ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’12.01)

2012年01月21日 10時56分17秒 | 俳句
昨日(20日)、俳句サークルに参加した。
昨年11月、12月と二ヶ月連続都合で欠席したので、久々に先生はじめサークルの皆さんとお会いでき楽しい一時を過ごすことが出来た。
この日、先生から両膝手術の話を聞かされショックを受けた。
そして先生が入院されるため、2月、3月は休講となった。
しかし、気丈の先生は入院期間中も我々の俳句を添削してくれるとのことで、宿題は今まで通り提出すると言う事になった。
先生の両膝手術が無事成功することと早く回復されることを祈りたい。

私の提出した1月の宿題の3句は次の通り。
なお、今月の兼題は、お正月の遊ぶもの、例えば「かるた」「こま」「羽子板」外等。

(原句) 穏やかや氏神さまへ初詣

(コメント)可も無し、不可も無し。中七「氏神さまへ」が平凡である。
“5年に一度の宮当番に当たり、初めて町の神社に初詣に行ったのだ”と説明したら、氏神さまは小学生でもお参りするが、宮当番はめったにないことだ。氏神さまを宮当番に変えたらよいとアドバイスされた。

(添削例) 穏やかや宮当番の初詣



(原句) 片隅にゴルフの誘ひ年賀状

(コメント)上五「片隅に」がおかしい。「添え書きは」とした方がよい。なるほど「添え書きは」の方が俳句に相応しい表現だと思った。またもや私の推敲の足りなさと語彙不足を痛感させられた。

(添削例) 添え書きはゴルフの誘ひ年賀状



(原句) 目隠しの親タジタジや福笑い

(コメント)上五の「の」と中七の「や」を入れ替えた方がよい。はじめは「親」を「親父」と考えていたと言ったら、それならと・・・

(添削例) 目隠しの親父タジタジ福笑い



なお、出席できなかった12月の宿題3句についても、プリントで添削例をもらった。

(原句) 山茶花やバンカー多き難コース

(添削例) 山茶花散りバンカー多きコースなり

(感想)私の感じた句意が伝わっていないように思われた。難コースの所々に咲いていた山茶花の花に慰められた情景を言いたかったのだが・・・・。



(原句) 柚子味噌の残りの柚子と風呂の中

(添削例) 柚子味噌に余りし柚子を風呂に入れ

(感想)俳句の正しい表現を教えられたような気がした。



(原句) 雪囲い男結びの美しき

(添削例) 雪囲い男結びのありてこそ

(感想)下五の「美しき」をどう表現すればよいのか悩み、結局そのまま「美しき」としてしまった。「ありてこそ」と読者の想像にまかせるのが俳句の極意なのかと改めて感心させられた。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヒマジン)
2012-01-26 09:40:18
通勤ウォーカーさん
 料理好きの通勤ウォーカーさんらしいコメント、ありがとうございます。
通勤ウォーカーさんからの励ましもあり、今年も俳句を続けております。
返信する
Unknown (通勤ウォーカー)
2012-01-26 01:33:25
こんばんは!

柚子味噌の残りの柚子と風呂の中

食卓とお風呂の二つの光景が
浮かぶ素晴らしい句だと思います。
返信する
Unknown (ヒマジン)
2012-01-24 11:30:28
姫さん
 感心して頂き恐縮です。「なるほどね」で嬉しくなりました。ありがとうございます。
返信する
Unknown ()
2012-01-22 00:15:26
ヒマジンさんにも感心。
先生にも感心。
なるほどね。
返信する

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