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SP 革命編 ★★★★★

2011-03-17 00:08:28 | 映画

Sp

2011年 堤真一 岡田准一 香川照之 真木よう子

ストーリー 官房長官を狙ったテロから2か月。警視庁のSPである井上(岡田准一)は上司の尾形(堤真一)への不信感を募らせながらも、尾形の指令で国会での警備を担当することになる。そして麻田雄三(山本圭)内閣の不信任案の採決が行われようというそのとき、国会議事堂で銃声が鳴り響き……。

いろいろ不満や謎もありますが、良かったです。面白かったと思います。悔やまれるのは前回の映画のSP野望編とテレビで放送された特番のSP革命前夜を見ていなかった事です。SPとしては最終章ということで終わりの様ですが前とのつながりが判りにくいので残念でなりません。ドラマ版を楽しく見ていたので野望編を見たいと思いながら行く機会を逃しておりました。テレビもすっかり忘れていて、、。評判が良かったので革命編だけを見に行ったら印象が良かっただけにわからない部分が知りたいと思ったら時すでに遅しといったところです。しばらくしたらレンタルにも並ぶでしょうがだいぶ先になってしまうのでその頃見るかなって気はしますが。以下、ネタバレになりますが、未見の方はスルーしてください。

とにかく、堤真一扮する(尾形)がカッコいいんですよ!!!本当に。前から好きな役者さんですがも~~~~、シブイ、素敵~~。シビレマシタ。この彼だけを見るだけでも必見です。突込みどころは満載です。SPでありながら、日本の腐った官僚たちの実態を暴くというところでテロリストになっちゃうわけです。ドラマから始まりSPは国家の官僚たちや議員たちを常に警護する仕事をしてきたが、自分たちが命をかけて守る人たちの中身があまりに非道、利己主義、利権にがんじがらめにされ私利私欲に走っている憎むべきやつらなんです。ドラマ上、そういう設定ですが、現実もそう違わないだろうなって思わせるほど皮肉たっぷりです。もともとこのドラマを企画されてるのがフジテレビが企画なわけだからマスコミからみた官僚がもしかしたらこんな風に映っているのかと妙にリアルな部分もあるんです。映画なのでセンセーショナルな方法がとられましたが、尾形の真の目的は両親の恨みにあったわけでしょ。あの兄貴まで裏切るってどうなってるわけ!あの両親の恨みをいただいたのは同じだったはずだけど、日本国家の権力を握るほどの大きな権力の前にはあの恨みさえも消えていたってことなのか。尾形の一人よがりではすまされない。雄飛会っていうのは反政治団体のこと?そこに所属していたあの警察官僚の計らいで尾形は別の人の戸籍を借りて入庁してたんだ。そんなことができるのか!しかもあの人も庁舎のトイレで殺されてたし。それをしたのはあの隣に座っていた人でしょ。それも伊達の指示ってことか。リバプールの人たちは金で雇われた殺し屋で官僚の2世達を殺すのを指示したのも伊達でしょ。あ~、もう一度見てまきもどししたい気分。残った謎が多すぎ。いろんなサイトをみて自分なりに解釈するしかないらしい。一番気になるのはあの手紙よ。尾形が井上に宛てたあの手紙。開封されてなかったように見えたわ。尾形の遺書のようなものだろうけど、本人が生きてるからといって読むでしょ普通ーーー!それに、尾形が死んだ方が良かったんじゃないかしら?助かって警察に逮捕されていたけど、どう考えても死刑でしょ。そんな死に方は彼にはふさわしくないわ。あれほどの計画を立てて、目的が果たせたのならあのまま自殺が普通でしょ。でも、気になるのは看守の最後の言葉。もう少しかだらなって言う意味よ。つまり、警察官僚にはまだまだ真の黒幕がいて、もみ消すってことかも。尾形も結局は利用されたんじゃないかしら。彼は親の恨みだけで生きてきたってことになるんだけど、革命前日にあの4人を終結させたってことは井上に逮捕させたかったのかも。これ以上続編がないというのにねえ。どうも、スッキリしないけど、こうやっていろんな人の解釈を参考して自分なりに想像してもらうのを狙ってるとしたら、それもアリかもしれないけど、、、。アクションはすごかった。すごすぎてビビった。音響効果も手伝って急にバン!って音がしてビックリするほど。特にあの第4チーム?とのバトルは本当に見応えがあったわ。時代劇のような安っぽいうわべだけのアクションではなくて本気で格闘してるって感じだったし。しかし、、国会議事堂へのあの突入はどうなんよ!相手は爆薬を人にまきつけてるわけよ!それなのに、あんな風に都合よく制圧できると思えないなーー!革命前夜をみてるとちょっと違ったかもしれないけど。

終盤はやたらと尾形と井上のにらみ合いのシーンが多くて、多少またかって感じもあったけど。そうそう、官僚の2世達がふっとんだ時もめんどくさいなあって言ってたあの人たちもシュールだったしね。とまあ、やたらと不満と謎も大いに残る映画ですが、音響効果やアクションの撮り方などドキドキ感はドラマの時のものを引き継いでいるものはあるので見応えはあります。SPのドラマを見ていた人にはオススメですが、何も見てない方がこれだけを見るのはこの良さは半減するかもしれないです。特にあの井上の特殊能力はどうなった?ってのもわからないままだし。あくまでもテレビの続編から完結編ですから。