ポチの女房

専業主婦のつぶやき

ドラマ アンチヒーロー

2024-06-18 23:02:49 | ドラマ
最終回を昨日みおわり、本日、2回目の最終回をみました。
心に刺さるドラマでした。
最終回、いろいろな伏線が回収されて、ハッピーエンド?で良かったと思いました。
?を付けた理由は、ハッピーエンドと言えるのかというところです。

正義とは何か、法律とは何か、人が人を裁くとは何かなど、いろいろなことを投げかけてくれました。
朝ドラでも、法曹界が描かれていて、特に興味深くみました。
今まで、殺人を犯す人は悪い人で、決して許されないと思っていました。
だから、罪を犯した人が更生できるとは、とても思えなかったのです。
人は、誰もが、間違いを起こすことはあります。
どんなに間違っても、人を殺すのは、いけないことだと思っていました。
しかし、自分の大切な人が傷つけられたら、その傷つけた人を殺したいと思うかもしれないと思いました。
ドラマの中でも、そのようなことを言ってましたよね。

正義とは何か、とても難しいと思います。
人は立場によって、正義が変わってくるようにも思います。
伊達原が、鬼退治をした桃太郎は、鬼にも家族がいることがわかっていたのかと言ってました。伊達原が言うことには、いちいち腹が立ちましたが、この台詞には、思わず心の中で、そうそうと同意してました。

縦軸として流れていたえん罪事件。
実際には、たくさんのえん罪事件が起きているのではないかと思いました。
検察官としては、罪を暴くのが仕事ですから。
弁護士は、助けるのが仕事。でも、ドラマでは、罪を犯した人を無罪にするって、どうなの?と思っていました。
えん罪事件のためだったとは。
逆に名声を得るために、罪を犯した人を無罪にするということも、起こるのかなと思ったら、背中がゾクッとしました。
人が人を裁くことにも、間違いは、起こりますよね。

最終回で、緑川が亡き友の無念を晴らすために、伊達原に近づき、無念を晴らしていくのは、爽快でした。
『花咲舞が黙ってない』の昇仙峡怜子を思い出しました。
こちらは、友ではなく恋人でしたが。

明墨役の長谷川さん、ピッタリでした。
当て書きだったようにも思えます。
伊達原役の野村萬斎さん、演技が、芝居がかっているようにみえました。
北村匠海さんと堀田真由さんは、二人とも良い役者に成長したなあと思いました。
最終回で、ウルウルしそうになったのは、堀田真由さん演じる紫ノ宮が、父親と接見する場面です。親子の和解ができて良かったと心から思いました。
もちろん、志水親子の抱擁にも感動しました。
あと、犯人役で登場した岩田剛典さんが、『虎に翼』では、判事になる役でしたので、役者さんって、大変と思いました。
吹石さん、久しぶりのドラマ出演だそうで、相変わらず、透明感があって、素敵でした。

ただ、最終回で疑問が残ることもいくつかありました。
糸井一家殺人事件の真犯人は、誰なのか。
パラリーガルの二人が、明墨に、採用された理由とは。
パラリーガルのひとり、青山の奥さんは、弁護士でしたよね。
明墨は、無事に釈放されるのか、弁護士を続けることができるのか。
志水の裁判は、どうなるのか、無罪判決がでるのか。
続編もつくることができそうです。

もう一度、第1回から観たいと思います。
きっと一度観ただけでは気づかなかった伏線に気づくのではないかという期待を込めて。

虎に翼 第57回

2024-06-18 22:18:39 | 虎に翼
轟とよねは、孤児たちに炊きだし。
財源は、二人の稼ぎからでしょうか。
そんなに儲かっているようには、見えませんけど。

多岐川と汐見がやって来ます。
よねが、「誰だ、おっさん。」
多岐川は、「今、顔をあわせた相手を、おっさんよばわりするやつに、名乗る名はない。」
その通りだと思いました。
よねは、悪い人ではないのですが、言葉を選んだ方が良いと思います。
それで、損している部分が、いっぱいあると思います。
紹介する寅子。
汐見が、「よねさん、あなたが。」と言ったのが、印象に残りました。妻から聞いていたのですね。

孤児支援に関して。
寅子は、「私だけでは無理よ。よねさんと轟さんだけでも無理。」
多岐川は、孤児に、「家庭裁判所は、愛の裁判所だ。」
よねと轟に、「地域に根ざした支援、素晴らしいじゃないか。」とエールをおくります。

子供たちを引き取る場所は足りず。
孤児のひとり、道男は、引取先がみつかりません。
やむなく家に連れて帰る寅子。
家族の反応は、冷たいです。当然だと思いますが。

☆心に翼
はるが、「泊めてあげなさい。必要なだけ、ここにいればいいわ。人生、もちつもたれつ、助け合いですよ。」
ザ・日本の母と言えるはるのひと言。
何か理由があるのでしょうか。

道男が、猪爪家に引き取られて、変わっていくように思います。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)




ドラマ 花咲舞が黙ってない シーズン3

2024-06-18 09:27:59 | ドラマ
令和版の花咲舞。
前作から、主演から相棒から、総取っ替え。
果たしてどうなるかという想いでみはじめました。
頭を切り替えてみると、今田花咲、なかなか良いんじゃないと思いました。
相棒も年齢的に考えると山本さんで、良かったと思いました。
臨店班の上司は、塚地さんのままが、良かったかな。
最終回に塚地さん、ちらっと出演していましたが。
ただ途中から、これ臨店の仕事ではないのでは?という話とか。
半沢直樹登場とか。原作にあるのかもしれませんが、半沢直樹と言えば、堺さんのイメージが強すぎるので、劇団ひとりさんでは、ガッカリしました。
そして、今までのシリーズにはない、縦軸の話が、最後までつながっていて、それはそれで良いのですが、花咲舞が、埋没した感がありました。
昇仙峡怜子役の菊池さんが、全部持っていったように思いました。
単純に1話完結で、花咲舞が黙ってないを通して欲しかったです。
世間的には、杏さんの花咲舞を推す声が多かったようですが、今田美桜さんの花咲舞、良かったと思います。
池井戸さんが原作を書いてくだされば、同じメンバーで続編をみたいです。