それでは、連載第489回目は、EF210-901をお届けします。
EF210は、EF200同様、JR貨物が設計した直流電気機関車です。EF200は製造されましたが、当時から問題となっていた国鉄型電機、とりわけ平坦区間用電機EF65の置き換えを進めるべく、かつ安価に導入出来る機関車が求められ、試作機901号が完成、試験されました。動軸は6ですがインバーターは3基、1C2Mで設計されました。
邂逅は、東海道本線、金山で(写真)。通過する貨物列車を牽く901号機でした。
続いて、広島でしょうか、停泊中の901号機(写真)。
これは、幡生でしょうか(写真)。現在の隆盛の礎です。
そして、伊吹山をバックに、東海道本線を東進する901号機(写真)。1300t貨物でしょうか。
非重連、EF65置き換え用ですが、関ヶ原で補機無しで1300t牽ける設計で、EF66の代替も可能な牽引力を持っています。
EF210形の試作機から、現在JR貨物の主力となった姿を、追っていきたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。