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富山県南砺市 福野夜高祭

2007年05月02日 17時41分25秒 | イベント
昨日(5月1日)は、 「高岡御車山(みくるまやま)祭」であったが、生憎の雨で山車の市内巡行は25年ぶりに中止となった。
その代わりという訳でもないが、午後から風が出てきて天気が回復してきたので、同じ5月1日から始まる「福野夜高(よたか)祭」 (350年以上の伝統を誇る県無形民族文化財)を初めて見物に行った。
このお祭は、行燈(あんどん)が町中を練り歩くことで有名である。
行燈と言えば青森の ねぶた祭が全国的に有名であるが、その富山版である (わたしは、ねぶたを見たことがないので、正確な比較はできないのだが・・・)。

その行燈は、夜7時に町の中心部(銀行などがある交差点付近:交通規制で車通行禁止)に集合し、福野神明社に向けて練りだすと言うことだ。
早めに現地に行って、車を指定の駐車場に止め、福野の町を散策した(当然、ウォーキングを兼ねて・・・)。

商店街では、あちこちに夜高祭のポスターが貼ってあり、ムードが盛り上がっていた。
城端線の福野駅前にも大きな行燈が観光客を招いていた。



福野駅前の大きな行燈


文献によれば、この祭は、江戸初期に福野神明社創建の際に、氏子たちが行燈を手に伊勢神宮からの分霊を出迎えたのが始まりとされているそうだ。
そのお宮さんに参拝した。


福野神明社境内


また、町の中にはギャラリー“市の里”があり、「ミニ夜高行燈優美コンクール」が催されていた。

     
ギャラリーに提示されていた「ミニ行燈」


夕方6時30分ごろ、交差点の四方八方から灯かりを点した大中小の行燈が集合してきた。

         
大中小の行燈の集合



そして、夜7時になり、次々と行燈が福野神明社のある方向に練りながら動き出した。
太鼓の音「ヨイヤサ ヨイヤサ」の掛け声と共に・・・・
なお、行燈は、各町内が競い合って作ったものであり、その審査も同時に行われていた。
さらに、本日(5月2日)、もう一度練り歩き、深夜、お互いの行燈をぶつけて壊し合う「けんか」が行われるそうだ。
行燈は、どれも似たように見えるが、順番に見て歩いた。
そして、8時ごろ、早々に帰宅した。



           
わたしがいいなあと思った行燈3体

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1 コメント

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Unknown (ミセス・ヒーロー)
2007-05-02 21:31:04
「夜高行燈」って初めて見ましたが
そのつくりにびっくりしました。
細かな骨組みに細かな絵柄を書いた
和紙を貼り付けて作られていて、
明かりが入ると、一段と鮮やかに見えました。


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