なにやら今週は、酷く体が痛くて疲れやすい。
肩の辺りの総リペア、もしくは全取替えしてくれってカンジのSCUMです。
たいして忙しいわけでも無いのになぁ。
昼頃、仕事で使う部材を見に、ホームセンターに立ち寄った。
慌てているわけでは無かったので、ついでにちょろっと園芸コーナーも覗いてみた。
多肉植物やらは、めぼしい物もなかったのだが、思わずふきのとうと、ピラカンサを買ってしまった。

ピラカンサ(ピラカンサス) Pyracantha sp.
バラ科の常緑低木です。
まだ鉢から抜いていないのだけれど、たぶん枝挿しのものだと思います。
どの鉢も2本ずつ植えられていたので、せっかくなので、オレンジの実のと、赤い実のとが生えていて、中でも低い位置に枝のあるものを選んでみました。
ピラカンサ自体はユーラシアにわりと広く分布しているようで、一般的には、赤い方は西アジア原産のトキワサンザシ(常盤山櫨子) Pyracantha coccinea 、オレンジの方は、中国原産のタチバナモドキ(橘擬) Pyracantha angustifolia だという事だけれど、ホームセンターで買った株の種まで同定しようってのは難しいかな(^^;
園芸種(つーか、ハイブリッド)とかもありそうな気がするし、まぁ私は盆栽として育てるものなわけだし。
ちなみに、学名のピラカンサ Pyracantha
ギリシャ語のpyroと、acanthaが組み合わされたもの。
pyroは炎。
学名はラテン語読みが基本なので、あえて片仮名表記しているから「ピラ」になっているけれど、英語的に発音するならば、「パイロ」ですかね。
赤い実を炎に例えたのでしょう。
acanthaは、刺。
バラ科のピラカンサ。
刺があるのですよ、ちゃんと。
ちなみに、トキワサンザシの種名 angustifoliaは、幅の狭い葉、という意味。
タチバナモドキの種名 coccineaは、紅色、緋紅色という意味。
丈夫で対陰性も強いらいいけれど、日当たりが良い方が、実付きが良いらしい。
若干耐寒性に弱いので、冬は保護が必要との事。

ふきのとう
漢字で書くと、蕗の薹。
私は幼少期、長野で育ち、ふきのとうはそれこそ、家の脇なんかにもあって、雪をどけて、凍った土から頭を出しているものを採り、てんぷらにして食べるという、春の思い出深い食べ物でありました。
大人になり、まわりから、ふきのとうは苦くてまずいなんて聞くと、開いてしまったふきのとうしか食べた事が無いのだろうなぁと思わされるぐらい、子供の頃から美味しいと思って食べていたものでした。
実際、東京のスーパーでパックされているふきのとうは、あまりにも食べ頃を過ぎていて、苦くて美味くないだろうなぁと思わされます。
ふきのとうって、私はフキとは結びついていなかったのですが、フキの根茎から生える花茎の事だったのですね。
知りませんでした(^^;
というわけで、ふきのとうはフキなのですから、日本に自生するフキには、いくつかの亜種があるようですが、とりあえず学名は Petasites japonicus
キク科の植物。
いやしかし、フキってのは、そのものも美味いし、花まで蕾までもが春の味を楽しませてくれるのだから、偉いですよねぇ。
弱光で、水をたっぷりあげれば強いみたいなので、上手に育てられたら良いな。
黒いポットに植えられた状態なので、とりあえず週末、ちゃんと植えてやれる時間が作れますように(^^;
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