ヒマジンの試行錯誤

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俳句サークル(’11.08)

2011年08月20日 09時23分57秒 | 俳句
昨日8月19日(金)の夕方、俳句サークルに参加した。
今月のお題は「手帳」であった。

わたしの提出した宿題4句は次の通り。

(原句) 留守電にゴルフ延期の猛暑かな

(コメント) 意味が通じない。

(添削例) 留守電にゴルフ延期とあり猛暑


(原句) 被災地の燈籠流し文字多き

(コメント) 下五「文字多き」は、現実を見ていないテレビ俳句であり、心に響かない。願いごとが沢山書いてあるのかなということは分かるが・・・。俳句は実物をよく観察しないと・・・。

(添削例) ・・・・・・



(原句) この頃は手帳も要らぬ盆休み

(コメント) 定年後の状況だろうが、下五「盆休み」が不適当。せめて忙しく鳴いている油蝉と対比しては・・・。

(添削例) この頃は手帳も要らぬ油蝉



(原句) 人類の夢の中へと流れ星

(コメント) 「人類の夢」が現実離れしていて意味不明。この句は、下記の新聞ニュースを見て閃いたものだと説明した。それなら、「人類の夢」は宇宙ステーションともとれ、流れ星が当たれば宇宙ステーションが壊れてしまうのではないかと。私の思いは地球上の人々が夢を叶えて欲しいと願う地球へと流れ星が降っていくことを詠んだつもりだったのだが・・・。
 
(添削例) 人類の願いの中へ流れ星


“宇宙ステーションで撮影 上から見た流れ星”


↑ 読売新聞 2011年8月17日水曜日(31面)の記事より


この日の俳句サークルはさんざんだった。
再び、俳句作りなるものが、さらに難しく思えてきた。
俳句は短い詩なので、使う日本語を吟味してやらないと、誤解を招いたり、意味不明になったりするということはよく理解していたつもりであるが、まだまだであることを今さらのように教えられた。
でも、ボケ防止のために今後も続けていくつもり。
次回のお題は、「越の国」または「越」。
コメント (7)
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