それでは、連載第408回目は、大井川鐵道で活躍する「いぶき501」をお届けします。
いぶき501は、僚機502と共に、大阪窯業セメント(現住友大阪セメント)伊吹工場専用線で使用された電機で、昭和31年日立製、しかし専用線廃止で大井川鐵道に移籍するも、間もなく三岐鉄道に貸与(502は譲渡)、中部空港埋め立て土砂運搬に従事、輸送終了後501は大井川鐵道に返却され、SL補機に使用されます。
古い写真、新金谷の車庫での一枚(写真)。左には近鉄名古屋線特急車6421系のなれの果て、421系ク571、右には同じく近鉄南大阪線用特急車16000系が写っています。
続いて、他日新金谷にて、停泊中の姿(写真)。運用を待っています。
同じく、他日の新金谷にて(写真)。
そして、補機運用中の501(写真)。まだまだ、現役で居て欲しいのですが。
既に後継のE31形は2両が竣工、最後のE32が竣工すれば、これらの旧式機は全機引退となります。時代でしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。