SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



さて、過去記事、「ホームセンター産の梅の春の剪定の調整」で紹介した梅。





4/16の段階でこうだった物が...





芽の1つが、これぐらい伸びました。

とりあえず、当面枝を作りたいので、この伸びた芽を...





こんなカンジで、葉を2枚残してカット。

葉も、付け根辺りを少しだけ残して切ってしまいました。

成長点を止めた事、さらに葉を落とす事で、葉の根元に芽が作られる事が促進されるはずです。

成長点を止めた事で、本来芽の先に行くべきエネルギーが行き場を失い、他を伸ばそうと、芽を作り出します。

また、葉を落とす事で、落葉を擬似的に感じさせるわけです。

葉を全て落としてしまわず、切って少し残したのは、まだこんな木ですから、水を蒸散すべき葉をいきなり失い、体力を落とし過ぎないようにするためです。


木が体力を落とさない限りは、しばらくはこんなカンジで枝を作っていくつもりです。
さて、どうなるか..

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コメント
 
 
 
ボケ (てきとー)
2006-04-27 12:04:29
なるほど~。

強い芽を止めれば他が出る。。。

確かにそうですね。

私も黒法師の頭を全部切ったら、新芽が

たくさん出てきました。盆栽もまた然り?

葉を半分にカットする技は、マネさせて頂きます♪(*´ω`*)

狙ったところに芽が吹いてくれるといいな~。
 
 
 
Unknown (SCUM)
2006-04-29 01:28:24
#てきとーさん



勢いがある(元気がある)樹だったら、そうですね。

弱ってる樹は、好きに生やさせて、体力回復を待ちます。



葉を切るのは、「葉切り」と呼ばれる、盆栽ではオーソドックスな手法です。

樹勢がものすごく乗ってる樹の場合は、枝間が広くなってしまうので、早い段階で芯をとめ、葉も落としてしまった方が、綺麗に作れたりします。



>狙ったところに芽が吹いてくれるといいな~。



私もそれを期待して、日々観察しております ^^;
 
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