毎日が時差ぼけ

大阪発、いろいろな交通機関の搭乗記録

ピーチで高雄行き-4

2014-02-21 20:03:00 | 旅行記
ピーチで高雄行き-4


飛行機の入り口で、若い男性の客室乗務員が出迎えていた。

中は狭かった。これがLCCの機内だ。シートもだいぶ使っているようで、色がくすんでいた。座席が今まで見たことがないほど詰まって並んでいた。

乗り込んでいる乗客が通路で立ち止まると、客室乗務員が座席の中に入って後ろの客を通すよう促していた。

やっと自分の席に来た。非常口席で広い。他の座席の狭さを見ると、少々お金を出しても広い非常口席にしておいて良かった。

通路側の席に座った。中央と窓側には誰もいなかったので、ベルトを締めずにいた。カバンから本とiPadを出して、カバンは座席の上の物入れに入れた。他の場所は物入れの中が一杯だったが、非常口席の上は空いていたので、入れられた。

乗客がどんどん入ってきて、座席の上の物入れがどんどん埋まっていった。しかし、隣には誰も来なかった。前の席も非常口席であるが、誰も座らなかった。

エンジン音が聞こえる。

滑走路に向かってゆっくりと動き出した頃に、客室乗務員がいつもの救命胴衣などの説明を始めた。

滑走路まで移動する間に、客室乗務員さんが座席の上の物入れに、いろいろと詰め込んでいた。ANAでは、動き出したら物入れはいじらなかったと思う。

搭乗開始から動き出すまでが、他の飛行機よりも早い。さすがLCCである。ANAもこれぐらいさっさと出発してくれれば良いのに。

離陸した。これはどんな飛行機でも同じ。

機内のアナウンスは他の飛行機と同じだが、ひとつだけ違うところがあった。

座席の指定に料金を払ってもらっているので、席が空いていても移動しないようにとのことだった。

たしかに、この便の非常口席は空いているが、非常口席に座る人は他の乗客よりもお金を余計に払っている。狭い席からの移動はズルいかも。