

2022-04-18 11:05:08 | 世界の動きから見えるもの
日本のデジタル化・義務教育が漸く動き出した。アンケートでは「懸念ある」が多いが、何でも初めての施行には誰もが躊躇するものだが、生徒は思った以上そうでも無いと思う。スマホ、PCだって既に利用しているから先生より早いはず。だからデジタル教育が必要なのは先生の方先かもしれない。 読売新聞の記事こちら


一枚の写真『みんな何処かへ離れていく』

2022-04-10 17:27:10 | 世界の動きから見えるもの
「流れ流れ国を離れていく民族」
ロシアの侵略と戦闘は結局、周りの国々の人々の心を、身を、西側、EU側に向け委ねること(民族流失)になった。
今回プーチンのウクライナ侵略の決断は何が目的だったのだろうか。ウクライナの南部・港確保だったのだろうか。
確かなことはまたしても影で大儲けしているのは「世界の武器商人」だということだ。
(写真提供:Bbmail)


自分の言葉で発信することの意義『情報の選球眼』

2022-04-03 07:50:13 | 世界の動きから見えるもの
現代、あらゆる情報が氾濫し情報過多となり、中にはフェイク・誤報をそのまま転送し炎上することさえ発生している。いわゆる情報源の種々選択とコンテンツの発信責任はとても重要となっている。それはその発信したコンテンツが更なる発信者によって都合のいい体裁(加工)となるからだ。大手メディアでも出版社でもカット&ペイスト状態の情報の横行している状況では「本物の情報」を吟味できるのは至難の業となる。よって自分なりの判断と自分の言葉、自分の文章で責任発信することは今後はさらに重要だ。
『情報の選球眼』山本康正
「概要」手を出すべきではない無数の虚偽情報が世の中に存在する。経営や投資において、フェイクや誤報を元に判断を下せば損失は免れない。だが、一方でスイングをしなければ利益を摑めない。ビジネスでは正しい情報が10あっても、大成功に結び付くのはたった1つ。本書では投資家である著者が、自ら実践する情報の収集・活用法を指南。真実を見極める眼と、利益を最大化する思考力を養う一冊。
ーハーバード大学が求める人材、それはどのような志望動機を持って、どのような課題意識でこれまで過ごしてきたか、なぜ大学に入学したいと考えているのか、だ
ー「価値ある情報」
・あらゆる情報は加工されていることを認識すべき
情報には流れや鮮度が重要(真実は伝わりにくいが嘘・デマは噂のように速い)
・情報は自らが見つけにいくことが重要(発信元の価値は高い)
「ストラクチュアル・ホール」源泉情報が集まる中心・人材の存在を意識する
・展示会・コンベンションは絶好の情報源
・「英語」世界の情報約30%は英語(日本語:日本人人口比率1.6%)
・論文は最もバイアスがかかりにくいことの認識
「価値ある情報をどう見抜くか」
・業界地図(東洋経済:会社四季報)
・複数の情報源を確保・比較(WSJ/FT/Nikkei Asia) バイアスのある情報認識
・専門家・記者、さらにデータサイエンスで情報分析
        「交絡因子」因果関係の判断を迷わせる要因を見極める
ー「メディアの活用」
・世界の主要な媒体(WSJ/FT)ビジネス雑誌(傾向とトレンド)・書籍(目的に合う)
    ベンチャー投資:日経産業・TechCrunch/CB Insights
・ネットメディアは紙媒体等との情報の違いを確認する
・SNS/Twitter/YouTube/FaceBookはインフルエンサー的情報確認
「情報の活用」
・情報は発信することで相乗効果を得られる
・情報でつながり(ディスカッション)を重視、情報のブラッシュアップ
・メンターを6人程度作る(分野の専門家ネットワワーク構築)