SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



色々な世界から、微妙に外れた生き方をしてきてしまった私。
知らない事だらけで、わからない事だらけです。

そっちの世界(笑)にも疎くて、先日も、ゴスロリと、ロリータと、ピンクハウスの違いを、妹に教わった次第です。
結局よくわからなかったけれど。
どうでもいいし(笑

「萌え」という言葉があるというのを知ったのも、妹情報。

もうマンガ雑誌なんて買わなくなっていた私に、妹が、「ジャンプにすげーの載ってるよ」と、見せてくれたのでした。
当時のジャンプといえば、悟空やその他大勢が、あちこちからビームを出しまくっていた時代。
そのマンガは、題名も忘れてしまったけれど、オタッキーの少年の周りに、なんか可愛い女の子が2人いて、なんかそんな2人がその彼にチラチラとパンチラぐらいは見せてくれる、ちょっと酸っぱい、あちこちがカユくなるような、んな事ねーよな恋愛ストーリーだった、と思う。
そんな細かい設定はどうでもよかったのだが、まず、オタッキーな少年が、主人公で、オタッキーな世界で、物語が進行するという事。

オラ孫悟空、北斗神拳の一子相伝の継承者ケンシロウ、超人キン肉マン、魁ちゃう男塾な平八郎etc...歴戦の勇者達が名を連ねるジャンプに、オタクが主人公だと!
宅八郎ぐらいしかメジャーなオタクを知らなかった私には、あまりにも衝撃的でした。

オタクが知らぬ間に、そんなにメジャーになれる存在になってしまっていたのか!?

いや、実際は(たぶん)それほどの話ではなくて、漫☆画太郎がジャンプに連載を持つぐらい、異端でどうでもいい(失礼)話なのだったのだろうけれど。

そのマンガの主人公は、(たしか)アイドルのおっかけで、それも(たしか)はっぴにハチマキ、手にメガホンみたいな、コアなおっかけだったと思う。

その彼と、彼らは、やたらと「萌え萌え~」と、連発していた。

マンガ内に、「萌え萌え~」とは、の、解説はなかった。

妹と、「萌え萌え~」とはナンゾや?と、考察した。

萌えると言えば、新緑などに使われる言葉では?

三省堂大辞林によると、

芽が出る。芽ぐむ。きざす。
「草が―・える」「春は―・え夏は緑に/万葉 2177」


うん、だいたいあってる。

うーん…なんとなく、わかるような、わからないような。
でも、実際の「萌える」と繋がるとも思えない。

ようするに、「メロメロ~」みたいなカンジ?


そんな事も忘れ去ったある日、電車男の話を、妹に(またか 笑)教わった。
良い話ではあったが、ふと気になった事があった。

「電車はエルメスもえだなぁ」みたいな文章。

もえ?

もえ?

閉ざされていた記憶の引き出しが開く。

もえ?あの萌え?

萌え萌え~の、もえ?

まだこんな言葉があるのか!と、ビックリさせられた。

っていうか、私は、「萌え萌え」というのは、あのマンガのオリジナルの造語だと思っていたのだ。
それがいまだ、2chで普通に使われえいるとは、恐るべし!あの名も知らぬマンガ!

先日、人との会話の中でも、「なんとなくはわかるんだけど、で、結局、萌えるって何?」というような話が出た。

調べて見てビックリ。

なんと、三省堂デイリー新語辞典に、「萌え」という言葉が入っていたのだ!

うおおおぉぉぉ!
知らぬ間にそんなにビッグに!(笑


もえ 【萌え】

ある人物やものに対して,深い思い込みを抱くようす。その対象は実在するものだけでなく,アニメーションのキャラクターなど空想上のものにもおよぶ。
〔アニメ愛好家の一部が,NHK のアニメーション「恐竜惑星」のヒロイン「鷺沢萌」に対して抱く,ロリータ-コンプレックスの感情に始まるといわれるが,その語源にも諸説ある〕



へぇぇ
NHKが由来だったとは…

しかし、恐竜惑星なんて、聞いた事もないなぁ…


検索してみたら、「ようこそ恐竜惑星へ」というサイトを発見。

NHKのオフィシャルサイトではないらしい。

へぇぇ。

んで、気になる「鷺沢萌」


こんなの。




ップ

萌えね~

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