おちょやん 第90回

演目は、『マットン婆さん』
みつえと福助が一緒になったときの芝居です。
千代は、一平に、「まちごうたままで、立ち止まったら、あかんのだす。ちょっとでも、正しいに変わるように前に進まなあかん。それこそが、喜劇やろ。」

天海天海一座の久しぶりの芝居が始まります。
シズは、みつえに、「あんたが、救われるために、行くんやない。千代たちをあんたが、救いますのや。」
まさに、その通りなのだと思います。
みつえのための芝居といっても、千代たちのための芝居なのだと思います。

『マットン婆さん』最後の場面。
一福登場。
吹けなかったトランペットの音を出すことができます。

◎本日のええとこ
みつえが、一福のトランペットをきいて、「無茶苦茶やんか。」と笑ってくれたところ。
千代が言うように、「みつえを笑わしたんは、福助と一福いうことや。」
千代の気持ちが、みつえに伝わって良かったです。
芝居で伝えたところが、また良かったと思います。

最後に、千代の「今日もええ天気や。」
久しぶりに聞きました。千代にも笑顔が戻って来て良かったと思います。

※次週への期待度○○○○○○○○(8点）
天海一座の再出発です。