クリスマスネタが続く。
辺りがピカピカしているし、辺りはザワザワ走り始めるし、カウントダウンも聞こえてくる。 家にいても普段よりも電話がなる回数も多くて、お客も多い。 のんびりしている筈の私までもがいやおう無く感染しているようだ。
恐ろしや”師走ビールス”
ところで、今朝歯医者の予約があったのでしぶしぶ出かけたのだ。
私は歯医者が嫌いだ。 最も歯医者が大好きな人はとても少ないと思う。 そういう人がいたら勲章をあげたい。 歯医者に行く前の日からかなり憂鬱になる。
それは兎も角、電車が遅れ気味なのにもかかわらず時間通りに歯医者の受付に駆け込んだ。 飛び込んだ私の顔をみて
「あ~~~らら。 ○△さん、来ちゃったのねえ。」
「うん? だって今日10時に予約入れてたでしょう」
「それが今朝、至急のオペが入ってしまって先生の手が開かないことになっちゃったんです。留守電にメッセージ残したんですけど。。。再来週はどうですか?」
『えええ。。。なんてこった、困ったなあ』。。。。。と私の『目』は語った。
平謝りに"ごめんなさい”を繰り返すので、「それじゃ、散歩でもして帰りますよ」と溜息をつきながら仕方なく歯医者の玄関を出た。(あとで留守電を見ると予約時間の20分前に電話を入れている。それは遅すぎるって。)
何もここで詳しく歯医者に肩透かし食らった事など描く事も無くて、実は歯医者の近所のクリスマス市の小屋が可愛らしかったので写真を撮ったことを書こうとしていたのに、つい歯医者への文句を垂れ流してしまった。

これでは何の店なのか今ひとつわからないが、こんな風に手作り手書きの小屋がパラパラと並木道沿いに並んでいるのはなかなか風情があるし、おもちゃ箱の中に潜り込んだみたいだ。
ところで『クリスマス』って言葉を聴くと連想する音楽の話。
どういうわけか"ビング・クロスビー”の”White Chrismas”や”Santa Claus Is Camin`To Town" が私の頭の中にまず湧き上がってくる。
古いなあ。
我が家にレコードがあったのだ。クリスマスの曲だからと聞かされたのが小学校低学年頃だった。 音楽と共にジャケットに描かれていたビング・クロスビーはサンタクロースの帽子をかぶり、クリスマスらしいキッチュな背景の中央にデンと浮かんでいたのを思い出す。
同年輩のドイツ人の友人にその話をしたら、「えええっ!」と大仰に驚かれ、その後大笑いされてしまった。 でもそうなんだから仕方ない。
彼等にとっては「日本人」と「クリスマス」と「ビング・クロスビー」がどうやっても旨く結ばれないらしかった。
その次に出てくるのがこれもどういうわけか、キャノンボール・アダレイの曲なんだけど、これは父が聞いていたからなのだ。 それがなんという曲だったか不確かだが、それは父がオープンリールに録音したものだった。 多分日本ではまだ発売されていないものだったのを、早々手に入れた仕事仲間がいてそれをを録音したのに違いない。 テープを大切そうに扱っていた事などを思い出す。
The Cannonball Adderley Quintet Plus
このアルバムはとてもよいです。 実に元気が良くて、聞いていて気持ちがよい。 『Something´ Else』などの頃よりマイルスから離れた頃のほうが私は好きだったりする。『Something´ Else』もいいけれど、マイルスが実質リーダーを取っているから、キャノンボールの感じとはちょっと違う。
初めて自分の小遣いで買ったレコードはチャイコフスキーで、間もなく横飛びしてビートルズやローリングストーンズを聴きはじめた。 私はまだ子供だったからレコードをどんどん買い足すお小遣いも無く、はじめって買ったビートルズのレコードを何度も何度も繰り返し聴いて、母の顰蹙を大いにかったものだ。 それが又クリスマス頃で”Help"や”The Night Before"を聴いていたおかげで10歳年下の妹はクリスマスの音楽は"ビートルズ”と刷り込まれてしまったそうだ。
その後、これと言ってクリスマスとイメージが連動する音楽がどういうわけか無い様に思う。
今年のクリスマスには何を聴こうかな?
シャルペンティアのクリスマス・オラトリオ 美しい。
M.A.Charpentier
Un Oratorio De Noel
"Les Arts Florissants" William Christie
Harmonia mundi
辺りがピカピカしているし、辺りはザワザワ走り始めるし、カウントダウンも聞こえてくる。 家にいても普段よりも電話がなる回数も多くて、お客も多い。 のんびりしている筈の私までもがいやおう無く感染しているようだ。
恐ろしや”師走ビールス”
ところで、今朝歯医者の予約があったのでしぶしぶ出かけたのだ。
私は歯医者が嫌いだ。 最も歯医者が大好きな人はとても少ないと思う。 そういう人がいたら勲章をあげたい。 歯医者に行く前の日からかなり憂鬱になる。
それは兎も角、電車が遅れ気味なのにもかかわらず時間通りに歯医者の受付に駆け込んだ。 飛び込んだ私の顔をみて
「あ~~~らら。 ○△さん、来ちゃったのねえ。」
「うん? だって今日10時に予約入れてたでしょう」
「それが今朝、至急のオペが入ってしまって先生の手が開かないことになっちゃったんです。留守電にメッセージ残したんですけど。。。再来週はどうですか?」
『えええ。。。なんてこった、困ったなあ』。。。。。と私の『目』は語った。
平謝りに"ごめんなさい”を繰り返すので、「それじゃ、散歩でもして帰りますよ」と溜息をつきながら仕方なく歯医者の玄関を出た。(あとで留守電を見ると予約時間の20分前に電話を入れている。それは遅すぎるって。)
何もここで詳しく歯医者に肩透かし食らった事など描く事も無くて、実は歯医者の近所のクリスマス市の小屋が可愛らしかったので写真を撮ったことを書こうとしていたのに、つい歯医者への文句を垂れ流してしまった。


これでは何の店なのか今ひとつわからないが、こんな風に手作り手書きの小屋がパラパラと並木道沿いに並んでいるのはなかなか風情があるし、おもちゃ箱の中に潜り込んだみたいだ。
ところで『クリスマス』って言葉を聴くと連想する音楽の話。
どういうわけか"ビング・クロスビー”の”White Chrismas”や”Santa Claus Is Camin`To Town" が私の頭の中にまず湧き上がってくる。
古いなあ。
我が家にレコードがあったのだ。クリスマスの曲だからと聞かされたのが小学校低学年頃だった。 音楽と共にジャケットに描かれていたビング・クロスビーはサンタクロースの帽子をかぶり、クリスマスらしいキッチュな背景の中央にデンと浮かんでいたのを思い出す。
同年輩のドイツ人の友人にその話をしたら、「えええっ!」と大仰に驚かれ、その後大笑いされてしまった。 でもそうなんだから仕方ない。
彼等にとっては「日本人」と「クリスマス」と「ビング・クロスビー」がどうやっても旨く結ばれないらしかった。
その次に出てくるのがこれもどういうわけか、キャノンボール・アダレイの曲なんだけど、これは父が聞いていたからなのだ。 それがなんという曲だったか不確かだが、それは父がオープンリールに録音したものだった。 多分日本ではまだ発売されていないものだったのを、早々手に入れた仕事仲間がいてそれをを録音したのに違いない。 テープを大切そうに扱っていた事などを思い出す。

このアルバムはとてもよいです。 実に元気が良くて、聞いていて気持ちがよい。 『Something´ Else』などの頃よりマイルスから離れた頃のほうが私は好きだったりする。『Something´ Else』もいいけれど、マイルスが実質リーダーを取っているから、キャノンボールの感じとはちょっと違う。
初めて自分の小遣いで買ったレコードはチャイコフスキーで、間もなく横飛びしてビートルズやローリングストーンズを聴きはじめた。 私はまだ子供だったからレコードをどんどん買い足すお小遣いも無く、はじめって買ったビートルズのレコードを何度も何度も繰り返し聴いて、母の顰蹙を大いにかったものだ。 それが又クリスマス頃で”Help"や”The Night Before"を聴いていたおかげで10歳年下の妹はクリスマスの音楽は"ビートルズ”と刷り込まれてしまったそうだ。
その後、これと言ってクリスマスとイメージが連動する音楽がどういうわけか無い様に思う。
今年のクリスマスには何を聴こうかな?

M.A.Charpentier
Un Oratorio De Noel
"Les Arts Florissants" William Christie
Harmonia mundi