SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



そういえば、我が家の月下美人 Epiphyllum oxypetalum が、開花したのでした。




我が家の、であって、私の、では無い。
母のだ。

私も、母が剪定して捨てようとした葉を拾い、挿して、根付かせてはいるのだが、開花どころか、まず、育っていない。
死にはしないのだけれど、新しい葉が出ても、枯れてしまったりするのだ。

大きな原因は、私がちゃんと調べもせず、適当に、他の多肉植物と同じように育てている事が問題なのだろうが、こうした花を見せられると、開花ぐらいまではこぎつけたいよなぁ...と思ってしまう。

月下美人葉っぱの岬

この辺見ると、育て方、格別悪くはないとは思うんだけどなぁ...

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市川辺りで通り過ぎた小さな山。
丘って言うべきなのかな。



これ、何気に産廃物の山なのだそうだ。
いつのまにか、草やら木やらで覆いつくされてしまったのだそうな。



木まで生えてるの。

人為的で無くても、こうしていつか、草木に覆われ、見えなくなってしまう。

現在人間の手で使われているものでも、柵だとか、電柱だとか、草木でほとんど見えなくなってしまっている物も、そうして見てみると結構あるものだ。

自然にとって良いとか、地球環境にとってどうかなんて、所詮人間の目線での話で、そんな事関係無く人間さえ居なくなれば、普通に人間のいた痕跡なんて、すぐに埋め尽くされて、わからなくなってしまうのかなぁ...なんてのも、人間勝手な話なのでしょかね。

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最近のSCUM'S BLOGは虫の話ばかりでつまんねーなぁ...


ほっとけ



さてさて、以前紹介したパプアキンイロクワガタ、実は、とっくに死んでしまっております。
産卵の兆候もなかったので、ガッカリでした。

でも、パプアキンイロクワガタ自体に思い入れがあったので、オオクワ用菌糸瓶を買いに行った時に見かけ、再購入。
前のパプキン達が暮らしたケージにそのまま入れ、今度こそ仔を産んでおくれよと祈るようでした。

んで、この度、写真撮影をしようと、ケージを開けてみて、オスは速攻発見できたのですが、メスがいねーなぁ…とケージの土を掘り返していたら、幼虫が(^^;
新たに導入したペアはこの週末に購入したものなので、明らかにこいつらの子では無い。
って事は、旧家主達の子なのだろうなと、意外な気持ちのまま、メスを探すも、メスが発見できなかったので、入れておいた朽木を割ってみたら、その中から数匹の幼虫と共に、メスが出てきました。
朽木に潜った形跡を見せなかったメスもすごいけど、幼虫がいたとは...

とりあえず、数匹の幼虫を捕獲。




予想外に幼虫が出てきてしまったので、準備が無い。
どうしようかと迷って、オオクワ幼虫を、プリンカップから菌糸瓶に移ってもらい、そのプリンカップの残りカスに、パプキン幼虫に入ってもらう事に(^^;

まだまだ朽木内に幼虫がいそうな気がするけど、用意が無いので、5匹だけ出して、残りはそのまま、親のいるケージでなんとかしてもらう事に。


新入りペアのメスが朽木に潜っていたという事は、産卵する気まんまんなのでしょう。
だめじゃーんと思っていたパプキンだけに、これぐらいボコボコと子が取れると嬉しいですね w
横着したがために、親をきっちり分ける事が出来なかったのが残念と言えば残念だけれど、とりあえず累代飼育できる形になれば良いなぁ。


えと、その新入りペアの写真。




オス。
前のより、緑色ですよね。




メス。
人気の青!(笑

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私をクワガタゾーンに引きずり混んでくださった(笑)Tさんから、8月末に、実はオオクワガタの幼虫を頂いていたのでした。
Tさんブリードのオオクワ幼虫。

幼虫を直接いただいたのでは無く、幼虫が詰まっているだろう、朽木を頂いたのだ。

朽木を割って出てきたのは、5匹の幼虫。
大きさに差はあったものの、案外育っており、さすがにオオクワ、でかいねと思ったものだった。





実際、Tさんが同じ親のケージに入れていた朽木を割るのにも立ち会ったのだが、その時出てきた幼虫よりも、私がもらった朽木から出てきた幼虫の方が大きかった。

その幼虫達を、菌糸の詰まったプリンカップに移し、そっとしておいて一ヶ月、皆々、よく食べているようで、白い菌糸も少なくなり、オガクズが目立つようになってきた。
そこで、クワガタ屋さんへ行き、いつでも移せるようにと、菌糸瓶を買ってきた。

せっかく買ってきたので、ほとんどプリンカップに菌糸が残っていないオオクワ幼虫1匹を、菌糸瓶に移そうと、プリンカップから出してみたら…





うんわ~!デカ!

オオクワっつーぐらいだから、でかくなるのはわかっていたけれど、幼虫までこんなにデカいとは(^^;

う゛ーわ゛ーでがいよ゛ーぎもぢわるいよ゛ーと、思わず叫んでしまった程。

元々幼虫系が苦手な私ではあるが、そういう問題では無いってなデカさでした。

同時期に生まれたコクワの幼虫が、超キュートに感じられてしまう程。



左がオオクワガタ、右がコクワガタの幼虫です。


いやー、こうもデカくなってくれると、成虫がどれぐらい大きくなるのかって、期待し、胸躍らせてしまう気持ちはわかりますね。

気持ち悪いけど、もっと大きく育ってくれよ、オオクワ幼虫。

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植替えをしたヒカンザクラ
これを植える際、焼き赤玉土というのを単用しました。

この焼き赤玉土、崩れにくく、保水性と通気性共に問題無くて、っていうか、かなり優れていて、植物的にはかなり大満足だったのですが、私のライフサイクルからすると、乾きすぎる(^^;
崩れた赤玉土の、あの通気性の無さ、無駄な保水性へのストレスが無くなったものの、今度は、頻繁な水遣りを余儀なくされたわけです。
それまでのプランターと違い、小ぶりな素焼き鉢にしたため、余計に乾く。
毎日帰れるわけでは無い私では、それだとちょっと管理に無理が生じてしまう。

植替え後、水切れででしょう、枯れる葉が出てきてしまったし、生きている葉っぱも、毎日水をやっても、微妙に元気が無い。
どうしたものかと考え、コケを貼る事を思いつきました。

今まで、コケを貼ると、肥料がやりにくいなどの理由から、誰かに見せられる段階にでもなった時にでも貼れば良いかぐらいに考えていたのですが、実用的な意味合いで考える事になるとは...

園芸店へ行き、コケを見てみたら、スーパーの惣菜パックみたいなの1つで、600円以上した。

買えないわけでは無いけれど、高くない?と、躊躇し、結局購入せず、コケなんぞ、どこにでも生えているではないかと、「奥多摩キャンプに日帰り参加してきました。」記事の行動の際に、適当なコケを採取してきました。

変な虫やらついていないかしら?と心配だったのですが、目視では確認できなかったので、まぁ、良いかと使用。

採ってきたコケを、鉢の上に、普通に並べただけです(^^;




まんざら悪くないんじゃないの?と、個人的には満足 w

コケが抱え込んだ土が、水遣りで溶け出して、うまい事赤玉土に密着し、コケが着生してくれるんじゃねーの?と楽観しております w;

実際、コケを乗せてから、保水が良くなった事は間違えないようで、生き残った葉も、生き生きとしてくれているので、コケさえ順調に着いてくれれば、してやったりってカンジになるはずです。



調子に乗って、salsa嬢から頂いたガジュマルの枝を挿していたものも、植え替える事に。

この枝、もらってきて、他の苗を育てているプランターに適当に挿しておいただけなのですが、問題無く根付いたようで、新しい葉を出したりしていたので、これならばと、植え替える事にしたのです。
ガジュマルは、挿し木で容易に着く、強くて偉い子なのですが、寒さには弱いので、冬もベランダに放置するプランターに置いておくわけにはいかないので。

根は、時期が時期なので、簡単にだけ整理し、やはり焼き赤玉土単用で植え付け。
水を多く要求する植物なので、同様にコケを貼って見ました。

こんなカンジ。



うーん、なかなかどうして、可愛いではないか w

順調にガジュマルが根付いて、コケも着生してくれる事を祈るばかり。


ガジュマルは、挿し木だと、幹が太らないので、ガジュマルの楽しみとしては半減してしまうなんて話もあるけれど、私はこのガジュマルを盆栽として育てるつもりなので、極端に太い幹を求めているわけでは無いので、別に問題ないのです。
むしろ、バランス良く、気根を表現できたらなぁ…と思っております。

成長できるのは、あと1月ぐらいでしょうが、上手く育って、冬を乗り越えてくれれば良いのですが。

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クワガタ仲間 w のTさんが週末、奥多摩でキャンプをするとの事だったので、飛び入り参加させてもらってきました。

飛び入りになったのは、この日の次の日、私は仕事だったから (TдT)


昼ぐらいには現地につけるようにと思っていたのだけれど、目が覚めたら、思いっきり昼(笑
やっぱり日帰り参加のKさんに電話してみたら、連休の事で、渋滞しているとの事。
バイクなら間に合うんじゃねーの?と、ノンキに出発。




天気良し。


所沢を抜け、青梅街道で西へ。
青梅を越えるまでは、わりと車も多かったけれど、R411に乗った辺りでは、快適な山道だったな。





salsa嬢オススメの蕎麦屋が、あまりにも混んでいて入る事を断念してしまったのは残念だったけれど、それでも多摩川を横目で見ながら走るのは楽しかったです。

そうこう走って、急に姿を現した奥多摩湖が見えた時には、思わず速度を緩めました。
いやー、良いですよ、奥多摩湖。
水がすげー緑で不思議だし。
近場にこんなところがあったなんて。



今回はツーリングがメインでは無いので、のんびり眺めもせずに通り過ぎてしまったけれど、今度ゆっくり来たいと思います。


キャンプは奥多摩の先、丹波山村でされるとの事で、その丹波山村にはすぐついたのだけれど、私、肝心のキャンプ場の名前を聞いておらず(^^;
丹波山村に入ってすぐ、携帯を見たら電波が入っておらず、少し進んだら電波が入ったものの、誰にも電話が繋がらなかった時は、何気に途方に暮れたものでした w;

何度かかけたら繋がって、合流できたので、本当に良かった。




土産も持たずに参加し、ちゃっかり肉食って w



一眠りしてから、暗い山道を帰りました。

私のようなスタイルだと、夜の山道は楽しくないね(^^;
泊まりたかったなぁ。


うん、寒くなりきる前に、バイクにテント積んで、どこかへ行きたいなぁ。


以上、なんともとりとめの無い記事でした(^^;ヾ
お目汚し御免。

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仕事で、木更津まで行ってきました。
私の会社は東京都、板橋駅のすぐそこ。

おいおいセニョリータ、そりゃちょっとした小旅行じゃないですか~、ってぐらい、遠い。

まぁ、だから行かないのかと言われれば、そりゃ行くわけで、会社の後輩に当たる人に運転してもらい、グーグー寝ているうちに、木更津に辿り着いたわけです。

木更津で2つばかり仕事を終えた頃、昼を過ぎていたので、ぼちぼち昼にするかという事になった。

せっかくこんなところまで来たのだから、海の幸でも食おうと、探すうち、木更津港に辿り着く。

いかにも海の幸置いてますぜ!といった雰囲気の店をチョイス。
その名も「活き活き亭」。



焼き物がメインのお店のようで、焼き物好きのSCUMとしては、ついつい焼き物に手を出してしまいそうだったのですが、当然飲めないし、焼き物が安くない。
サザエが1個、525円とかなんだもん。
行楽ならばともかく、仕事ッスからねぇ...
焼き物以外にも、ランチや、定食物なんかもあって、迷った末に、海鮮丼を注文。
945円也。



うお!と思う程、美味いわけではない。
しかし、何か、すごく満ち足りた気分になった。
多少イクラが塩辛すぎようが、店のおばちゃんがぶっきらぼうだろうが、そんな事関係無いってぐらい、満ち足りた。

なんだろうと推測するに、この、普段とはまるで違う昼食によって、仕事という環境から、一瞬でも切り離された事が大切だったのかなぁと思った。

人によるだろうとは思うが、私は食事に関しては、特に仕事中の食事に関しては無頓着だ。
人と一緒に食べるのならばまだしも、1人だったら、まず食事は、二の次になってしまう。
そうでなくても、ラーメンだ牛丼だと、1人で入れるゴハン屋なんて限られるのに、それすらも億劫がって、コンビニのちょっとした物を、車の移動中に食べたり、食べなかったりで済ませてしまう。

しかし、たかが食事でも、もちろん栄養ウンヌンも大切だけれども、心の切り替えには、すごく大切な要素なのかもしれないなぁと思わされました。

食事をして、店を出て、海風って違うよなぁ…なんて思う余裕があったりして、また仕事に迎い、それは悪くなかったです。

当たり前の事なのだろうけれど、食事を取るぐらいの精神的ゆとりは取ろうと、思わされたいい食事でした。

乗った事の無いうみほたるでも経由して、今度バイクで焼き物でも食べに来ようかな。

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最近、仕事で千葉へと行く事が多い。
千葉って、わりと私には馴染みが無いので、面白く思う事も少なくないのだが、今日はなかなかどうして、色々な物を見る事ができた。
カテゴリーを「携帯からの投稿」にしているが、実際はPCからUPしている。

本当は、携帯からUPしようかと思ったのだけれど、それではちょっと勿体無いかな、と思ったから。


まずは、東千葉の辺りの100円パーキングの料金設定にビックリ。




駐車後、24時間300円って、あんた(^^;

東千葉って、そんなに極端なイナカってわけでは無いのよ。
千葉中央から2kmも離れていないような場所なのよ。
Googleマップで見ても、こんなに建物が多い場所なのよ。



ちゃんと舗装されていて、30台ぐらいは停められる、すごく綺麗な駐車場で、これで採算取れるのか?と、少し考えてしまった。

しかし、案外盛況のようで、15台ぐらいは停まっていただろうか。
そう思えば、たとえば余った土地で、莫大な資金を出してマンションやら、入るかどうか微妙なアパートを建てるぐらいなら、停める人がいるのならば、駐車場の方がコストが安くて、良いのかもしれない。

仮に1日15台が利用したとして、マックスの300円を納めるとして、

15台×300円=4500円。
4500円×28日=12万6千円。

対して、アパートを建てたとして、それが1フロア8戸、3階建てだったとして、そのうちの8割が入居と考えて、家賃が5万円だったとして、

8戸×3階×8割×5万円=96万円。

ん?
アパート経営の方が良いのか?(^^;

よくわからないけれど、まぁ、オーナーは、色々な要素を吟味した上で、一日300円の駐車場を選択したのだろう。
そして、平日の昼間に、これぐらいは停めているのだから、間違ってはいないのだろう。
たぶん。



その駐車場の斜向かい辺りにラブホテルがあり、そこの2階に...



レストラン(^^;

誰が使うのか?すごく謎。

っていうか、レストランが稼動しているのかも、謎。

しかし、そんな事を考えつつ、眺めていた私の前を通った車が、スルスルとそのホテルに入っていったところを見ると、ホテルは動いていて、そして、閑古鳥という程でも無いのだろう。

そんなホテルの、設備が書かれた看板を見て、思わず郷愁に浸る思いになりました。



マジで?
ほんとなの?
PCエンジンが無いのが、惜しいのか、それともこだわりなのか??
ともかく、これで入って、普通にプレステ2とか置いてあったら、むしろガッカリだ。



次に移動した先は、まさに千葉の中心街、千葉駅付近。

わりと開けた場所に、ドガーンと建った16階建ての綺麗で豪華なマンションの、エントランスに、こんなものが張られていた。



その卸売団地会館跡地に建つというマンションは、いったいどれほどデカいマンションだというのだろうか(^^;
マンション側の言い分としては、

「景観が悪くなる」
 ・「海が見えなくなる」
 ・「夏の花火大会が見えなくなる」

「日照問題」
 ・「日当たりの問題」
 ・「それに伴う光熱費の問題」

「風害」

...を、問題として訴えているようだが、これって、ビックリするぐらい、自分達の事を棚に上げているんじゃねーの?って思うのは、私だけ?(^^;;

そりゃね、言わんとする事はわかるのよ。

たとえば戸建や、低めの集合住宅に住んでいて、日照問題やら、そりゃわかるのよ。
俺だって、突然隣に建った建物のせいで、まるで日当たりが無くなったらイヤだもん。

このマンションを買った人はさ、高いお金を払って、その景観やら、諸々を含めて買ったわけだからって、そうした言い分もわかるのよ。
でもさ、じゃあ、その今住んでいるマンションが、他に影響を与えていないとでも思っているのか?
16階建て、140戸ものマンションだぜ?

いやぁ...
なんつーか。

逞しいなぁ。

私のような小心者には、とても言えない言い分だなと、思わされた次第です。

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6/25の段階で...




...こうだったヒカンザクラが、




こうなりました。
あんまりなピンボケ写真で申し訳ありませんが(^^;


生育はわりと順調と思われ、冬前に根をしっかりと張り直す体力があるのならば、早めに植替えをして、根を整理したいところ。
サクラはバラ科なので、秋の植替えが一般的なので、ならばと、植え替える事にしました。
今年は種蒔きの時期が遅れてひどい目にあったので、面倒くさがらずにちゃんとやるぞーと(^^;


プランターから抜き、土を掃ったら、根はこんなカンジでした。






赤線が、最初に伸びるメインの根。
これを中心に、他の根が出るわけです。
普通なら、このメインの根は真下に垂直に伸びるのですが、このサクラは、最初の植え付けが悪かったのか、何か土にジャマでもされたのか、曲がって伸びてしまったようです。
どちらにしても盆栽の場合、バランスの悪い根や、下に伸びる根を落し、横に伸びる根をバランス良くつけさせるのが一般的なので、これは切除してしまう事にします。
他の根も、適当に整理。




根を切る時の注意点としては、どこで切っても良いというわけではなく、というのも、根というのは、その全てが水や栄養素を吸い上る事ができるわけでは無く、新しい根でしかその活動が出来ないので、新しい根を残して根を整理する必要があるわけです。
その他の根...古い根は、その新根が吸い上げたものを経由するためのパイプに過ぎないと思っていいぐらいなのです。
新根が無い状態でも、古い根から新根を出す事もありますが、これは、古い枝から新芽が吹くかどうかぐらいに思っていいので、あまりあてにしないのが良いと思います。
その新根が無ければ、木はそれらを吸い上げる事が出来ず、悪くすれば枯れてしまうわけです。
赤枠の中に、やたらと白っぽい根があるのがわかるでしょうか?
これらをある程度残すように意識して、根を整理します。




というわけで、こんなカンジまで根を整理してみました。




根を整理したので、上も整理。
根と枝ってのは、直結していると思っても良いぐらいで、根が減ったのに、フサフサと葉ばかりあると、吸い上げと蒸散のバランスが崩れ、体調を崩すと思って良いです。
というわけで、根に近い2芽を残し、上を落してしまって、植えつけたらこんなカンジ。

しっかり根を張って、冬までに体力をつけてくれると良いのですが。

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川口市で、こんなのを発見した。





大量の二宮金次郎が、道に並んでいる。




梱包されている(たぶん)二宮金次郎もいるし。

おそらく、二宮金次郎屋さんなのだろう。

加工工場といった雰囲気無かったので、作っているところは別なのか、よその業者か、それとも海外とか??


とにもかくにも、珍しい光景を眺めていて、ふと、「そういえば、二宮金次郎って、何者?」というところに行き着いた。


名前は超有名だけれど、学校で立ってる人、ぐらいしかわからない。

と、いうわけで調べてみた。


二宮金次郎(1787-1856)

小田原生まれ。
裕福な農家に生まれたものの、度重なる川の氾濫に苦しめられ、家は衰退し、そして早くに両親を失い、叔父に引き取られる。
勉学を好んだ金次郎だったが、引き取ってもらった身が上に、明かりを灯しても勉学がままならず、しかし、薪を運ぶ時などの時間を利用してまで勉学に勤しんだ。

それが、あの有名な像の姿なのだそうな。

叔父から独立した金次郎は、24歳にして一家を再興。
それを見込まれ、小田原藩士服部家の財政の建て直しを依頼され、これにも成功。
その高い才能を藩主・大久保忠真に認められ、苦労の末、生涯に615もの村々を建て直したと言われる。

小田原藩の分家、野州桜町領の復興を成し遂げた際、武士の位を与えられ、二宮尊徳と名乗るようになる。

「至誠」「勤労」「分度」「推譲」の4つの教えを説き、それは天保の大飢饉でも生かされ、多くの人々を救う事になった。
その後、「積小為大」「五常講」も説いていた、との事。

…だ、そうな。

ふーん。
なんか、すげー立派な人だったのねぇ。
人間なんざ、喉元すぎればなんとやら。
自分が苦労しても、それを乗り越えちまえば、他の苦労してる人なんてどうでもいい、ってのが、実際は一般的だと思うけれど、そうでは無い人だったのね。
なんだろう、私のような凡人には、いまいちピンと来ないけれど、単純に立派だな、とは思う。


「至誠」 きわめて誠実なこと。また、その心。まごころ。
「勤労」 心身を労して仕事にはげむこと。
「分度」 経済面での自分の実力を知り、それに応じて生活の限度を定めること
「推譲」 人を推薦して地位・名誉などを譲ること。人を推薦し、自らは退くこと。
「積小為大」 小をつんで大と為すということ
「五常講」 お金の貸し借りの旋回の過程で、「仁」のこころをもってそれぞれの分度を守り、多少余裕のある人から困っている人にお金を推譲し借りた方は、「義」の心をもって正しく返済し、[礼」の心を持って恩に報いるために冥加金を差し出すなど心を配って人に接し、「智」の心をもって借りた金を運転し、「信」の心を持って約束を守る、すなわち「仁義礼智信」の「人倫五常の道」を守ろうというのである。


だそうな。
ほぉぉ。

誠実ってなんだ?
なんとなくのイメージしかわからないや。

「誠実」 私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。


はぁぁ...
よく、誠実だなんて言葉を聞くけれど、かなり難しいね、誠実でいるってーのは。
っていうか、普通の人には無理じゃねーかな、普通に。


勤労はね、単純に私もしていると思うのよ。
今現在。


分度、これ大事だね。
私はお金の使い方、ほんとヘタだからなぁ..


推譲も難しいね。
ケースバイケースで、一切していないかといえば、そんな事は無いけれど、でも、やっぱり大体、自分を推しているのだと思うわけだわ。


積小為大はね、まぁ、普通だと思う。
いきなりでかくはなれないもんね、なんだかんだ言っても。


五常講はまぁ、いいや。


しかし、これが全て当てはまるといえば、聖人だよね。
うん。
これ、全部私に当てはまるよ!なんて平気で言えるやつは、どっちかと言うと、私は信用できないかもしれないと思う。
そして、どうしてそれで、現在生きていけているのかを、ちょっと聞いてみたい気がする。


しかし、二宮金次郎、さすがに615もの村々を救っただけあって、いろんなところで祀られている。

パワー全開の英雄ではないけれど、すごい人だったんだろうね。
私は会った事が無いから、わからないけれど。

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