それでは、連載第189回目は、EF65の16回目、EF65 541をお届けします。
これも先回と同じ、高崎のイベントから。同機も、このイベントをもって引退であり、最後の晴れ姿です(写真)。
同機も、一般形から改造編入された「シンデレラP」でしたが、現存しません。
その時代の、一番の最新鋭機が投入されていた、東海道・山陽筋の特急、その最後の姿である九州特急は、20系以降の「ブルートレイン」を集中投入され、正に「花形」でした。その牽引の任を一手に引き受けたEF65P形は、正に「最後の特急専用機」でしたが、新幹線網の発達や、他交通機関との競争の結果、現在の全廃へと繋がっています。P形の酷使は、機関車検修の経験となり、以降の機関車の製造に大きな教訓となったのですが、その話は、次回以降に。
それでは、次回をお楽しみに。
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