SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



gooブログアドバンスのサービスが開始され、かなり気になっていた。
が、全ての機能を使うわけではなさそうな雰囲気マンテンだったので、いまいち踏ん切れずにいた。

まず、画像容量が30MBだったのが、300MBまで使えるという事だが、私のこのブログ、立ち上げてちょうど3ヶ月ぐらい。
使用している画像枚数が現段階で112枚。
使用容量が、2.835MBだ。
まぁ、約3MBとして、30MBがいっぱいになるには、今の調子で使っていっても、30MB÷3MB×3ヶ月=30ヶ月。
まだ2年半も埋まらないという計算になってしまう。
これに関しては、まだまだ必要無さそうだ。

デザイン変更ができるというのも面倒くさそうだし、今のテンプレートがわりと気に入っているので、たぶんやらない。

データバックアップは、悪くないかなぁとも思うけれど、無くても困らない気がする。

gooブログアドバンスは、なんか余計なものがパックになっていて、それらがまたいらない。

gooメールがパワーアップしたところで、そんなもの、最初から使っていないし、携帯を利用して、流れている音楽の曲名を知る事ができる「あて!?メロ」も、まず間違えなく、私好みの曲はわかるまい。
動画が何個か無料で見られるが、これとて、眞鍋かをりのイメージビデオみたいなものを見せられても、非常に困るというものだ。

それで、月に290円だ。

それならいらないじゃんってなものなのだが、私が欲しかったのは、アフィリエイトリンクが出来る事。
いや、別に儲けたいとかいうのではなくて、映画やCDや本の表紙を、簡単に、かつ後ろめたくなく(笑 貼る事ができるというのが、非常に魅力的。

それだけ?

うん、それだけ。

しかし、妹と話し、今なら3ヶ月無料だし、その間で、まるでいらないと感じれば、やめればいいじゃないという事になり、とりあえず、申し込んでみた。

エイリアンの映画紹介に、簡単に画像が引っ張ってこれて、まずは満足。

その後の、音楽に関する記事でも、フラットバッカーなどというマニアックなバンドのジャケットなんかもあるのだなぁと、より満足。

しかし、意外と面白かったのが、アクセス解析。
特に、その中の、どういった検索ワードで、このブログに辿り着いたかという事がわかるのが、非常に面白い。
アクセス解析を嫌う人も多いし、私もたまに、ウザいと思う事もある。
しかしブログってものは、様々なテーマを書いており、それだけに、どうした事を求めて、私のブログに辿り着いたのかというのも、かなり様々なわけだ。
それがわかるというのは、面白い。


初日、一番多かった検索ワードが「東京大仏」だったのには、引っくり返った。
そんなにみんな、東京大仏の情報が欲しいのだろうか?
まぁ、私も東京大仏を見に行く前に、その情報を探したりしたけれど。

あとは、普通なのだと、バイク、サボテン、多肉植物での検索が多い。
大した情報載せてないのに、ごめんなさい。

ヘルペス、エイリアン、プレデターでも、わりと多かった。

「Gackt」で来た人もいる。
それはもう、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、ほんと、ごめんなさい(笑

しかしやはり、面白いのは、え?って思う検索ワードだ。

「目 大きい 視力」なんて、この人は何が知りたかったのだろう?

「青森の暴走族」あはは。なーんの情報にもならなくて、ごめん。

「萌えるとは」おー!これなんて、記事のタイトルそのまんま!これはまあまあの情報が出せたのでは?

「ゴスロリ パンチラ」え!ゴスロリってのは書いた記憶があるけれど、パンチラ?
パンテラの事なら書いたけどなぁ…

ブログ内検索をしてみたら、「萌えるとは」記事内に、「なんかそんな2人がその彼にチラチラとパンチラぐらいは見せてくれる…」なんて文がありました。
うはははは。期待ハズレでスマンかった(笑

…まぁこんなカンジで、わりと面白いので、これだけでも290円ぐらいなら払っても良いかなぁ…と、今は思っております。


これらの検索ワードを参考に、来年は皆様の求める情報を中心に、より良い情報を発信し…なんてする事もなく、変わらず、勝手な事を書き連ねるばかりかと思いますが、こんな稚拙なブログを見てくださった皆様、見てくださっている皆様、ありがとうございました。
ブログを始めたおかげで、わりとネットを楽しむ事ができました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
なんだか変な挨拶ですみません(^^;ヾ

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テレビで、壬生義士伝を見て、泣きまくりだったSCUMです。
あー疲れた。
泣き疲れた。
バカヤロー


ブログを見ていると、ちょっと早いけど2004年の振り返り。(m-diaries)や、一期一会(毎日考BLOG)など、今年の事を振り返っているブログが多い。
季節的に、そうしたものを書きたい気持ちは、ものすごくわかる。
私も書こうかな?とも思ったのだけれど、私が書こうと思うと、「今年」という枠で括って書くのは無理だなという事になってしまう。
今年は色々あったが、もっとも私の中で大きかったのは、彼女と別れ、九州を離れた事。
それで、それをまとめようと、三年半居た九州であった事を片っ端から書こうと思ったら、ブログの1つの記事に書ききる事は、とてもキビシイ事だ。
そりゃ無理だ。
みなさん、月々で分けて書かれているが、私は簡単に書いてしまえば、九州で過ごし、九州を離れることになり、たくさんの別れがあり、新たな出会いがあった。
こんなもんだろうか。
しごく単純。
しかし、色々考えても、きりがない。
過去は掴める所には無く、未来もまた、掴める所には無い。
触れる事ができるのは、今だけなのだ。
今、私の抱きしめているものは、不確かなものかもしれないが、でも、愛してやまない大切なものなのだから、それでいいのだ。
いつか私の懐から消えてしまうかもしれないが、それはその時の事だ。
今から心配したって、しかたないのだ。
…って、なんだか抽象的になってしまった。
やめよう。

来年の目標。
うん、それそれ。
リセットしない。
それだよ、うん。
俺は、これからの全てを捨てずに抱えて生きるのだ。
もうからっぽになるのは、ゴメンなのだ。

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なんだか昔の事を色々思い出し、眠れず、こんな事を思い出したので、たまにはこんな記事もいいかなぁ…と。
この記事には、あまりよろしくない性的表現が少なからず出ているかと思いますので、そうしたものが苦手な人は、見ないで下さいな。


私が、二十歳ぐらいの頃であったろうか。
当時パンクバンドをやっていた私は、巨大なモヒカンに、刺青、イカれた格好といった出で立ちであった。
建築現場で働いていた。
その会社は、バンド系、劇団系、格闘技系の人間が多く、なんだか混沌としながらも、わりと皆仲が良く、ちょくちょく皆で飲んだりしていた。
楽しかった。

その会社に、ボクシングをしている、Yさんという人がいた。
彼は当時、26歳ぐらいだったか?
男目には、とても良い男だったのだが、男目にも、Yさんが女性に縁が無いという意味もわかる、そんな男だった。

Yさんは私と歩くときに、並んで歩く事をしなかった。

私はてっきりYさんが、私のようなイカれた格好の人間と歩くのが恥ずかしいのかと思っていたのだが、Yさんに問うたら、Yさんは、見目の良くないYさんが、私と比べられる事を避けていたのだと言った。

いつだったか、仕事で水戸駅を歩いていた時、ちょうど学生の帰宅の時間で、駅には学生があふれていた。

巨大なモヒカン、刺青、イカレた格好の私の三歩後ろを歩くYさん。
私とすれ違った学生達は、私とすれ違う時には押し黙り、ちょうど、Yさんとすれ違う時ぐらいに振り返り、私の事を話し出す。
それはとくに、女性の方が怖いもの知らずだから、話し出すタイミングが早い。
だから、Yさんの耳に入る、見知らぬ人の、私の事を語る声は、当然女性のものが多くなる。

それらを聞きながらついてきたYさんが私に近づき、「SCUM君は人気があって、やっぱりモテるねぇ」と、真顔で言って来た。

私は驚いて、「いやいやYさん、それは私がモテているのではなくて、彼ら彼女らは、珍しい動物を見るような感覚なんですよ。こんな格好で当たり前みたいに歩いているのが珍しいだけで、面白がっているだけで、私だからとか、誰だからとかいうわけではないのですよ」と言うも、Yさんは、「そんなに謙遜しなくても…」といった返し方をしてくる。
ピュアなYさんだけに、どう説明していいか、これ以上わからず、私も困惑するばかり。

そんなある日、私とYさん、あと3人ぐらいの人間で、飲む事があった。
わりと楽しく飲んでいて、男同士の事で、猥談なぞも出ていた。
Yさんも上機嫌だった。

突然Yさんが、ほろ酔いの顔をマジメにして、私の方を向いた。

「SCUM君、ちょっと質問していいかな?」
「なんですか?」

一瞬時間を置いてから、彼はこう言った。

「僕は、風俗以外で、性の経験が無いのだけど…」

職場では有名な話であった。
Yさんは、数度の風俗経験だけが、彼の性体験の全てであった。
いわゆる、素人童貞ってヤツだ。
しかし、だからと、Yさんを笑う男はいなかった。
Yさんは、良い男なのだ。

「はぁ」と、間抜けに答える私。

ちょっと迷ったような表情を浮かべた後、Yさんは、こう言った。

「SEXの最後にさ、顔射をするじゃない。その後ってさ、どう対処したらいいのかな?」

場の空気が止まった。

私はしばらく、Yさんの言った意味がわからなかった。

私はAV…アダルトビデオというものを見ない。
コンビニで尿素入りハンドクリームを購入する事すら、なにやら気恥ずかしくて、勇気を振り絞らないと買えないような私だ。
AVなんて、レンタル屋で借りられるわけもない。
まぁ、知らないねーちゃんと、知らないオッサンがセックスしてるのを見ても、いまいち興奮しないどころか、場合によってはメゲちゃうような、そんな私の消極的な性の感性が故なのかもしれないが…

ともかくAVに疎い私は、今はどうだか知らないけれど、当時、AVのラストといえば顔射が当たり前。
オッサンがイクーとなった時に、そそくさとチンポをねーちゃんの顔辺りに持って行き、ビュビュとかけると、ねーちゃんはさも気持ち良さそうに、ウウーンとか唸って、フェードアウト。
そんなのが一般的だったのだ(と思う)

Yさんは、そうしたAVを見て、見て、見て、見て…
そして、それが、一般的な、性の形だと思っていたのだ。
それが普通だと思っていたのだ。

固まる我々を見て、あわててYさんがこう言った。

「い…いや、もしも、もしもさ、僕が素人の女の子と、そうした事になった時に、どうしていいかわからないからさ…」

慌て、動揺するYさん。
「素人」という言葉がなんだか、悲しい。

私はうーんとちょっと唸って、こう言った。

「Yさん、顔射って、普通、しないんですよ。」

Yさんは、ええ!と、ものすごく驚いていた。

かまわず私は続けた。

「あのね、AVは、顔射して、フェードアウトして、終わりでしょ?でもね、普通のセックスって、その後も続くんですよ。ビデオじゃないから。仮に顔射したとして、その後、Yさんならどうします?」

Yさんは、「それがわからないから、聞いているんだよ」と言ってきた。

「あのね、セックスして、出して、気持ち良いで終わりとはいかないんですよ。オナニーと違って、相手のある事ですからね。顔射して、精子のかかった顔に、キスできますか?それができないなら、顔射なんて、してはいけないんですよ」

Yさんは、自分の中での常識が、今現在、崩れているといった表情をしていた。

私は続けた。

「フェラチオだってそうですよ。フェラチオしてもらって、自分がイッちゃって、その後、さっきまで精子が口の中にあった、その口とキスできないなら、フェラチオなんてさせてはいけないんですよ。」

「ふぇ…フェラチオもかぁ…」と言ったYさんが、なんだか悲しかった。

その後、Yさんはなにやら、考え込んでいる風だった。
彼の中でも、性の常識が、色々と崩れてしまったのだろう。
私も、たぶんその場にいたヤツラも、なんだか複雑であったろう。

でも、私は思う。
良かった。
Yさんがそんな、たぶんとてつもなく聞きづらかったであろう、彼の性の悩みを打ち明けてくれて、良かった。
いつかYさんを受け入れてくれる女性が現れて、その女性といざ!という時に、いきなり顔射では、あまりにも悲しい。

Yさん元気かなぁ。
彼が、素敵な恋でもしていてくれたらと、ふとした時とかに、思ったりする。

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わざわざ寒いのに、北海道まですべってコケに行って来た海さんが、これまたわざわざニセコから運んできたのか、東京は初雪が降りました。
私の部屋の室温が、普段と変わっていなかったので、妹に言われるまで気がつきませんでした...



本当は、AVPを見に行こうと思っていたのです。
そのために、目覚ましをセットして、その目覚ましの、スヌーズ機能までセットしていたのです。

でも、断然断念。
ぐふぅ

諦めてグダグダしていたら、今日が仕事収めの母が、上野で正月の買い物をするというので、荷物持ちに上野まで迎えに行く事に。

雨風に弱い埼京線。
大丈夫か?と駅に行ったら、まんまと遅れ気味でした。

ようやく上野についた頃、空腹になる。
ラーメンでも食べようかと言ったら、妹が、上野に一蘭があると教えてくれた。

一蘭は、福岡は博多では有名な、ちょっぴり高級ラーメン屋さん。
昔は、会員制だった事もあるのだそうだ。
私は、一蘭は福岡市西区姪浜のお店でしか食べた事がないが、わりと好きだった。

そもそも私が、福岡に行って、初めて食べた博多ラーメンが、一蘭であった。

私が人生で初めて食べたトンコツラーメンは、関東のどこだったか、仕事の際に、ふらり立ち寄った店で、「博多ラーメン」と銘打っていた。
ものすごく大人数で、いかにも人気の無いその店に入り、替え玉システムを知って、面白がって、みんなで替え玉!替え玉!と頼みまくっていたら、そんなにいっぺんに言われても、できるかー!と、そこの親父に切れられた。
その事は楽しかったのだが、スープは酷くどろくさく、麺はやたらと粉っぽいソーメンのようで、好みではなかった。

単純であるが、それ以来、博多ラーメンというものを倦厭していた。

福岡に越し、初めて知り合った人が、元ヤクザ組長の、現ラーメン屋店長さんだった。

そんな思い出を語ると、それならばと連れて行ってくれたのが、一蘭だった。

私の、トンコツのドロくさいイメージとはまったく違い、とても上品な味で美味しかった。

これは良いなと思い、福岡の従兄妹に連れて行ってもらった店は、ひどくドロくさくて、不味かった。
これは色々だし、好みによるのだなぁ…と痛感した。

一蘭を教えてくれた人のお店にも食べに行った。

そこもとても美味しくて、そして、トンコツスープをつくる大変さを色々教えてもらった。
トンコツの匂いのしないラーメン屋なんざ、美味いわけが無いと、その人は胸を張って言っていた。
たしかに、そう思って色々食べてみると、トンコツくさい店は、スープがたとえ濃厚でも、ドロ臭くはない。
そして、匂いのない店は、コッテリしていなくても、なんだかインスタントっぽいような、ウソくさいドロ臭い味だった。


さて、上野の一蘭。
姪浜の一蘭の広告で、六本木にオープンというのは見ていたのだが、上野にもあるとは知らなかった。
どんなもんだかと、行ってみた。




買い方のシステム等は一緒。
しかし、店内は姪浜店よりも、3倍ぐらい広い。
味付けやらのほとんどを、標準にして頼む。




出てきたラーメン。
見た目も変わらないように思う。
しかし、味が確実に違かった。

なんだろう。
薄いのだ。

塩気がとかそういうのではなく、なんだか、薄いのだ。

トンコツスープがなのだろうか?
麺の湯切りが甘いのだろうか?
関東人の味覚にあうように変えているとでも言うのだろうか?

私はラーメン屋では無いのでわからないが、何せ、薄かった。

ここの店が始めてだったら、こんなものかなと思うだろうけれど、姪浜店の味を知っている私は、少しさみしい気分で、店を出た。

そうだよね。
そりゃ、そうだよね。

ここは、東京だもんね。


以前、博多のラーメンスタジアムに、横浜の六角屋が店舗を出したと聞き、嬉しがって行った事があった。

六角屋、私が昔、横浜で仕事をしていた頃、近所にあって、好きで、わりと行っていたのだ。
人気があって、混んでる時間帯は、軍隊みたいな変な並び方をさせられて、なんだか侮辱的な気持ちにさせられるのだが、それでも美味しかったので、行っていた。

しかし、そのラーメンスタジアムのものは、ビックリするぐらい不味くて、ほんと、あまりの事に、残した。

私普段、食べ物を「不味い」とは、言わないんですよ。
「普通」と言うことはあっても、「不味い」って言葉を使うのは、好きではないのです。

でも、あの時は、不味いと言い切り、大好きなラーメンなのに、残したのです。
泥酔している時以外でラーメンを残した事なんて、後にも先にも、あれだけだったと思います。

でも、私は六角屋を責める気にはなりませんでした。

そうだよね、そうだよね、ここは福岡だもんねって、呟きながら帰ったものでした。

そして今、ここは東京。

姪浜のお店と味が違うのなんて、当たり前だよね。

もしかして…なんて期待した私が甘いのよね。

ツルツルの靴底のエンジニアブーツがなんども地面から離れそうな雪があちこちにある道を、母達の後ろを、少し切ない気持ちでついていきました。

帰りの埼京線は、信号故障で止まっていました。

埼京線は、本当に弱いなぁ…
変わらないなぁ…

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実家に戻って、すごく楽しい事は、私の昔買ったCDが、山ほどある事だ。
それらを聞くと、すごく興奮する。
すごく懐かしくて楽しい。


歌の無い音楽なんて、音楽では無いという人がいる。
歌の聞き取れない音楽なんて、音楽では無いという人がいる。


私が若かれし頃、バンドでやっていた音楽は、パンクロックの中でも、かなりうるさい部類にあり、歌詞は聞き取れず、そもそも歌にメロディーなんて無いのが普通だった。
愛した音楽も、やはり歌詞は聞き取れず、メロディーも無いものが多く、吼えるだけ、唸るだけなんて当たり前。

そんな私に、あなたのやっている事は音楽では無いと、全面否定する人は、少なくなかった。

歌の聞き取れない音楽なんて、音楽では無い、と。
メロディーの無い音楽なんて、音楽では無い、と。

それに対するアンチテーゼは、今でも変わらない。

はぁ?

それじゃ、クラッシックも音楽じゃないの?
ほとんど詩なんて無いじゃん。
そもそも音楽に歌が無いなんて、珍しい話ではないではないか。

アフリカのパーカッションだけで作られるものは、音楽ではないの?
これなんて、メロディーも無いぞ。

歌がある事を否定するつもりは無い。
私だって、心に沁みた歌詞が無いわけではない。

しかしだ、歌ってのは、音楽の一要素にしか過ぎないのだ。
その音楽の魅力を増すための、一要素だ。

音楽ってのは、体で感じるものだ。
耳だけではない、全身で感じるものだ。
音ってのは、耳で聞こえるものだけではないのだ。
人間の耳は、そんなに出来が良くない。
耳で捉えきれない低音がズシズシと内臓を揺さぶる、そんな感覚がわかるか?

洋楽は音楽では無いというのか?
それともみんな、そんなに語学堪能で、聞いてる端から全て脳内で翻訳しているとでも言うのか?

翻訳カードを見て、それが良かったなんて言うなよ。
それは、「読んでる」のであって、「聴いて」いないではないか。

それが音楽の主だと思うなら、そんな連中は詩集でも読んでろってんだ。
フン。

商業音楽が溢れて、カラオケ市場が盛り上がった頃は、酷いものだった。
歌詞を目で追いかける事が音楽であるぐらいの定義がされる程であった。

今はだいぶ緩和されてはいるけれど…


たとえば、私はサザンオールスターズの歌は、聞き取れない。
舌のまわらない、ダラダラとなめるような歌い方をする、アイドルの歌も聞き取れない。

それでもいいのだというのだから、よくわからなくなってくる、商業音楽の定義。


でもさ、子供が話すかのように、聞こえたまま、適当な歌詞で口ずさむ歌なんてあるでしょ?
その曲がさ、好きだったりする時もあるでしょ?


歌詞なんて、知らない方が良い時もあるな、と思う事もあります。

特に、ロックなんて、私も含めて、頭の悪い連中が歌詞を書く事がほとんどなのだから、そりゃ酷いものが多いです。


久々に聴いて、そういえば、何を歌ってるんだ?と歌詞カードを見て、笑い転がされた作品を1つご紹介。


餌(ESA)
FLATBACKER, 山田雅樹, 本間大嗣
ビクターエンタテインメント

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「FLATBACKER」という日本のバンドの「餌」というアルバム。

一曲目、「GUERRILLA GANG」という曲の歌詞です。



Hungry! Hungry! 餌がない カラッポ
Hungry! Hungry! 情けない cannnot stand!

ゲッソリ頬こけて すぐに down! down!
足元も もたつき someday

Hide out! Hide out! 茂みにひっこめ
Hide out! Hide out! 一気にブッ飛べ

角刈りのゲリラ達 今 dush! dush!
反乱の企て It's now

GUE! RRI! LLA!
GUE! RRI! LLA!

GANG! GANG! 女が待っている
GANG! GANG! 子供が待っている
GANG! GANG! ん~ くたばるか
GANG! GANG! 腹をすかして待っている

Come in! Come in! 空き家があったぞ
Come in! Come in! 食物どっさり?

予想の裏返し ダメ! gap! gap!
ひざまづき 肩おとし ヤダ!

GANG! GANG! へこたれそうになる
GANG! GANG! 子供が待っている
GANG! GANG! Ah...はらへった
GANG! GANG! Ah...




どうですか?
どれだけはらへってんだ!
でもね、このバンド、当時はすごく人気があって、みんなこれに拳振り上げていたわけですよ。
このフラットバッカー、後に「E.Z.O」と改名し、アメリカ進出までします。
この歌詞を書いた山田正樹は、「E.Z.O」解散後、「LOUDNESS」という、日本ロックの重鎮的バンドに加入。
この同時期、「LOUDNESS」にベースとして、「X japan」の「Taiji」が加入したりして、話題になりました。

そう、こんな日本ロックシーンに、名前を刻み付けた人の書いた歌詞がコレ。
この歌詞の乗った曲に、どれだけのロック小僧達が、興奮し、心躍らせた事か…

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「エイリアン4」です。

原題は、「ALIEN RESURRECTION」

resurrectionってのは、復活って意味です。



エイリアン4

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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さて、では…


--- 大雑把なストーリー ---

前作から200年後、軍の指定軌道からわずかに離れた場所に停泊する宇宙軍用船オーリガ号内で、前作でクイーンの幼生を宿したまま自決したリプリーの、残された血液を使ってのクローン作成研究がなされていた。
科学者達は、ついにクローンを作り上げ、クローン作成されたリプリーの体内から、クイーンエイリアンの幼生を取り出す事にも成功。
軍は主産物である「エイリアンクイーン」を手に入れた以上、不要となるどころか、エイリアンに害を与える可能性すらある、「副産物」であるリプリーの処分を提案。
しかし、驚異的な回復能力、運動能力を持つリプリーの、エイリアンからの遺伝による影響力に興味を持った科学者達によって、そのまま維持される事になる。
手術からの回復後、目覚めたリプリーを、科学者達は「8号」と呼んだ。
自分がクローンである事も、クイーンが取り出された後も生存している事も、動揺する事もなく受け入れ、理解するリプリー。

そんな中、一台の民間船がオーリガ号に到着。
いかにも怪しい、ならず者ばかりの船員の乗る密輸船ベティ号だ。
ベティ号がオーリガ号に運び入れた物は、冷凍睡眠状態の人間達だった。
オーリガ号に運び込まれたその人間達は、固定され、目前にエイリアンの卵をセットされ、そして、逃れられるわけもなく、エイリアンに寄生されていく。
こうしてオーリガ号内で、エイリアンの繁殖が、着々と進められていく。

ベティ号の船員達がそれぞれの時間を過ごす中、こっそり皆から離れる、ベティ号の船員の1人コール。
コールは軍によるエイリアン養殖の事を知っており、それを阻止すべく、リプリー殺害を計画していたのだ。
リプリーの元にたどり着いたコールは、すでに遅かった事を知り、落胆。
さらに、立ち入り禁止区域内で兵隊に見つかってしまい、ベティ号船員全員に、スパイ、テロの容疑をかけられてしまい、全員の処刑を宣告されてしまう。
ベティ号の船員達が、兵士達と争う中、事件が起こる。
数匹ずつ1つのケージで管理されていたエイリアン達が、内の1匹を殺害。
殺されたエイリアンの流す強酸性の血液によって開いた穴から脱走。
エイリアン達が、次々と艦内に逃げ出す。
事を知った兵達はあわてて船外へと脱出しようとするが、次々と襲われていく。
ベティ号の船員達も脱出しようとするが、リーダーがエイリアンに殺され、さらに船員たちにも襲いかかろうとした時、リプリーに助けられる。
リプリーと合流した船員達。
再び始まったリプリーとエイリアンとの戦い。
無事、生き残る事ができるか…?


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えーと、また、前3作とはだいぶ雰囲気の違う作品です。
怖さの観点が、全然違うと言いましょうか…
個人的には、怖いっていうより、気持ち悪いといった印象が強かったです。
あるサイトで見た、感想…

>この映画を一言で説明すると「ゲル状」である。なんか、ベチャベチャ、ネチョネチョと言う擬音が良く似合う。まるで生物をミキサーにかけてグチャグチャに融合させた感じがする。

…を見て、すごくよくわかると思ったりしたほどです。

こうした映画が好きな人でも、わりと好みが分かれるところなんじゃないかなぁ…
私は、大好きなエイリアンが見られたから良かったけれど、ちょっとイヤだった、という感想にさせておいてもらいます。


さてさて、それでも一応、本作のエイリアン像をば、ご紹介…




まず、オープニングからして、ネッチョネッチョグッチョグッチョしています。
この映画のイメージを表すという意味では抜群でしょうけれど、苦手な人はもう、この段階でギブアップかもです(^^;




冒頭でいきなり出てくる…っていうか、リプリーの腹から出されるクイーンのチェストバスター。
おぉ、犬ではないな(笑 と、一安心。




自力で出てきたのではなくて、人間に出されちゃったのだからでしょうか。
まだ未完成の、未熟児といった雰囲気。
とてもちっちゃい。




それがこんな巨大なクイーンに育つってんだから、生命ってのはすごい。
…って、まぁ、映画なんだけど(^^;


んで、このクイーンが産んだ卵を…




こんなカンジに並べた人間の前に、その卵を並べて、寄生させて、エイリアンを殖やすわけですね。
エイリアン的には、手間がはぶけて、至れり尽くせりってカンジでしょうか?


んで、育ったエイリアンは…




右側に並んでいる、こんなケージに…




収容されています。
わりと狭そう。




エイリアンでも破れないガラス越しに観察できるので、人間も楽勝。
…ってコレ、いいなぁ。




今作ではエイリアン、泳ぎも見せちゃいます。
かなり上手です。

…それに対して、人間達はどうだ?
すげー気になったんだけど、ナゼかみんな平泳ぎ。
エイリアンが追いかけてきたって、平泳ぎ。
クロール知らないのか?


この水を抜けた先が、エイリアンの巣になっていて、ズラリと並んだ卵から飛び出したフェイスハガーが張りついた相手が…




よりによって、リプリー(笑
リプリーも、またかってカンジでしょうか。
慣れたものなのか、問題なく剥がして捨てていました。


さて、キュート&プリティーなチェストバスター君。
今回も出番は少なかったものの、なかなかどうして、見せてくれました。

冷凍睡眠のまま連れて来られて、生贄にされたものの、まだエイリアンを生んでいなかった1人の男が、土壇場で裏切った軍の男に突進。
軍の男を羽交い絞めにして、今にも出てきそうなチェストバスターで巻き添えにしてやる!といったシーン。

えー!
あんな弱々しいチェスト君を、そんな荒業に使おうなんて、あんた鬼か!
大丈夫か!?チェスト君!!

苦痛と恐怖に叫び声をあげる男の口から、体内に映像が移った先に映し出されたチェスト君。




心配をよそに、体内でめっちゃいい笑顔のチェスト君!
がんがれ!


そして見事!



なんと冷凍睡眠だった男の胸を突き出し、軍の男の頭を突き破って、見事登場!

胸二枚ぐらいならいけるかも…とは思ったけれど、頭まで突き破るとは、逞しくなって…(ノдT)
前作では、リプリーに掴まれただけで、脱出できなかったというのに…

…まぁ、この後、バカスカ撃たれて殺されてしまうのですが orz


…と、ここまではいいのです。
いつもどおりの、エイリアンさん達を、ほほえましく見ていれば良いのですから。

今回の恐怖の肝は、リプリーです。
クローンになる時に、エイリアンの遺伝子が一部混ざってしまったのが原因らしいのですが…

ひどく感情が薄い。
人が死んだりしても、淡々としています。

バーベルで顔面どつかれても平気。
その時出た鼻血が、ジューと床を溶かします。

エイリアンが脱走に成功した時にあげた雄叫びを聞いて、良い笑顔を見せてみたり…

どうしたの?リプリー?ってカンジです。

まぁ、どうしたもこうしたも、クローンにされちゃった、エイリアンと混じっちゃったって話なんですが。


さて、このリプリー、8号と呼ばれたからには、1~7号がいるわけです。
リプリー8号で、ようやく成功って事は、つまり1~7号は失敗作なわけで、これがちょっと私でも…ってカンジのイヤさだったのです。




こんなのとか




こんなのとか




こんなのとか




こんなのとか

あげくにまだ生きてる



こんなのとか。


いやー…なんでしょう。
科学者さん達も、そうとう苦労されたのでしょうねぇ…
リプリーとエイリアンを、分けられずに、混ざっちゃったんでしょうかね。
実際、リプリー8号も、エイリアンと切り分けられたものの、それぞれ微妙に混ざっちゃってますもんね。
リプリー、なにせ血が酸だし。

今まで感情希薄だったリプリー8号でしたが、ここでようやく感情爆発。
泣きながら焼き払っていましたね。

えー!焼くの?ってカンジだったけれど。
だって、1体は生きてたのよ。
殺してくれって言ってたからって、もう少し楽に死なせてあげられただろうに…


さて、

>それぞれ微妙に混ざっちゃってますもんね。

と前記しましたが、リプリーにエイリアンクイーンが混ざっているのだから、エイリアンクイーンにも、リプリーが混ざっているわけです。

クイーン、しばらくは産卵していたのですが、途中で産卵をやめ、なんと、子宮を持ち、直接出産する事に。




卵産むときは、わりと楽々ってカンジだったのに、今回はすげーでかい腹をかかえて、えらい苦しみっぷりのクイーン。
やっぱり生むってーのは、エイリアンでも大変なのか。


そして生まれてきた



ニューボーンと呼ばれるエイリアン。
人間とエイリアンが混ざったカンジで、グチョグチョ感でイッパイです。

ニューボーン、生まれてすぐ、産みの親のクイーンを叩き殺し、なぜかリプリーに子犬のように甘えます。
人間の血の方が強かったのか??

しかしリプリー、この子を、宇宙空間にある宇宙船の窓を、酸の血液でちょっぴり穴を開け、そこから宇宙空間に放り出そうという、とんでもない作戦に出ます。

ニューボーンのでかい体が、そんな小さい穴を通るわけも無く、その穴から、体内の中身を飛び散らせながら吸い出され死ぬという、なんともいえない残酷極まりない死に方をします。

リプリーは、ごめんねと涙しながら詫びますが、だからさぁ、もうちょっと楽に…

こわいのは、エイリアンなのか?
なんとも言えないブルーな気持ちにさせてくれる映画でした。




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エイリアン3/エイリアン4

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さてさて、「エイリアン3」です。

原題も、「ALIEN3」





--- 大雑把なストーリー ---

前作で生き残る事ができたリプリーと、少女ニュート、ヒックス伍長、そしてアンドロイドのビショップは冷凍睡眠をし、脱出救命艇で地球を目指していた。
しかし艇内で火災が発生。
冷凍睡眠のカプセルが自動的に小型の脱出機に移され、救命艇から脱出。
3人と1台は眠ったまま、その脱出機は惑星フィオリーナ161に激突してしまう。
惑星フィオリーナ161は、25人の男の囚人だけが残る、惑星留置場だった。
ニュートはカプセル内で溺死、ヒックス伍長は柱が突き刺さってしまい死亡、ビショップも修理不可能なまでに壊れてしまったが、奇跡的にリプリーだけは生存。
捜索に来た囚人達によって救出される。
信仰によって禁欲の誓いを立てている囚人達であったが、突然現れた「女性」に、動揺が走る。
動けるようになったリプリーは、乗ってきた脱出機を確認する。
脱出機内で、酸のようなもので溶かされた箇所を発見し、エイリアンが進入した事を疑う。
ニュートの遺体の解剖を依頼するも、ニュートの体内からはエイリアンの痕跡は発見出来ず、しかし安全のため、ニュートとヒックスの遺体を溶鉱炉で火葬する。
「女性」という誘惑に不穏な空気の流れる中、囚人の一人が大型換気扇に巻き込まれて死亡するという事故が発生する。
リプリーは所長(責任者)にエイリアンの可能性を訴えるものの、女性が来た事で動揺した事が原因だと、取り合ってもらえない。
エイリアン進入の事実を掴むため、リプリーは脱出機のフライトレコーダーと、廃棄置場に捨てられていたビショップを回収。
ビショップにフライトレコーダーを読ませ、機内に動くものがあった事を…エイリアンがいた事を確信する。
そうこうしているうちにも、次々と犠牲者が出るが、それらも、性的に興奮した囚人による犯行だと所長は決めつけ、エイリアンの存在を信じない。
しかしついに、リプリーの前にエイリアンが姿を現し、所長も囚人達の目の前で殺され、混乱が広がる。
なんとか囚人達を団結させ、エイリアンを殺そうと皆が必死になる中、リプリーが体調不良になる。
体内をスキャンしたリプリー。
その彼女の体内の映像に映し出された、エイリアンの幼体…


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エイリアンファン達に、酷評を受ける事の多い本作。
私は、酷評をするまでではありませんが、やっぱりイマイチの感は否めません。
1の、正体不明の恐怖、2の数による恐怖に対して、本作では、怖さがものすごく弱いのです。
設定の問題か、エイリアン自体の魅力を殺してしまっている部分も多く感じてしまうし。
この映画単体だったら、そうでもないのかもしれないけれど、どうしても前2作と比べてしまい、そうするとやっぱり、弱い。


さてさて、でも一応、本作のエイリアン像をば、ご紹介…




壊れた脱出機を覗く犬。




そこに現れるフェイスハガー。

そう、本作では、エイリアンは人ではなくて、犬を媒介するのです。

ちなみに、設定の初期段階では、犬ではなくて、牛だったそうです(^^;

犬もどう?と思っていたけれど、牛はあんまりヒドいねぇ…
そんな四角っぽいエイリアン見たくないッス。
草食なエイリアンなんてイヤッス。
咀嚼ばかりするエイリアンなんて…(うるさい


フェイスハガーの次は、いつもキュートなチェストバスター




いつも出てきてすぐ、わりとシャキっとしているのに、今作ではボタってカンジで出てきます。
とてもダルそうで、しんどそうです。

って、ん?あれ?




あれれ?チェスト?




んん?
あれ?
チェストさん?




あら?
あらららららら?
チェストさん?
えー?
でかいな、おい!
どうやって犬の中に納まっていたんだ?


…っていうかね、チェストバスターってものに対する感覚が、今作の監督さん、なんか私の感覚と違うのかしら?と思いました。
私の感覚だと、チェストは、成体エイリアンとは、完全変態する幼虫と成虫ぐらい違うものなのよね。
でも、近作のこのチェストは、不完全変態の幼虫と成虫みたいなカンジなんですよねぇ…
チェストバスター好きの私としては、わりと残念な設定。

走り出した時の、「ン・ン・ン・ン・ナァ~」みたいな声は、1作目に負けないぐらい幼い声で、それは可愛くて良かったけれど。




そして、今回の成体エイリアン。
さすがに犬から生まれただけあって、犬っぽい。

このエイリアンの動きは、前2作のものと違い、なんだか不自然だとか、そうした意見も多いですが、私は、これはこれでわりと悪くなかったかな。

犬だし。


さて、この犬エイリアン。
今作では、他の人はバシバシ殺すのに、リプリーは殺しません。
手も出しません。



こーんなに近づいても、殺すどころか…




チュってなもんです(笑


リプリーの体内に、クイーンエイリアンの子が入っているからとの事なのですが、これが本作の、こわくなさをパワーアップさせちゃってる気がするんですよねぇ…

だって、絶対に殺されないって宣言しちゃってるんだもん。
主人公だから、たぶん殺されないだろうけれど…ってのが、ないんだもん。
とにかく絶対に殺されないんだもん。

それでもって、殺されないとなったリプリーの変な強気っぷりも、怖くなさに拍車をかけている気が…
まぁ、実際は、強気なのではなくて、自暴自棄ってカンジなのでしょうが…


この犬エイリアン。
対して他の人は、殺しすぎです。
前2作では、殺すだけではなく、捕獲もしていたところが、エイリアンの不気味さと、生態の魅力をアップさせていたと思うのだけれど、犬エイリアンは、もうただ食うだけってカンジ。
繁殖の事とかは良いの?と、心配になっちゃうぐらいです。

所詮、犬か。
とか、なんか切ない気持ちになっちゃいます。

最後の方で、溶けた鉛を浴びせられて、そこから飛び出してきた時の、あぢぢ!あぢ!ってな動きは、えらい可愛かったけれど(w


これはリプリーの体内をスキャンした時の画像。



これはわりと良かったかなぁ。
チェストバスターらしいお姿を、ようやく拝見できたので、一安心ってカンジでした。


そしてようやくリプリーの胸を突き破って出てきた、クイーンのチェストバスター。



ううぅ、犬のチェストバスターと違って、断然可愛い方のチェストバスターが見られて良かったよぅ


しかし、せっかく出てきたものの、エイリアンを生物兵器として使われる事を恐れたリプリーは、今まさに自決すべく、溶鉱炉に落ちちゃってる真っ最中だったのでした。




もうすっかり覚悟を決めちゃってるリプリーさん。
自分の胸を突き破って出てきたチェストバスターに動揺する事もなく、それどころかチェストバスターをガッチリ掴んで放しません。












…嗚呼、可愛そうなチェスト(ノ□T)



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サイバーダインという会社をご存知でしょうか?
聞いた事のある人、案外多いと思います。

それもそのはず、あのターミネーターという通称で有名なTシリーズを製品として作った会社です。

もちろん、「ターミネーター」という映画内の、仮想上の会社なのですが。

でも何気に、「エイリアン」に出てくる機械類やアンドロイド、「アビス」に出てくる深海探査艇も、このサイバーダイン社製なんですって。

なぜか?

答えは単純、これらの映画の監督が、ジェームス・キャメロンっていう、同じ人だかららしいです。
(エイリアンシリーズに関しては、エイリアン2がこの監督で、あとの作品の監督は違いますが)

へー。
トリビアっぽい、役には立たないけど、ちょっと面白いネタでした(w

ちなみに、CYBERDYNE SYSTEMS JAPANのサイトもあります。
たんに、ターミネーター3のサイトからリンクされている、映画の公式お遊びサイトですが…

USJにも、CYBERDYNEをモチーフにしたアトラクションがあるらしいですね。
USJ行ってみたいなぁ…


P.S.

この話を、自慢げにとある人に、「オムニ社」ってさぁ...って話をしてしまいましたが、オムニ社はロボコップに出てきた会社でした。
サイバーダインの間違えでした。
ゴメン。


P.S.その2

このくだらない記事 (^^; とは違い「ロボットスーツ」から人間は知らず知らずに手を抜くらしい(The king has donkey ears)で、実際に開発されているパワードスーツの話などがまじめに紹介されています。ぜひご覧下さい。

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みなさーん、ロレツまわってますかー?

イブの日の晩ご飯は、マックのなんとかチキントマトなんとかバーガーのセットだった、SCUMです。

マックで大槻ケンヂのエッセイを開いて、バーガーぱくつきながら、他のお客さんたちを観察していたのですが、人生色々ですね。
幸せの形って、なんだろう?って。
結局、気の持ちようですよね。
こんな日は、ウキウキしていれば幸せだし、なんだってオイラは…とか思っちまえば、不幸。

細かいディティールまでわからなくても、でかいケーキの箱を小脇に、ニコニコした顔して一人でコーヒー飲んでるスーツのオッサンは、この後の家族とのクリスマスを想像していて幸せそうだし、なんだってクリスチャンでもねーのになんて言いながら、ウヒャウヒャ笑いながら時間を潰すにーちゃん二人組みなんかも、あんたらは幸せ。

ハンバーガーを何個も買って、片っ端からバクバクほおばりながら1人でアイドル雑誌に見入っているオバサンも、たぶん幸せ。

いまかいまかと携帯電話をずっと眺めている若い女性。
幸せな夜になると良いね。

せっかくのイブにマックで晩ご飯なんてサイテーとヒステリーを起こしている女性。
うぜーといった顔をしている、連れの男性。
あんた、せっかく一緒にいられるという幸せな境遇にありながら、たかがメシぐらいで、なんでわざわざ自ら不幸だと思おうとしてしまうの?
ほらほら、男性は怒って、出て行ってしまったよ。
追いかけなくていいの?
あんたの幸せって、好きな人と一緒にいられる事よりも、美味いものを食べる事なの?


…いやいや、そんな事はどうでもいいのよ。
ロレツの話よ。

ロレツって、年々回らなくなってきているような気がしているのは、私だけ?
これって老化?

いやね、「心」と言おうとして、「けけれ」って言ってしまったって、ただそれだけなんだけど。

かんじゃって、一文字ぐらい間違っちゃうってのならわかるんだけど、全部、一個上の字を言っちゃったという難解な間違え方をしちゃって、自分でビックリしたって、ただそれだけなんだけど。

うん、「こころ」を、「けけれ」って言っちゃっただけなんだけど。
なにか?

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ふと気づくと、もうクリスマス目前。

私、22日に妹に言われるまで、翌日がクリスマスイブイブだという事をわかっていませんでした。
しかも、その23日が、天皇誕生日で休みだという事も知りませんでした。

うーん、世捨て人(^^;

いつのまにか定着してしまっている、「クリスマスイブイブ」という変な言葉…

まぁ、いいけど。


ひょんな事から東京タワーの話題が出て、東京タワーの水族館が懐かしくなり、ちょっと覗いてきました。
新宿から、都営大江戸線という地下鉄に乗り、赤羽橋という駅で降りる。
大江戸線に乗るのは初めて。
私が九州に越す前には、大江戸線なんてありませんでした。
赤羽橋ってのは、六本木の2ケ隣、麻布十番の1ケ隣です。

地上に上がって、さて、東京タワーはどこかしらと見渡したら、もう、すごくわかりやすい存在感でそびえ立つ東京タワーさん。
東京タワーがあるのはわかったけれど、入り口までの道がよくわからなかったので、そちら方面に歩く人々に着いていったら、まんまと東京タワーにたどりつきました。




まずは、2Fのお土産屋をひやかす。
ここのお土産屋は、ともかくちょっとビックリするぐらい店舗が多く、そして、なんだか怪しい(笑
メガロポリス・トキオシティーのど真ん中で、今時なかなか見られないような、マイナーな香りのプンプンする店々を見て回るのも、案外楽しい。
これだけで一日時間がつぶせちゃうぐらい。


続いて1Fの水族館へ。

ここ、一般的な水族館みたいな、綺麗な魚やらを期待していくと、ちょっと痛いです(笑
古代魚やらナマズやらetc...黒くてでかい魚ばかりなので、こういったのが好きで無い人は、見所ゼロと言い切って良いぐらい。
こういうの好きな人なら、結構楽しめるのですが。




ここは展示している魚の全てではないのですが販売もしています。
だから、お金払って入る熱帯魚屋といった印象もあったりして…


ちなみに、東京タワー水族館のサイト内にあったクーポン…

↓こんなの(爆


…を印刷してか、携帯にダウンロードして画面を見せれば、何かもらえるとの事だったので、私は携帯に入れていきました。
見せるのがすげー恥ずかしくて、他のお客さんが居ない時を見計らい、慌てて説明をしながら受付の人に見せたら、すんなり何かをくれました。
もらえた事よりも、すぐにこの画像で意味が伝わった事が嬉しくて、やったーとか言っていたら、受付の人が少し申し訳無さそうに、
「大した物ではないんですよ…」
と言っていました(笑

んで、何が貰えたかというと…

これ↓


あっはっは(^▽^
たしかに大した事ndngpd@:daaa..

いやでも実際、わざわざ作るぐらいなら、ちょっぴりでも入場料割引した方が喜ばれるだろうに…


今回、個人的にちょっと残念だったのは、以前見て、すごく驚かされた、巨大なエチオが居なかった事。
死んじゃったのかなぁ…


続いて4Fの蝋人形館へ。
5時過ぎにたどりついたら、5時から割引になっていました。
ラッキー。

ここには、有名な人達の蝋人形が飾られているのだけれど、なぜかリッチー・ブラックモアだの、オジー・オズボーンだのフランク・ザッパだのの蝋人形もあったりする。
あ、メタリカのジェイムスもいたな。


ここを見終わった辺りで、だいぶ疲れちゃいました。
他にもトリックアートやら、不思議な散歩道やらあって、子供の頃は、全部まわったような記憶があるのですが、いやはや…

もう時間もいい頃合だという事で、展望台で締めることに。

しかしこれが、もっっっっのすごい混んでいて、もっっっっのすごい並ぶハメに(^^;
当たり前なんだけどね。
クリスマスイブイブだし。
休みの日だし。

まずは大展望台まで登り、そこでも夜景は見られるのだけれど、でもそこはやっぱり、せっかくだからと、さらに特別展望台まであがる。

ちなみに、大展望台は、高さ150m。
特別展望台は、高さ250m。
たかが100mでも、やっぱり高い方が見晴らしが良く、夜景も綺麗に見える。



しかし、大展望台までも有料で、さらに特別展望台にあがるには、別料金。
案外高いのよね。
特別展望台まで締めて1420円!

ここに限らず、展望台って、どこも、わりと高いよなぁ…展望するだけなのに、とか思っちゃうのは、私だけ?

まぁともかく、わりと楽しめましたが、これだけ並ばなくてはいけないとなると、ロマンチックな雰囲気を求めていったら、どうかしら?と感じました…
が、当然この日は、カップルだらけだったわけですが、みなさん、そりゃもう仲睦まじく、並ぶのシンドいとか関係ねーってなカンジでもう…(笑
頑張ってくれたまえ!ってなもんでした(^^;


ようやく外に出て、地上に降りたと一息つき、見上げた東京タワーは、クリスマス限定のライトアップがなされていました。




なんか夜景見ちゃったり、イルミネーション見ちゃったりと、突然だったのですが、わりとクリスマスらしいカンジに過ごせちゃったので、案外楽しかったです。


帰りの駅で1人で思いっきり泣き、立ちすくんでいる女性を、2人見ました。
せっかくのクリスマスなのに?という思いもありつつ、クリスマスとか、こうしたイベント事だからこそ…という事もあるのでしょう。
みんな、色々ですねぇ…


皆さんは、素敵なクリスマスを過ごされましたでしょうか?

ッケ!おいらークリスチャンじゃねーやい!なんて毒づかないように(笑
何もカップルで、高層ビルの展望の良いレストランでフレンチ食いながらシャンパンで乾杯するのがクリスマスってなわけも無し…
所詮、お祭りッスよ(^^

クリスマスが目前である事すらわかっていない有様だった、感覚薄れすぎのSCUMが、クリスマス一色の空間へと突入しての、突撃東京タワーレポートでした~


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追記

東京タワー誕生日(*Blank-Dialy*)によると、この12/23が、東京タワーの誕生日なのだそうだ。
展望台にあがる手前で、なんかの記念にってバッジをもらったのだけれど、それでだったのね。
知らなかった。
ちなみにチラシによると、昭和33年開業との事。

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