俳句サークル（’１２．０９）

昨日（９月２１日）夕方、俳句サークルに参加した。
私の宿題３句について。

（原句）　登り詰め山の感動貰ひけり


（コメント）この句は、８月下旬に燕岳登山をしたときの感激を表したもの。
「登り詰め」とは、何を登りつめたのかと聞かれた。
それは、やっとの思いで山小屋「燕山荘」にたどり着いたことである。
その時、燕岳の姿や北アルプスの山々から受けた感動は実に素晴らしかったのだ。
しかし、この句の私の思いは、全く伝わっていないことを実感した。
私は、山の姿を見て感激したことを山が私に感動をくれたという意味から、
「山の感動貰ひけり」という表現が浮かんだ。
そして、いい句ができたと思ったのだが・・・。
残念ながら自分善がりの句であったと反省。



（原句）　第一子の誕生メール大白桃


（コメント）知人の若き夫婦の第一子誕生のメールを受け取った。
そのメールには、男児で体重が３５９０グラムとあった。
大きな赤ちゃんである。
下五「大白桃」よりも、めでたい男児誕生を祝うのに「菊大輪」が良いとのこと。


（添削例）　第一子の誕生メール菊大輪



（原句）　バンカーショット残暑の砂をかぶりけり


（コメント）バンカーショットと砂が重なっている気がするとのこと。
そこで、“今年の砂が特に暑かったことを言いたかった”と言ったら・・・・


（添削例）　バンカーショット今年の砂の暑きこと



　　　　　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊


先月のペンディングの句について

（原句）　大花火土手に群がるシルエット


（添削例）　大花火土手いっぱいの人浮き出