時代というのは、いつでも巡り廻るもの。
新たなものが生まれ、それが流行し、そして廃れ、、、
廃れた後に、またいつの間にかにそれが「新たなもの」として甦り…。
どんなものでも、時代の流れと共に廃れるけど、その後にまた甦るんです。
もちろん、甦ったものは、その時代を生きる人には「新しいもの」として経験されるんです。
…
僕ら世代にとっては、なんてことない「豚骨ラーメン」。
小さな頃から普通に食べていて、馴染みがあって、何の驚きもないラーメン…。
でも、今の時代、そういうストレートな「豚骨ラーメン」って、実はあまり知られていなかったりするのかも…。
多分、「一蘭」とか「一風堂」とかで、「豚骨ラーメン」は食べてはいると思うけど…。でも、それ以上に突っ込んで、本格的な「豚骨ラーメン」を食べている若者ってどれくらいいるんだろう？？
令和2年4月、コロナ禍の中、
船橋駅近くに、そんな「本格豚骨ラーメン」を出すお店が突如登場しました。
釜炊き豚骨らーめんマルハ軒
であります＼(^o^)／
豚骨ラーメンで、マルハというと、、、
千葉のラーメンフリーク的には、「マルバ」を思い出しちゃいますよね…😢
でも、このお店は、「マルバ」じゃなくて「マルハ」。
そうです、このエリアの一大勢力の「まるはグループ（株式会社まるは商事）」の新店みたいなんです。
令和2年の今、ストレートな「豚骨ラーメン」で勝負する、というのはいったい！？
券売機です。
オススメは「チャーシュー豚骨らーめん」（850円）みたいです。
釜炊きというのは、豚骨スープじゃなくて、チャーシューのことみたいなので…
僕も一瞬、「カレーらーめん」に惹かれましたが、ここは敢えてお店の「オススメ」のチャーシュー豚骨らーめんを頂くことにしました。
吉と出るか、凶と出るか…。
ジャジャーン！！！
こちらが、マルハ軒イチオシメニューの
自慢の釜炊きチャーシュー豚骨らーめん
です！！
うん、チャーシューの存在感が半端ないですね、、、(;´･ω･)
850円のチャーシューメンとなると、わりとコスパ良し、かな！？、と。
器がなんか昭和ノスタルジーを感じる「韓」に似た字の模様の器で…
（「喜喜ぶ」＝「囍」っていう文字の入った器です！）
白濁した豚骨スープの上に、キクラゲとネギとチャーシューと刻みチャーシュー？が…
うん、どこからどう見ても、豚骨ラーメン、だ！
zoom up！
なんか肉の存在感が半端ないぞ、、、(;'∀')
で、、、
スープを飲むと、「おお、豚骨スープだ…」ってなります。
これ、今の若い人たちには、「斬新」に感じるのでは？？
今の時代、どのお店に行っても、「家系」「二郎」「鶏白湯」「煮干し」「背脂系」じゃないですか（他に「味噌」や「魚介醤油」とかもありますが…）
こういう超ストレートな豚骨スープって、なかなか経験できないように思います。（一蘭＆一風堂は除いては…）
そうすると、こういうストレートな（ほどほどに）濃厚でストレートな豚骨スープって、今の若い人には、「未体験」の味のスープ、ってことになりそうです。
「え？ 豚骨スープって、こんなにこってりしていて、美味しいの？」って…。
それこそ、武蔵境の「きら星」が登場した時のような感覚に一瞬陥りました。
きら星が登場した時、80年代にブームになった「豚骨ラーメン」がリバイバルしたように思います。同じ頃に、渋谷に「凪」が登場して、豚骨ラーメン再ブームが予感されました（あまり大ブームにはなりませんでしたが…）。
2020年になり、船橋から再び「豚骨ラーメンブーム」が巻き起こるか！？
そんな感じの気合の入った豚骨スープになっていました。
麺は、こんな感じです。
うん、これはまさに「細麺」ですね！！
最近「中細」「中太」「太麺」がほとんどで、「細麺」ってなかなか…
ボソボソっとした細いストレート麺で、これまた「豚骨スープ」の相棒！って感じですね。
個人的にはあんまり好きなタイプじゃないけど、こういう麺こそ、豚骨ラーメンの麺！って感じではあります。
（僕的には、熊本ラーメンのあの麺の方が好きなんです、はい）
他のお客さんはみんな「替玉」を頼んでいましたね。
チャーシューはこんな感じです！！
イマドキの「低温調理チャーシュー」じゃないのがちょっと新鮮かな！？
野暮ったい感じのワイルドなチャーシューで、とっても香ばしいです。
4枚しかないので、なんか、あっという間になくなっちゃった、、、
卓上に紅ショウガがあったので、当然、投入！！
いいっすね～～。
豚骨スープに紅ショウガ！！
更に、こちらのラーメンには「ニンニク」が合うんですって。
これを実際に入れると、あらやだ、、、むっちゃ美味しいじゃないの！！
どこか「ラーメンショップ」っぽい味わいに変わって、、、
いい感じのニンニク豚骨ラーメンに変貌しました。
紅生姜もとってもスープに合っていて、美味しかったです。
＊＊＊
というわけで、、、
船橋駅付近に2020年登場した「マルハ軒」のレポでした！！
この時代にあって、とっても「新鮮さ」を感じるお店でした。
「ど豚骨」？！、「王道豚骨」？！
こういうストレートな豚骨ラーメンで勝負するって、面白いなぁって思いました。
「まるは」というと「鶏白湯」っていうイメージがあるけれど、、、
それを超える「豚骨」のお店を築き上げられるかどうか、、、。
場所も一等地で、次々に人が集まっているのも印象的でした。
めんたいマヨチャー丼も気になりました。
250円って、、、安いなぁ、、、。
基本的には、「とんこつラーメン」一本で勝負！って感じですね。
個人的には、「特選花カツオ豚骨らーめん」が気になりました。
激戦区船橋駅前は、やっぱりいつでも激戦区。
次々に、力強い新店がどんどん出てくるんですから、、、
既存のお店も本当に大変だなぁと思います、、、😿
…
個人的には、船橋エリアに住む人がちょっとうらやましいなぁって思ったり…。
千葉エリアももっともっと盛り上がってほしいなぁって願っています。
僕も一ブロガーとして、非力ながら、千葉のラーメンを応援するぞー！！って。
