新橋、内幸町、虎ノ門近くにある「新橋 柳麺」に行きました。
結論から言います。
僕的に、
「都内最強レベルのラーメン店」です。
とにかく素晴らしかった。比類なき、めくるめく世界。
ネットで調べると、「ノスタルジック」という表現が多くなされていますが、いいえ、そんなことはありません。
これぞ、「THE 東京中華そばの最高峰」と言いたくなるような極上ラーメンでした。
2014年、最も感動したラーメンランキングに絶対に入れたいラーメン店でした。
とにかく、何から何まで素晴らしかった!
本当の意味での実力店。
流行り廃りではなく、ホンモノの味。
「煮干と昆布の和風だし」、これだけでノックアウトでしょう!
しかも、醤油、塩のみならず、「ミックス」なるラーメンまであります。
メニューは、この三種で主に構成されています。
「ミックス」という言葉にひかれたので、こちらを注文しました。
塩と醤油のミックス味だそうです。
ご覧あれ!!
ね! これっしょ?!?!
これが、ラーメンっしょ?!
あっさりとしたダシ感のある和風スープにたっぷりの背脂。
和風背脂ラーメン。
このスープ、本当にダシ感が半端ないんです。「旨い!」と叫びたくなるほど。
よくフリーク的に、「ボディーがしっかりしている」って表現するんだけど、まさにその「ボディー感」が半端ないんです。あっさりなのに、物足りなさが全然なくて、味わい深さにただただ酔いしれたくなる。そういうスープでした。
そして、麺。
この麺もまた、素晴らしかった。
まぁ、好みの問題でもあるんだけど、やや細めの平打ち縮れ麺。
地方(東北・上越)の名店に出てきそうな中華麺。
素晴らしくて素晴らしくて、もう、涙が出てきそうなほど。
スープとの相性も半端なく抜群。もう、たまりません。
ねぎ、のり、チャーシュー、なると、トッピングも王道そのもの。
盛り付け方もきれいで、立体的で、絵になります。
どこからどう見ても、どう味わっても、「素晴らしい!」の一言。
***
食べ終わった後、お店の人に聴くと、店主さんは、このお店を始める前に、ずっと30年ほどラーメン店で働いていたんだとか。
30年。。。
このお店自体は、新しいお店ですが、店主さんはさすが、長いキャリアの持ち主だったみたいです。
で、気になったのが、どのお店で働いておられたのか、ということ。
ネットで調べると、ありました。
http://amasan.livedoor.biz/archives/52019466.html
なんとなんと、目黒の名店、「勝丸」の店主さんだった方なんです!!
勝丸は僕もかつて行きました。
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/102d09ee930b7c258f3bea97693a51da
「ミックスラーメン」も、ここから来ているんですね。
なるほどー。
こりゃ、美味しいわけです。個人的には、勝丸以上に美味しいラーメン店のように感じました。
温故知新。
ここのラーメンは、古くて新しい。ホンモノの味。
僕が食べに行ったのは、ちょうど昼時で、満席だったんですが、そのほとんどが常連さんっぽかったです。
僕以外のお客さんみんなに、「いつもありがとうございます」と言っていました。
本当にいいお店が新橋~虎の門にありました。
また行きたいです。是非とも。