それでは、今回からは、群馬県、林野庁森林技術総合研修所林業機械化センターからお届けします。
同地にあった根利森林鉄道は、日本での機械化林業の初期に敷設されたもので、現在は廃止となっていますが、使用された車両が一部同センターに保存されます。その一つ、ホイットカム(写真)。L字形の機関車、アメリカ・ホイットカム社製のガソリン機関車で、後に国産のディーゼル機関に換装され現在に至ります。
同センターがあるのは群馬県でも山奥で、冬季にはとても行けないところですので、夏休みの始まり、7月下旬にイベントが開催された、その際の撮影です。
その、単機での運転の動画です。先ずは、足慣らしから。
そして、運材台車を牽く動画です。機関換装されたとはいえ、この時代の車両が動態であることが重要です。
ただ、走れるのは場内の数十メートルの線路のみ、もっと走りたいところでしょう。
それでは、次回をお楽しみに。