平成23年早春、米原駅で待っている時に、とあるポスターを見つけました。「米原市役所に、ラッセル車がある。」とのことで、その時には行けませんでしたが、ブログ取材の谷間の日に、滋賀県米原市役所に行きました。
行って発見したのは複線形ラッセル車、キ500形キ555で、そのナンバーのせいかもしれませんが、運良く残りました(写真)。見ての通り片側に寄った複線形で、残っているのは、ここと小樽のみです。この時は感激し、前後左右、考えられる全ての方向から撮りました。
多くの複線区間では、早期にディーゼル機関車DD15・DE15が配備され、当時はSLも含め、旧式車が顧みられる時代では無かったため、ほとんどが解体、運良く残った1両ということでしょう。
春が来て、岐阜県高山市内へ。以前どうやっても発見できなかった、9600形の捜索のためです。インターネット地図で見当をつけ、カーナビに入力すると、ありました、キューロクが。その横には、お誂え向きに、ラッセル車まであります(写真)。キ132、キ100形単線ラッセル車としては、早期のロットに入るでしょう。
これが、「近所の」雪男たちです。でも、貴重でしょ!
それでは、次回をお楽しみに。
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