それでは、連載第77夜は、平成20年晩秋の名古屋駅からお届けします。
漠然とした不安から、名古屋を通る最後のブルートレインとなった「富士・はやぶさ」に、カメラを向けるようになりました。これが、後々役立つとは思っていませんでしたが。
この日の牽引機は、EF66 45「関」でした(写真)。背景は「JRタワーズ」下層階です。
当てもなく待っていると、その後に、キヤ97の編成がやって来ます(写真)。海ミオ(美濃太田車両所)R101編成、200メートルロングレール輸送用の、先頭車キヤ97 200番代、中間車はキヤ96及びキサヤ96の13連です。JR東海の、機関車全廃計画の一翼を担う重要車両です。
反対側(写真)。運転台前の装置は、ロングレールが(重くて)側方に下ろせないため、前後にスライドして下ろすためのスロープと思われます。0番代と100番代のペアには無い装備です。
この時既に「銀河」は無く、この興奮で「ムーンライトながら」を撮り損ねたようです。今思えば、不注意でした。
昨年はほとんど投稿が無く、今年になってから集中連載を行い、今回で投稿300回となりました。ご愛読、ありがとうございます。
それでは、次回をお楽しみに。
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