ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第144回

2012-03-23 21:06:17 | カーネーション
糸子たちを見つめていた女性は、吉沢加奈子という末期ガンの患者さんでした。どうしてもファッションショーに出たかったようです。子供たちに見せるために。彼女が語っているときは、まるでドキュメンタリーをみているような錯覚に陥り、ウルウル。母親にとって、子供ネタは、いけません。

平成13年(2001)10月。ショーまで2週間をきり、ウォーキングの練習。

《今回のオモロー》
杖がないと歩けないという高齢者の人たちに。男前にエスコートしてもらったらよいというウォーキングの先生。
皆が「いてる。」「やらせましょ。」と意見が一致したところ。予想では院長です。

糸子は、総婦長から「モデルをひとり追加してもらえませんか。」と言われます。それが、吉沢加奈子。
総婦長は「今の医学かて、なんぼのもんかしれてます。」糸子は「服かてしれてます。」とお互いの本音を吐露しあった場面は、グッときました。

吉沢加奈子は「子供が二人いてるんです。その子らに見せちゃりたいと思うたんです。幸せにしちゃりたいのに、悲しませることしかできへん。」
加奈子を抱いてよしよしする糸子。「ようわかった。」と自分のことを話始めます。「年をとるちゅうことはな、奇跡を見せる資格がつくちゅうことなんや。あんたかてそうなんやで。あんたが奇跡となるんやで。」
病気と加齢とで意味合いは違っていますが、奇跡を見せられるというのは、良いことばだと思います。
明日は、ファッションショーですね。

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