それでは、連載第203回目は、DE10 1701をお届けします。
十年以上昔の写真です、「シルフィード」専用塗色で、「SLばんえつ物語」を新潟までエスコートした、1701号機(写真)。豪雪の新潟ですので、旋回窓になっています。客車も12系、専用塗色ですが、リニューアル前の姿です。
「シルフィード」も、189系の台枠等を流用したパノラマ展望形の電車で、交直両用で485系に分類されましたが、後に長野支社の「No.Do.Ka」になり、これも引退し久しいです。その磐越西線非電化区間用の牽引車であった同機も、牽く列車が無ければ専用塗色も意味がありません。
結果、後にJR貨物愛知機関区に移籍し、稲沢で停泊する姿(写真)。普通の窓になっていますが、番号は同じです。
現在も同機は愛知機関区に所属するとされます。まだまだ、チャンスはありそうです。
それでは、次回をお楽しみに。