goo blog サービス終了のお知らせ 

ROKSANのつぶやき

独断と偏見に満ちた時遊人の日記

椀方邸、Ray邸での検証!その1.

2011-12-18 20:09:23 | オ-ディオ
昨日は椀方邸で、今日はRay邸での検証です。
検証するCDはORGANIST kankawa と 時のまにまに 井筒香奈江 です。


昨日、椀方さんからお誘いがあり昼過ぎから椀方邸にお邪魔しておりました。

先日より気になっておりましたORGANISTのCDRの検証をするのに絶好の機会をもらいました。
我が家では本年一番の録音だと思っておりましたが椀方邸では全く良くないのです。
何故だか解りませんが周波数対する音のスピードがまちまちで、音楽になっていません。
中低域の絶対量も足りませんがそれよりもなりより力がありません。

確かに拙宅と違ってクラシック中心で調整されておりますので、JAZZのCDは得意ではありませんが
椀方邸の音も少しは理解しているつもりでしたので、今回の音は本来の椀方邸の上品で絶妙の力加減で
煩わしい音など微塵も感じられないやさしい響きとは程遠いものでした。

椀方さんも何が原因だか解らない様子で、前回お邪魔した時から変更したものを一つづつ元に戻すしかないとの事です。
変更したのはスピーカーコードをマルチュウエンジニアリングの物へ、DACのインシュをセラミックとブロンズのハイブリッドの物へ変えた事ともう一つはスピーカー台の御影石を外した事です。

私はあまりに音の変化が大きいものでスピーカーコードを疑ったのですが、椀方さんはDACのインシュをもとの物へ戻す作業を始めました。作業的には比較的簡単に変更できるので直ぐに終わり早速音だしが始まりました。

あまり期待もしていなかった私はその音の変わりように我が耳を疑いました。帯域のスピード整ってスピーカーが音楽を奏で出しました。たったこんなことであまりに違いすぎます。いくらインシュレーターで変わるといっても音楽の本質まで変わる事など・・・。

そこで、井筒香奈江 時のまにまに をCDプレーヤーに。1曲目の マイ・ラグジュアリー・ナイトから聴きだして4曲目のWoman
“Wの悲劇”にきたときに椀方さんが「これは録音が違いますね!」と一言。
さすがです、これだけは空間表現が違いますしボーカルの口元も引き締まった感じです。

しかしまだ何か本来の椀方邸の音では無いような気がします。
最近、体調がすぐれないようで機器の調整もままならない様子です。しかしながら音楽の本質を熟知されている椀方さんのことですから、体調が戻ると同時にオーディオの調子も戻るものと思っております。

最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
お世話をおかけしました (椀方)
2011-12-19 20:56:42
naskorさん、土曜日はお世話おかけしました。
低音感応型難聴の症状と付き合いだして早1年半になりますが、先月あたりから不調になってしまいました。

コンサートだと楽しめるのですが、オーディオ調整には向いてない時期かもしれません。

それでもnaskorさんに指摘を受けて、何となくモヤモヤっとしていた点が確認できて良かったです。

あのDACインシュレーターを真鍮に戻すだけであれだけ変化するなんて恐ろしい体験でした。

今妄想しているのは、あのDACの内部基盤とトランス周りをしっかりしたケースに収めなおすことですが、どこか引き受けてくれるところないですかね?

御影石は、昨日友人に引き取られていきましたので、もう元に戻すことはないです。
返信する
こちらこそお世話になりました (naskor)
2011-12-19 21:26:33
椀方さんの体調がすぐれない時にお邪魔して申し訳ありません。システムも本調子でなくかえって誤解を招くような表現になってしまい申し訳ありませんでした。しかしあれだけで本質が変わってしまうなんてオーディオは難しいですね。ケースも難しいですね。防振材などで振動を止めてしまうと生気のないような音になってしまう場合がままありますからね。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。