ストーリー それは差出人不明の一枚のタロットカードから始まった―― ある日、正義感あふれる熱血刑事のオス(オム・テウン)のもとに、一枚のタロットカードと謎めいたメッセージを記した手紙が届く。数日後、オスの父親の顧問弁護士が殺され、現場にはオスに届いたものと同じタロットカードが残されていた。オスはそのカードの絵を描いたという女性ヘイン(シン・ミナ)に会い、彼女がサイコメトリーという、人や物に触れるとその情報が読み取れる能力を持つことを知る。
一方、事件を追うオスはスンハ(チュ・ジフン)という若い弁護士と出会う。彼は常に笑顔を絶やさず、貧しい人びとの弁護は無償で引受けるという穏やかな青年だが、オスはその微笑の裏に隠れた何かに言いようのない不安を覚えていた。そんな中、捜索中の犯人が自首してくるが、そこに弁護人として現れたのは、なんと殺された弁護士の弟子であるスンハだった… 。オス、スンハ、ヘイン…事件に関わる3 人はやがて12 年前のとある殺人事件へと導かれていく… 。
ストーリー 9点 役者 8点 音楽 6点 涙度 4点 総合 8点
最期は意外でしたね、、。そうなんですか。泣けましたよ。少し。見ておられない方の為に、、、詳しく書かない事にします。是非、実際にご覧ください。確かめる価値は十分あります。いろいろ考えさせられ、そしてある意味感動し、涙し、余韻が残ります。何というか少しミサ(ごめ愛)の感じに似てるかもしれません。これでいいのか?いや、もっと違う形が、、いや、コレしかない、、。いや、これもありか、、。と自問自答するが、結論もでず、、。何かがどんより心に残り、見終わった後拍手を送りたくなるようなある意味、素晴らしい作品かもしれないと思わせる何かがあります。そして何より脚本が素晴らしい。
スンハの計画の最期とは、そういうことだったんですね。でもオスはわかっていながらそうしたい衝動にかられながら必死にこらえたんです。そうです、やはり人の気持ちは計算どおりには動きません。限りなく成功するかに見えた彼の計画も最後の最後で崩れたって事です。そのときのチュ・ジフン氏の演技は素晴らしかったわ~。本当に彼を見直しました。宮の皇太子で彼のファンになった方は必見です。是非是非、彼の成長、いや、実力を確かめてそして実感してください。
それぞれのキャラクターが本当に丁寧に描かれていました。ナ秘書は自分を犠牲にしてもあの、彼女を守りたかった。彼の愛は本物でした。そしてオス兄嫁もまた、単なる浮気かと思いきや、ナ秘書を助けれるにはあなたが証言することだとオスに言われ、躊躇なく警察に向かった彼女の愛も本物だったのね。いつも冷静に優等生だったオス兄。その兄も裏切りを許す事はできなかった。もっとも妻の本当の気持ちもわかっていなかったようです。わかっていれば罪を犯す事もなかったとだろうに、、、。最終話までで、役者さんはみんな素晴らしいんですけど、特にいいのはあのヨンチョルか?と思っていたんです。復活のときのオム・テウン氏の秘書役だった人です。まったく別人だと思っていたほどの変貌振りでした。特に終盤に行くほどにだんだん彼の歪んだ心や、彼の過去の傷などが明らかになっていく過程も真にせまっていて脇役とはいえ、かなりの存在感でした。どうしても復活のスタッフということでキャストも重複されている部分もありますが、復活のときの悪役が今回のグァンドウ。何かあるなと思わせつつも結局はスンハの良き理解者になるという、真反対のいい役所でした。逆にあの秘書役がどちらかというと悪役。主役のオム・テウン氏ですが、、。12年前の事件が事の発端ですが、スンハが言っていたように、すべての原因はやはりオスにあります。オスがテフンを刺してしまったのは故意ではなく事故だったんですけど、結局はオス父が強引に正当防衛にしてしまって処理した結果オスは罪を問われずにすんだ。問題は、その真相を明らかにするための努力をオスが何もしなかった事がオスの最大の罪なのです。しかし、その事を受け止め自らを正すにはグァンドウが言う様に彼の若さが影響したとことも否めません。その事件によって家族を奪われ結局一人きりになってしまい、トンネルの闇の中に入ってしまったテソン。いくらヘインがその闇から救おうと手を差し伸べても受け入れなかったテソン。そんな3人の結末としては、、、。
何といっても脚本がすばらしいのにつきます。もちろん、ヘインが超能力者ということでありえないこともたくさんありますがその不自然さもすべてこの事件の重要な役割ということで何ら気になる事もなく欠かせない要素となっていきます。物語の序盤、登場人物が多く事件の要素が複雑なため、多少もどかしさを感じる展開でしたが、中盤、後半と徐々に明らかになっていくこの事件にかかわるスンハ、オスの心の闇の深さがどれほど重く深く十字架となってまとわりついているのかがよくわかります。硬く心を閉ざしていたスンハですが、スンヒ、ヘインによって暖かな温もりや愛情に触れる事によって自分自身も気づかない間にその闇から少しずつ解放されていったのではないでしょうか。何度も言いますが、最終回のスンハは本当に素晴らしかったです!!!クールなチュ・ジフン氏。このスンハは何だかとっても素敵でした。気になった事が2つありました。ヘイン母ですが、普通に話せる役でもよかったのでは?ろうあ者のやくでいつも手話なんですけど吹き替えで本人が話してるんです。何か意味があるのかと思っておりましたが、特になにもないんですよね。あとはやぱりスンハを○○○人物。誰なんでしょ?突然の事で?って感じでした。復活よりも好きな作品です。オム・テウン氏かなり低いギャラだったようですが、二つ返事でこのドラマを引き受けたようです。本国での視聴率は振るわなかったようですがなかなか上質なエンターテイメントです。いい作品ですが、ランク外とさせていただきます!キスシーンひとつないのはやはり、私的にはマイナス要素なんです。でも、見て損はありません。是非、ご覧ください。最期に音楽ですが、何度も流れる曲はやはり印象に残っております。このOSTの最終曲がこのテーマ曲ですが、ボーカルがオム・テウン氏となっております。しかし、彼の声に聞こえないんですけど?やはりそうなのかしら、、。
管理人様の○○○が何を意味するのか、理解するのに数分かかりました(笑)・・・が、私も、だれ?と思っていてあるサイトで以前聞いてみたところ、韓国でもいろいろな意見があるようですが、どうも、スンハが被告人を弁護して無罪になったことに対して不満を持っている殺された人の家族ではないかというのが大半の意見とか・・・
しかし、やはりこのドラマは奥が深く、見終わった後は、明るく楽しいドラマでのリハビリが必要です。
でも、欲を言えば、もう一話あればなぁ・・・という気がしましたね、私は。
確かに、このドラマ後はリハビリがいりますね~。確かにヘインのその後とか気になりますよね。今、イブの反乱がいい~感じです。リハビリ中でございます。
魔王、本当にいろいろ考えてしまいました。
スンハを・・・した帽子の男性はオスの友達の取立て屋の子分ではないでしょうか。ソラオンマの判決の時、スンハをにらみつけていた男性ではないかと思います。
わたしも、できればもう1話、そこでヘインの心のリハビリをしてほしかったです。ドラマながら、彼女の心の傷が気になってしまいます。あと、スンハが握っていた笛の残像が気になるなあ。
そうですね、あのあとヘインがどう生きていくのかとか気になりますし、、、。
スンハが握っていたあの笛はヘインがスンハに上げたものでしたよね。この笛を吹けばいつでも会えると確かヘインが言ったと思います。彼女への想いがこめられていたと思います。