パーティーから自宅へ。
「茂さん、ええパーティーだったね。」とイカル。
藍子さんと喜子さんから「お父ちゃん、20周年おめでとう。」と花束を渡されます。
花束を布美枝さんに渡す水木さん。「それは、お母ちゃんにだ。」
今日のひとこと
「お母ちゃんがおらんと、ここまでやってこられんだったけんな。」
水木さんの布美枝さんに対する感謝のことばです。
いきなりですか。ウルウルです。
仕事へいく水木さん。
「あーあ、お父ちゃんにやられちゃったね。お母ちゃんの分も用意してあったのにな。」と藍子さん。
「ブローチじゃ、勝ち目はないよ。お父ちゃんにもらう花束の方が、ずーっと嬉しいよね。」と喜子さん。
「今日は、ええ日だな。」と布美枝さん。
引き出物は、湯飲みでした。目玉親父と一反木綿があしらってあります。私も欲しいです。
イトツの遺影に、パーティーの報告をするイカルです。
ただ一生懸命仕事をする水木さんの姿をみて。
「変わらんな、お父ちゃんは。」
成功しても真摯に漫画に取り組む姿勢は一緒なのですね。
パーティーの翌日。
商店街の人たちが、お祝いにやってきます。おしかけ祝賀会です。
「お祝い、つれてきたわよ。」とやってきたのが、オマケの質屋の亀田さんと真打ちの太一君です。
太一君は、福島で工場長。美智子さんからの手紙を預かってきたそうです。
中には、“待望の新作来る!水木しげる『墓場鬼太郎』”の張り紙が入っていました。
おしかけ祝賀会に顔をだす水木さん。
質屋の亀田さんに「本当なら、流れとる質草をご主人がとめとってくれたのではないかと。」
太一君に「詩人の。」と声をかけます。
太一君は、「先生の漫画をずっと読んでます。俺は、大勢の中の一人です。大勢の読者がおれと同じように、鬼太郎を応援してるんです。先生の漫画を楽しみに待っているんです。書き続けて下さい。俺は、ずっと読み続けます。」
「うん。」と水木さん。
太一君は、布美枝さんが出会った水木さんの漫画の最初の読者でした。
会ったことのない大勢の読者、その人たちも水木さんの漫画を支えてくれていたのです。
「たくさんの人たちに、だんだん。」と布美枝さん。
秋風が吹き始めた9月の末、安来から悲しい知らせが届いたのです。
「おばば、お父さんが、そっちにいってしまったよ。」
「一緒におくりにいくか。」と水木さん。
布美枝さんの肩に手をおきます。その手を握り返す布美枝さん。
「みんなでいこう。」と水木さん。
もう涙なしでは、みられません
明日は、最終回です。
「茂さん、ええパーティーだったね。」とイカル。
藍子さんと喜子さんから「お父ちゃん、20周年おめでとう。」と花束を渡されます。
花束を布美枝さんに渡す水木さん。「それは、お母ちゃんにだ。」
今日のひとこと
「お母ちゃんがおらんと、ここまでやってこられんだったけんな。」
水木さんの布美枝さんに対する感謝のことばです。
いきなりですか。ウルウルです。
仕事へいく水木さん。
「あーあ、お父ちゃんにやられちゃったね。お母ちゃんの分も用意してあったのにな。」と藍子さん。
「ブローチじゃ、勝ち目はないよ。お父ちゃんにもらう花束の方が、ずーっと嬉しいよね。」と喜子さん。
「今日は、ええ日だな。」と布美枝さん。
引き出物は、湯飲みでした。目玉親父と一反木綿があしらってあります。私も欲しいです。
イトツの遺影に、パーティーの報告をするイカルです。
ただ一生懸命仕事をする水木さんの姿をみて。
「変わらんな、お父ちゃんは。」
成功しても真摯に漫画に取り組む姿勢は一緒なのですね。
パーティーの翌日。
商店街の人たちが、お祝いにやってきます。おしかけ祝賀会です。
「お祝い、つれてきたわよ。」とやってきたのが、オマケの質屋の亀田さんと真打ちの太一君です。
太一君は、福島で工場長。美智子さんからの手紙を預かってきたそうです。
中には、“待望の新作来る!水木しげる『墓場鬼太郎』”の張り紙が入っていました。
おしかけ祝賀会に顔をだす水木さん。
質屋の亀田さんに「本当なら、流れとる質草をご主人がとめとってくれたのではないかと。」
太一君に「詩人の。」と声をかけます。
太一君は、「先生の漫画をずっと読んでます。俺は、大勢の中の一人です。大勢の読者がおれと同じように、鬼太郎を応援してるんです。先生の漫画を楽しみに待っているんです。書き続けて下さい。俺は、ずっと読み続けます。」
「うん。」と水木さん。
太一君は、布美枝さんが出会った水木さんの漫画の最初の読者でした。
会ったことのない大勢の読者、その人たちも水木さんの漫画を支えてくれていたのです。
「たくさんの人たちに、だんだん。」と布美枝さん。
秋風が吹き始めた9月の末、安来から悲しい知らせが届いたのです。
「おばば、お父さんが、そっちにいってしまったよ。」
「一緒におくりにいくか。」と水木さん。
布美枝さんの肩に手をおきます。その手を握り返す布美枝さん。
「みんなでいこう。」と水木さん。
もう涙なしでは、みられません

明日は、最終回です。