Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ライブイベント【真夏の夜の星春@稲毛K's Dream】無事、終了!-星が瞬く夜に…

8月22日。

真夏の夜の星春

無事に終えることができました!

このブログでも散々アピールさせてもらいました。

ホントにたくさんの子たちと協力して、素敵な夏のひと時を創ることができました。

この日のために、めっちゃ色々やってきたので、今は満身創痍です…。

やり切りました…。

今回のライブは、二つの目標がありました。

①コロナでバンド活動ができなかった子たちにライブ経験をしてもらう

②10年続けてきたNEIN!のメモリアルライブをやる

一つは、若者たちのためで、もう一つは自分のため。

利他的要素と利己的要素を両方もつことで、テンションを上げられました。

(もちろん②の方も、僕のバンドへの姿勢を見せる、という意味では教育的=利他的な要素が入っています。「バンドってこんな感じだよ」っていう見本というかなんというか…(演奏面だけじゃなくて!))

結果としては、「大成功」だったかな。

たくさんの人が聴きに来てくれたし、何も問題も起こらなかったし(←ここ、重要)。

今の時代、何かをすれば、四方八方から叩かれます。誰かが騒ぎ出すと、もう止められなくなります。だから、意識的にも「問題が起こりそうなことはしない」っていう気持ちになります。

でも、それじゃ、何も生まれません。

今回のこの試みも、広い意味で(深い意味で)「実践」です。実践とは、「新たな事実の創造」にあります(斎藤喜博的な意味で)。

今回のこのライブも、僕にとっては「教育的実践=事実」だと思っているし、学校の中じゃ学べないことがいっぱいあったと思うし、ライブハウスだからこその学びがあったと感じています。

次は、ホームに戻って「学園祭」。そして、来年3月の「卒業ライブ」かな。

軽音部としても、「冬の時代」を終えて、ようやく人が集まってきました。この子たちを育てていくのもまた、僕の使命かなって思います。

思えば、コロナ・パンデミックが起こる数年前から軽音部の部員数が減ってきていて、ギリギリのところで頑張ってきました。コロナになった2020年は何もかもできなくなり、2021年には(実質)2人しか部員がいなくなり、その2人とクリスマスライブを学内でやりました。そのクリスマスライブを見て、翌年2022度の軽音部を救ってくれたのが、今年卒業したY部長でした。そして、T副部長ともう一人と3人で頑張りました。(だから、厳しい冬の時代に、軽音部を支えてくれたOB/OGには心から感謝してるんです)

今後は、今いる子たちを育てて、そして、また昔みたいに、自分たちで活動できるようになるよう、地味にしぶとくかかわっていこうかなって思っています。

これも、民主的な教育活動の実践だと思っています。

バンドって、やっていると、色々あるし、色々もめるし(苦笑)。でも、バンドは一人じゃ絶対にできないもので、誰か「他者」がいなければ成り立たないんです。つまり、エゴイズム(利己主義)に留まれないんです。エゴイストには、バンドはできないんです。独りよがりのナルシストにも無理なんです。(他のメンバーに排除されます)

とはいえ、集団主義や全体主義に陥っても、壊れてしまうんです。誰か強権的なリーダーがいて、他のメンバーが支配されているようなバンドも、すぐに壊れてしまいます。ワンマンバンドは、(売れている時はまあまあうまくいっても)何かあればすぐに壊れて消えてしまいます。

そういう意味で、バンドって、「民主的な共同性」がなければ成り立たないものなんですね。お互いがお互いを信頼してリスペクトして助け合って認め合って…って。我慢するところは我慢して、妥協するところは妥協して、でも、譲れないところは互いにぶつかり合って…

そういう経験ができるのもまた、バンド活動(や他の集団的なアート活動やスポーツ活動等)の醍醐味かな、って。(あと、ボランティア活動も同じかも!?)

今の日本の学校じゃ学べないことの(とても大切な)一つかも、って思いますね。

今回のテーマは「星春」つまりは「青春」。

ドラマ『最高の教師』でも言ってましたが、「青春」って、その渦中では、それが「青春」だとは思っていないようなことも、あとあと振り返った時に「あれが青春だったな」ってなるんですよね。何が青春かは、後になってみないと分からないっていうか。

きっと、今回参加した学生たちも、10年後、20年後に、この日のライブを思い出して、「ああ、あれが私の青春だったな」って思ってくれると思います。それくらいのライブでした。

でもね、気持ちが老いない限り、青春ってずっと続くものでもあるんですよね。僕自身、昨日のライブは、青春そのものでした。バンド活動を断念して、学問の世界にのめり込んで、でも、どこかで「バンド活動」を夢見ていて。この歳になっても、「バンドがしたい!」っていう気持ちがとてつもなく強くて強くて、、、。

こうやって、みんなの力を借りて、自分のバンドのライブもちゃんとできて、、、。まさに、48歳、遅すぎる青春を楽しんでいるような気もします。

今回は、僕個人のイベントということで、何の助成金や支援金や部費を使わないでライブをやりました。

赤字になれば、僕が責任をかぶる、と覚悟を決めてのライブでした。(こんなアホなことをやる教員って、なかなかいないと思います…💦 いちおう「GTK」なんで(苦笑)

でも、結果的に、赤字にはなりませんでした(黒字にもなりませんでしたが…)

一つ言えば、最後の最後に(半ば強引に販売した)僕の本の売り上げで、全額カバーすることができました。最後の最後に本を買ってくれた7人の方に、この場を借りて、感謝申し上げます!!

最後にちょっとだけ、この日のライブの模様を…

とっても盛り上がりました💓

NEIN!のライブの模様です。一曲だけ🎵

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