ポチの女房

専業主婦のつぶやき

『カーネーション』雑感 その2

2012-04-05 22:09:04 | カーネーション
後半のメインは、周防との不倫でしょうか。実際には小篠綾子さんは、20年ぐらい不倫相手と一緒に暮らしていたそうですが。
ドラマなので、その人を周防と北村に分けたのではという噂もあります。不倫の話は避けてはとおれない話題だし、不倫が続くというのは朝ドラとしては?なので、良かったと思います。ただ、周防の妻を原爆症にする必要はあったのか?と思いますが。

忘れてはいけないのが、縫い子の昌子と恵の存在。北村も含めて、夏木編にも出て欲しかったです。

最後は、ヒロインの交代。
賛否両論あったと思いますが、私としては失敗だったと思います。
オノマチさんなら、90歳でも演技できたと確信しています。
たとえば、『ゲゲゲの女房』で、ヒロインの松下さんか相手役の向井さんが晩年に交代していたら、あのドラマはどうなっていたか?確かに年齢を考えると二人ともその年齢には見えませんでした。が、ドラマがおもしろかったので気になりませんでした。ドラマってそういうものだと思います。
夏木さんにかわってから、脚本はよくできているのに、惜しいと思うことがたびたびありました。夏木さんの演技をけなしているわけではなく、それまでの糸子像には、あっていなかったということです。
オノマチ編の最後頃、時代が飛びすぎと思いましたので、もっとこのあたりをのばして、晩年の夏木編は、スピンオフの形で放送した方が良かったと思います。
夏木編をオノマチ編と切り離して、別物と見るようになってからは、それなりに楽しめましたが。

いずれにしても、今までの朝ドラヒロイン像を大きく覆した『カーネーション』。
歴史に残る朝ドラになったと思います。
そんな朝ドラを見られたことを、NHKスタッフの方々に感謝です。

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