レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

キモ男3人衆VSイケメン新山いつき編「混乱編」

2008-08-24 04:53:55 | Weblog
新山いつき編「混乱編」

 「だから、Aが俺たちの仲間にいなければ、野郎はどうやってA以外のメールアドレスを知っているんだよ。」
 「なんで、Aが俺たちの仲間にいればなら、わかるんだが、オタクは頭が良すぎてわからんよ」
 「うーん?待てよ、おまえのいうのも正しい。しかし、野郎はたしかに、A以外のメールアドレスを知っているんだよ」
 「だから、なぜ、野郎が俺たちのメールアドレスを知っているんだよ」
 「えっ、おまえは野郎からのメールを受け取っていないのか?」
 「だから、何で野郎が俺たちの仲間にはいないという前提なのに、野郎が俺たちのメアドを知っているということになるんだよ」
 いつきの言うとおりだ、野郎とBがつながっていたからといって仲間のメアドまで知るとは限らない。
 「おい、いつき、おまえなんで野郎のHPわかったんだ」
 「検索エンジンでひっかかるだろ。普通に」
 生米は携帯をとりだして、いつきにサイトを見せる。
 「おまえ、このサイト読んだことあるか?」
 「うん、似たようなのが一杯あるからな?もう少し、見せてくれ、えー、あれ、これ見てねーぞ」
 「もう一つ、聞く、キモ男ども読めというタイトルで、アドレスだけ載せたメールはこなかったか」
 「そんなの来ても、すぐ削除さ、でも、来たことはない。その件名で忘れるわけないだろ」
 「間違いないな。」
 「ない。俺には見落とす程そんなにメールは来ないよ。で、オタクなんで、そんなメール開いたり、そに書いてあるアドレスクリックしたの?」
 「キモ男と言えば、野郎からだろ」
 「でも、オタク、PCだろ、変にクリックしたら危ないじゃないか」
 「一応セキュリティソフトもついているし...」
 生米の頭は混乱した。野郎はいつきにはメールを送ってない。いや、送ったのは野郎ではないのか?それとも、野郎は俺のメアドは知っていて、いつきのメアドはしらないのか。」
 「どうした、生米、顔色が悪いぞ!」
 「作戦はひとまず中止だ。どこか、俺たちにはわかっていない盲点がある、もし、野郎にメールを送ったら大変なことになるかもしれない」
 「何が、大変なことになるんだ?何が何だかわからんぞ。おまえらしくないぞ」
 生米は携帯で別のサイトに接続した。しばらく、読んだうち、
 「いつき、ここ読んでみろ。」
 「うん、また、増えているな。」
 「そこで、いいからよく見ろ。」
 「命令するな!えーっと」
 「いつきには無理か」
 生米はつぶやいた。
 「何!」
 「いや、独り言だ、勘弁してくれ。今日はだめだ。もう一度頭を整理する。ごめん。時間をくれ、まさか、ソースに仕掛けが」
 生米はぶつぶつと何か小声で言ったあと、いつきに頭を下げると、さっさとその場をさった。
 「何だよ。あの野郎!」
 (続く) 

記事の整理

2008-08-23 21:41:17 | Weblog
ますます、読みにくくいブログになってしまったので、記事を少し整理しました。
あと、ガキの母親が物の一部(肝心なのはなくしたのかな)を返してきたのと謝ってきたので、その部分も一時休止しました。でも、ガキ本人は反省していないようで、いまだ謝ってきません。
最終的には、ここは愚痴用に残そうと思っています。

隠し部屋およびサブHP休止のお知らせ

2008-08-23 00:41:19 | Weblog
こんばんわ レイジーです。
あれだけ宣伝(?)したにもかかわらず、隠し部屋、サブHPのアクセス数はのびません。更新の手間もかかりますので、半分以上休止状態にしました。
メインも昨日は総アクセス3だけ、ここはアクセス数はその数百倍(といってもIPでは二桁後半)あるのに
主人公の名前や設定がクソ過ぎたのかも?
こういう訳わからんブログの方がヒットするのかなあ。
今日はちょっと思案中のレイジーでした

僕のとほほ日記(新作)

2008-08-22 13:18:25 | Weblog
僕のとほほ日記(フィクション)

 僕の兄は、秀才で、第一志望の私立中学こそ落ちましたが、まあまあの私立中学に合格しました。
 しかし、父は兄の結果に不満だったらしく、次の中学受験のターゲットとして僕に狙いをつけました。
 父が受験にこだわるのは、父が大学受験に失敗し、三流の大学に入学したことで、
一流会社に就職できず、親戚のコネで入った就職先で働き蜂のように働いていて、非常に苦労しているからです。父は一流大学にさえ入学していれば、こんなことにならなかったと思い込んでいるようで、兄だけでなく、弟の僕にまで、「勉強して一流大学に入れ」と口癖のように言ってます。
(続く)

キモ男三人衆VSイケメン 新山いつき編「イケメン編」

2008-08-22 00:04:45 | Weblog
キモ男三人衆VSイケメン 新山いつき編「イケメン編」

「あのさ、今気づいたんだけど、イケメンいつき参上としたら俺がメール書いたってばれちゃんうんじゃない?」
 「大丈夫さ、だれもおまえをイケメンだと思わないからさ」
 「オタク、蹴りをいれるぞ」
 「冗談!冗談!頭のいい奴ばかりじゃないから、いつきの名前を使っているとは思わないかもな。イケメン参上だけの方がいいかもしれないな」
 「イケメン野郎の方がいいんじゃないか、ふざけているだけだと思って無視するバカもいるかもしれないからな。」
 「いや、イケメン参上で充分だよ。ターゲットはあくまでAと野郎だから、そうじゃない奴が無視してもそれはかまわないし、無視すればターゲットはさらに絞れるから」
 「それなら、いっそう仲間全員に出したらどうだ。オタクを信じていないわけじゃないが、もし、オタクが絞り込んだAが本当のAじゃなかった場合の保険でさ」
 「いや、全員に出したらメールの効果が弱くなる。無視してくれればいいが、騒いで掲示板に書かれたら、この作戦は失敗だ。この作戦のポイントはAと野郎がつながっていたということが前提だ、わかるな」
 「バカにするなよ。それくらいはわかるよ」
 「いいか、Aが俺たちの仲間にいなければ、野郎はどうやってA以外のメールアドレスを知っているんだよ。」
 「うーん、なんかオタクの言っていることがわからんが」 
(続く)





N様へ(他の方は無視してくださいね)

2008-08-21 05:34:05 | Weblog
N様へ
 アクセス数をあげてくれてありがとう
 何だかんだいって、このブログ読んでくれてるんだね。感謝
 前には44件も書き込みしてくれて感謝、感謝
 でも、君ならメールを送る方法はわかるはずだからメール待ってるよ
 ああ、でもめんどくさいかいや、そんなことはないよね
 だから、事前承認ではなく、コメントできないようにしばらくしておくよ

 以上、すごーく嫌味なレージーでした。


悲しきかなサブHP

2008-08-21 03:39:56 | Weblog
今回はお礼と愚痴です。
毎度アクセスありがとうございます。
でも、ここ、いや、もしかしたら、どこかのソースにも記載しましたように、このHPはあくまで愚痴と外伝用です。メインのコミカルミステリーは別にあります。
ダミーや隠し部屋のHPの存在も否定しません。
でも、何故かアクセス数も荒らしの数もここがダントツです。
タイトルが共通していて本当に読んでいただきたいページのアクセス数は昨日ゼロでした、何故だろう
結構、労作のはずなのに?
結局、本ブログのアクセス数が多いのは中身ではないのかもしれません。
荒らしの内容から予想するに、使用している氏名(はっきり言って実在しない氏名のつもりですが)にあるようなので、最初から、氏名等を置換・変更してHPを作成してみたいと思います。心から本ブログの内容に興味がある方のみメールいただければ幸いです。では、では




キモ男三人衆VSイケメン 新山いつき編「おとり捜査開始」

2008-08-20 10:50:13 | Weblog
(新山いつき編「おとり捜査開始」)

「俺たちの仲間の問題の人物をAとする。Aと野郎はかな
らずつながりがある。」
「それはオタクの説明でなんとなくわかったよ」「野郎の
HPを見ると、Aは野郎から物を借りていた」
「それもHPを見れば、わかるだろう。ゲームでも借りて
途中だから返せなかったんだろ」
「じゃあ、ゲームを借りていたのは誰だ?」
「あのキャラ設定では、木太郎だろ」
「いいか、おまえ、あのキャラ設定にだまされてはいけな
いぞ。あそこで使われている名前はサイトのハンドルネーム
か採用されたシナリオ内の登場人物だ。しかも、氏名も字も
バラバラだ。苗字が違うが木太郎ぐらいだろうそのままの名
前は。削除が成功したのも野郎がわざとやったからだ。だが、
まったく違う設定もしている。例えば、俺たちグループで同
じ中堅私大男子校には3人も入っていない。しかし、野郎は
俺たちの中学を匂わす名前やある高校を示唆する名前も使っ
ている」
「だから、そのAとつながりがあるという結論になったんだ
ろ」
「そうだが、野郎はそうすることで、Aに野郎の存在を教え
ると共にフィクションとして、Aだけにわかる真実をた
くみに書き加え、Aを血祭りにしようと考えているわけだ。」
「さらに、野郎のHPにモンペアの話がのっているが、そのや
りとりをみるとその親同士はどうやら知り合いで、しかもその
母親はかなりの甘ちゃんのようだ」
「まあ、本当ならな、ゲームの貸し借りくらいで高校に入った
子の後始末を親がするかい」
「Aが野郎をいじめていて野郎が親にチクったというのはどう
かな?」
「いつきも少しは頭がよくなったね。でも、そうだったら、A
の方が強いわけだから、野郎がここまでやれないだろう。Aの
親は甘ちゃんなんだから、Aの言うことを信じるだろうし、ま
た、学校の出来事でもいじめの問題は出ていないから」
「でもさ、学校に電話したというのは本当だろうか。俺たちが
電話をしても、副校長なんか出るはずないし、相手にされるわ
けがないだろう」
「そうなら、いいが、野郎の親なら相手にするんじゃないか?
しかも、実際は氏名や身分も名乗っていたとしたら」
「でも、HPにはそんなこと書いてないじゃないか」
「だから、野郎の話は真実とフィクションがコウサしているの
さ」
「でも、木太郎が呼び出しを受けたって話は聞いてないぞ。」
「そこがミソだよ、おまえアクセス数の増加に気づいているか」
「いや」
「明日から数えてみろ、増えているから」
「俺は最初野郎かと思ったが、いやにここんとこ急に増えている
から、他にも監視しているのがいる奴いると思う」
「どうして、他の奴に監視させるのさ」
「だから、つぶすためさ。今は夏休みだからいいが、授業中に
書いてみろ、どうなる?遅い時間もだ。」
「じゃあ、サイトを移転しちゃえば、いいじゃないか。」
「ハンドル変えて、キャラの名を変えて、検索されないように
してか。それじゃ野郎の思うつぼだ。それにいずれバレるぞ」
「うーん、それに仲間の中には正直楽しんでいるやつとうんざり
してるやつの両方がいるから、下手に動くと今回のサウンドノベ
ル製作プロジェクトもぱあになるぞ」
「じゃあ、放置しよう。無視!無視!そのうち諦めるよ!」
「なんで、そこに戻るんだよ。簡単なのはAを見つけ出せばいい
んだよ。みんなだって、こういう事態になれば、Aを許すだろ」
「うーん、でも、Aがいまだに自白しないのは、Aにとって、
野郎の正体を明かすことが何か大きなマイナスになるってことで
はないのか。例えば、Aが俺たちの仲間の悪口をメールしていた
りとか」
「いつき、そういうところは鋭いね。言われてみれば、そうかも
しれないな。ゲームを返さなかったことくらいやサイトにくるな
とかいった程度では、Aに大きな非があるとはいえないからな。」
「それで、オタクAがわかっているのかい。」
「候補はしぼっている。だが、決め手はない。おまえでないこと
だけはたしかだ」
「当たり前だろ!で、どうするの。もう夏休みも少ないよ
「おまえおとりをやらないか」
「これから俺が名前をあげる人物と俺にメールを書くんだ。もちろん、
新しいアドレスで、それから野郎にも、ハンドルはキモ男参上だ」
「おいおいやめてくれ、どうせならイケメンにさせてくれ」
「まあ、おまえが、まあ、いいかイケメンいつき参上にするか」
「OK!それで、なんて書くんだ」
生米はいつきの耳元でささやいた。
「なるほど」
「アドレスとメールの設定はおれがやってやる」
(続く)

キモ男三人衆VSイケメン (新山いつき編「野郎の正体」)

2008-08-19 22:53:46 | Weblog
キモ男三人衆VSイケメン

(新山いつき編「野郎の正体」)

「おまえには少し難しいかもしれないが、今回、少しおかしいと
おもわないか?」
「えっ、何が。単なる荒らし野郎の嫌がらせだろ。」
「いいか。荒らし野郎の最初の書き込みを覚えているか」
「えっ、俺見てねえよ。」
「確実に見たのは管理人の木太郎。そして俺もだ」
「それがどうした」
「俺が見たのは冷やかし野郎とかいう名のハンドルだった」
「じゃあ、立派な荒らしじゃねえか」
「しかしなあ、その内容なんだよ。よく覚えてないんだが、
うちのサイトの誰かが野郎に冷やかしならくるなといった
かメールしたらしく、来てほしくないなら、パスワード制
にしろとかそんな内容なんだ」
「余計なお世話じゃないか?荒らしにそんなこと言われる
筋合いないじゃないか」
「ただの荒らしならな!しかし、よく考えろ。来てほしく
ないなら、パスワード制にしろというのは、お節介でもあ
るが正論なんだ。その後の書き込みも今思えば、4件だけ
で内容も違ってたんだ。俺は少し気味悪かったよ。しかも、
野郎は次々にHPをつくり、誰かを挑発して嘲笑うかのよ
うに執念深く、かつ、周到にも思えるようにオタクといっ
たりおまえといったり微妙に内容を変えて書いている。俺
たちは2つのサイトの抹消には成功したが、結局残りはお
手上げ状態だ。だから、このまま野郎を相手にするのは危
険だと思うんだ。」
「うん、スルーしればいいことだな!」
「スルーでおとなしくなれば、一番いいが俺の勘では無理
だね。野郎には怨念があるよ。コミカルに書かれている部
分は表で実はシニカルに残忍な部分がある。実際、殺人ま
で起きているしな。学校の副校長との会話も信用できない。
野郎を血祭りにあげるには、野郎の正体をつきとめ、その
怨念が何なのかをつきとめるしかないと思うんだ」
「うーん、単なるチキンじゃないのかな。でも、HPが
12個もあると思うと不気味だな」
「いや、多分HPは13あるよ。13がどういう数字かは
わかるよな」
「ああ、そのくらいはな」
「これからは俺の推理だ。野郎の正体については三つの可
能性があると思う。ひとつは野郎が実は二人いるというこ
とだ。こうすると、表現の違いやHP作成のタフさも説明
できる。アクセスログがわかれば、IPアドレスからも推
測できるが現状は無理だ。もうひとつは、野郎が俺たちの
仲間の中にいるということだ。それは、仲間の情報に詳し
いからだ。少なくとも俺たちのサイトに書いてないことを
やつは知っているからだ。しかし、そうすると、動機がま
ったくわからん。少なくともサイト上いじめはない。考え
られるとしたら、いや、考えたくない話だが、荒らしをし
た野郎の他に俺たちの中身にそいつをまねている愉快犯が
いるということだ。そして、最後の可能性は野郎と通じて
いたのが俺たちの仲間にいたという場合だ。それなら、野
郎が俺たちの情報に詳しい理由が説明できる。」
「生米やっぱりおまえ頭がいいんだな?でも俺には全然お
まえの言ってることがわからんよ。わかったことといえば、
野郎のHPがまだまだあるということくらいだ。で、結局
お前の結論は何なんだ?」
(続く)





 




キモ男三人衆VSイケメン(新山いつき編「隠されたHP」)

2008-08-19 19:07:23 | Weblog
キモ男三人衆VSイケメン

(新山いつき編「隠されたHP」)

「おい、いつき、野郎のHP見たか」
「見たよ。学校にチクろうとして、びびったやつだろ」
「おまえ、それ見て安心したのか?」
「てっ?あれって何か落とし穴でも」
「違うよ!おまえ野郎のHPいくつあるか知ってるか?」
「HPてブログ入れてだろ」
「もちろん、そうだよ。だからいくつだよ」
「2つつぶしてやったから、今は5つだろ」
「実はおれも6つくらいだと思ってたんだ」
「でもな、隠し部屋があることを知って、
その倍以上はあるんじゃないかと思ってるだ?」
「何で、オタクそんなことがいえるんだ?」
 生米は、少し声をひそめていう。
「おまえには少し難しいかもしれないが、今回、少しおかしいと
おもわないか?」
「えっ、何が。単なる荒らし野郎の嫌がらせだろ。」
「いいか。荒らし野郎の最初の書き込みを覚えているか」
「えっ、俺見てねえよ。」
「確実に見たのは管理人の木太郎。そして俺もだ」
「それがどうした」
「俺が見たのは冷やかし野郎とかいう名のハンドルだった」
「じゃあ、立派な荒らしじゃねえか」
「しかしなあ、その内容なんだよ。よく覚えてないんだが、
うちのサイトの誰かが野郎に冷やかしならくるなといった
かメールしたらしく、来てほしくないなら、パスワード制
にしろとかそんな内容なんだ」
「余計なお世話じゃないか?荒らしにそんなこと言われる
筋合いないじゃないか」
「ただの荒らしならな!しかし、よく考えろ。来てほしく
ないなら、パスワード制にしろというのは、お節介でもあ
るが正論なんだ。その後の書き込みも今思えば、4件だけ
で内容も違ってたんだ。俺は少し気味悪かったよ。しかも、
野郎は次々にHPをつくり、誰かを挑発して嘲笑うかのよ
うに執念深く、かつ、周到にも思えるようにオタクといっ
たりおまえといったり微妙に内容を変えて書いている。俺
たちは2つのサイトの抹消には成功したが、結局残りはお
手上げ状態だ。だから、このまま野郎を相手にするのは危
険だと思うんだ。」
「うん、スルーしればいいことだな!」
「スルーでおとなしくなれば、一番いいが俺の勘では無理
だね。野郎には怨念があるよ。コミカルに書かれている部
分は表で実はシニカルに残忍な部分がある。実際、殺人ま
で起きているしな。学校の副校長との会話も信用できない。
野郎を血祭りにあげるには、野郎の正体をつきとめ、その
怨念が何なのかをつきとめるしかないと思うんだ」
「うーん、単なるチキンじゃないのかな。でも、HPが
12個もあると思うと不気味だな」
「いや、多分HPは13あるよ。13がどういう数字かは
わかるよな」
「ああ、そのくらいはな」
「これからは俺の推理だ。野郎の正体については三つの可
能性があると思う。ひとつは野郎が実は二人いるというこ
とだ。こうすると、表現の違いやHP作成のタフさも説明
できる。アクセスログがわかれば、IPアドレスからも推
測できるが現状は無理だ。もうひとつは、野郎が俺たちの
仲間の中にいるということだ。それは、仲間の情報に詳し
いからだ。少なくとも俺たちのサイトに書いてないことを
やつは知っているからだ。しかし、そうすると、動機がま
ったくわからん。少なくともサイト上いじめはない。考え
られるとしたら、いや、考えたくない話だが、荒らしをし
た野郎の他に俺たちの中身にそいつをまねている愉快犯が
いるということだ。そして、最後の可能性は野郎と通じて
いたのが俺たちの仲間にいたという場合だ。それなら、野
郎が俺たちの情報に詳しい理由が説明できる。」
「生米やっぱりおまえ頭がいいんだな?でも俺には全然お
まえの言ってることがわからんよ。わかったことといえば、
野郎のHPがまだまだあるということくらいだ。で、結局
お前の結論は何なんだ?」
(続く)

キモ男三人衆VSイケメン外伝

2008-08-19 18:41:01 | Weblog
「新山いつき編(野郎X)」=これはフィクションです

X「お忙しい中、恐縮です。オタクの生徒さんのことでちょっとお伺いしたいことがありますが」
教師1「どういうご用件でしょうか」
X「オタクの生徒が開設しているHPのことでお尋ねしたいことがあるのですが」
教師1「そういうご用件でしたら、担当にお代わりいたします。」
○○「副校長の○○ですが、うちの生徒が何か問題を起こしたのでしょうか」
X「いえいえ、オタク様の生徒が主犯なのかどうなのかわからないのですが、ちょっとトラブルがありまして、うちの○○が包丁でぶっ殺すと脅かされている
のです。」
○○「それは...メールでしょうか?HPでしょうか。それとも」
X「いえいえ、まだ口だけのようなのです」
○○「そうですか。今の子はすぐそういうことを言いますからね」
X「ええ、たぶん本気ではないと思いますが、最近、いろいろと事件が起きているので心配でして。まあ、HP上のトラブルみたいなのでたぶん大丈夫だと思いますが、ただ、HPの内容はときに乱暴な表現もありまして、といってもほとんどがたわいもない幼稚ものなのばかりですが、HPの掲示板を見ると授業中に書いていたり、深夜遅く書いていたりしていて。多分それは親のしつけや常識の問題で校則の問題ではないと思うんですが」
○○「ええ、校則はそこまで規定してません。今の子は夜遅くまで起きていて、そういう時間に遊んでいる子が多いみたいですね。望ましいことではないので、我が校としても、それなりには指導しているですが、そこまでは目が届きませんから一応自主性にまかせてはおります。もちろん、後でトラブルが起きるのは困りますので何か情報をいただければ指導等検討しますが。」
X「いえいえ、まだ、おおきなトラブルがおきているわけではないので、もう少し、様子をみた方がよいと思いますがそれでよろしいですよね」
○○「ええ、今の段階では、でも、学校としても、きちんと監督して行きたいと思いますので、お名前と電話番号を教えていただけませんか」
X「いえ、下手に教えていじめが起きると困りますので、今回は匿名でということでお願いします」
○○「では、そのHPだけでも教えていただけませんか」
X「アドレスはちょっと。」
○○「では、主催している会社とHPを開設している生徒の名前だけでも」
X「ハンドル名を使用してますし、本人たちは検索してもヒットしないと言ってい
ますから、今回は...」
○○「検索でヒットしないわけないでしょうが、ハンドル名と主催者名くらいは
よろしいんじゃないですか」
Xは答えて「でも学校に話したということになりますといじめられますから」
○○「ご心配はいりません。まだトラブルが起きているわけではありませんし、
学校としてもそういうことを望みませんから」
X「お忙しい中、つまらないことで申し訳ありません」
○○「いえいえ、なにか次に起きましたら、いつでもご連絡ください」
X「本日はお忙しい中ありがとうございました。では」
(続く)






 

キモ男三人衆外伝2 「新山いつき編(1)」

2008-08-19 03:58:58 | Weblog
「新山いつき編(疑問)」

「今日バイトだったんだけどよう、ニ○トみたいなしょぼいオヤジがきてさ、
1円玉を15枚も出してきたんだよ。ざけんじゃねーよな、蹴り入れてやろうかと思ったよ」
 いつきはその巨体でダチの一人だと思いこんでいる生米法正に、蹴るマネをした。
 「おめえ、蹴りをいれるより、そのツラで睨みつけた方がよっぽど、こうぇーぞ」
 「なんだと!」
 「冗談だよ!それより、おまえ野郎のサイトを荒らしたんだって!しかも44も訳のわからんこと書いたんだって。やるならもっとましなことやれって木太郎が愚痴てったぞ。どうせなら、そっくりに晒しのブログ書くとかさ。」
 「心配いらねーよ。携帯だから。IP抜かれたって大丈夫さ!ドコモ持ってるやつなんてなんてたくさんいるんだよ」
 「おまえねえ。機種もばれているし、野郎には学校もばれてるみたいだぞ、学校にチクられてログ見せられたら、おまえだけでなく、木太郎もあぶないぞ」
 「やるならやってみろっていうんだよ。そんなカキコミぐらいじゃ、学校も相手にしねえよ。」
 「おまえねえ、今学校裏サイトが問題になっているし、自殺で学校が訴えられたりしているから、下手するとトカゲのしっぽ切りになるぞ。それにおまえ野郎の正体しっているか?かなり粘着みたいだから、万一、野郎が自殺して遺書でも書かれ
たらおまえ終わりだぞ」
 「いや、あんな粘着にそんな根性ないぞ。単なる荒らし野郎だよ」
 「ところでさ、おまえは知ってるの、俺も荒らされたとは聞いているんだが、何故荒らされたのか聞いてないんだよ。その編はおまえどう聞いてんのよ」
 「いや、なんか逆恨みで荒らしたんだろ。おれは詳しくは知らないよ。」 
 「というとおまえ自身は直接何にもされていないの?」 
 「そうだよ!ダチが野郎に晒されたから、やり返してやったんだよ。どこが悪いんだよ。」
 「野郎もおまえと同じこといってんだろ。木太郎が借りた物返さなかったからだけでああにはならないだろう。少なくとも、おまえに被害はないわな。もし、木太郎が借りた物返さなかったからだけで野郎が荒らしたというのなら、おまえも同類かそれ以下じゃねえか」
 「野郎は荒らしただけでなく、いまだにあちこちでHP晒してんだろ、どう見ても野郎はカスだろう。カスと一緒にするな!」
 「だから誰を晒してんだよ、おまえの名前でもでてるのかよ」
 「ダチだけだよ。おれの名はでていないよ。だから、ダチのためにやってやったんじゃないか」
 生米はいつきがダチのためを口実に荒らしをしているかもしれないと内心思ったが口には出さなかった。
 「ふぅー、おまえねえ、それでなんて書いたの?」
 「たいしたこと書いてないよ。面倒だから、同じ言葉をいくつもコピペしてやった。はっはっは」
 生米は、こいつやっぱり噂どおりの脳筋(脳が筋でできているという意味)だなと思いつつ、これ以上、かかわるととばっちりうけかなねいので、
 「ほどほどにしとけよ。野郎の正体がわかってないんだから」
と云って、その場を離れた。
 いつきは「生米の奴、野郎と俺を同等扱いにしやがって。まあ、どっちにしろ野郎は気の小さいカスみたいなやつだからあれだけ嫌がらせしておけばしばらくおとなしくなるだろう」とまったく後悔することなく、その場を去った。

 しかし、いつきの考えとは逆に事態はあと戻りできないくらいに進んでいた。
(続く)


 

北斗の拳名セリフ

2008-08-18 03:41:26 | Weblog
またまた余談です。こんな時間ですが、ひさびさに「北斗の拳」を見ています。なにせ長いのですが、面白くてやめられないのです。
名シーンや名セリフは数あれど、やっぱり「おまえはもう死んでいる」あのセリフが最高ですね。
勧善懲悪ものの作品は数あれど、あのスリル、もの悲しさ、そして、あのなんともいえない爽快感を持つ、作品はもうでないかもしれませんね。
今回はそれだけです。名作ですが、まだ、漫画やアニメに目を通したことのない人は是非読んでみてください。

キモ男3人衆外伝

2008-08-17 16:07:18 | Weblog
以前書いた実話をもとにキモ男3人衆外伝の1を書いてみました。これはまったくのフィクションです。

鶴巻エイタの悲劇

1,太郎の母から誰かが聞いた話
「太郎の母でございますが、これから伺いますのでお貸ししたものをご準備いただけますでしょうか」
「いいえ、お借りしたものはお返ししますが、なんでも息子のエイタが太郎くんから嫌がらせを受けたそうで包丁でぶっ殺すと騒いでおります。うちの近所で騒がれても困りますからこちらから伺います」
「太郎がそんなことを、それにしてもあのおとなしそうなエイタくんが。そういう事情なら、お待ちしております」
エイタの母親が玄関のチャイムを押す。
「はい、エイタの母です」
「どうぞ、お入りください。」
エイタの母は玄関に入ると
「ここで結構です。」というなり、
太郎の悪口を大声で話し出した。
「近所迷惑だから中にお入りください」
結局、押し問答の上、エイタの母は居間に入ったが
貸したものの一部しかなかった。
なんでもまだ一部使用中だという。
「エイタは太郎くんとの今朝の電話のやりとりでひどく興奮しております。包丁をもってぶっ殺してやるともいってます。だから、これだけで今日は勘弁してもらって、残りは今日の夜か明日にしてもらえないでしょうか」
「うちの太郎も、エイタくんからゴミとか頭がおかしいから精神病院へ行けとかひどいこといわれているんですよ。それでも、そんな物騒なこといいませんよ」
「いえ、たぶん本気ではないと思います。今は反省して、泣いてるか、寝ているはずですどうか勘弁してください」と言って土下座までした。
「しかし、約束は約束です。エイタくんに電話してみてください。反省しているなら、考えます」
「いえ、今はまだ興奮した後ですので、そっとしておいてください」
「とにかく電話をかけるだけで結構ですから」エイタの母親はやっと太郎の母の説得に応じ、一応自宅に電話しましたが、でなかったのです。
「多分寝ているんでしょう」
「では、本人の携帯にもう一度だけ電話してください」
「それでだめならあきらめます」
そういうと、今度はすんなり応じました。
ところが、エイタの母親が携帯に電話すると、本人が出たのです。
しかも電話の様子から友人の家で遊んでいるようです。エイタの母親は最初は残りの物を返すようにと云ったのですが、何か本人から云われ、電話を切ると、(泣いているか寝ているはずの本人が)今友達と遊んでいて、詳しく話しをするとその友達から周りに話しが伝わるので、またにしてくれとさっきとはまったく違う話をし出し、急に夫の夕食の準備をしなければ怒られるとか、おなかがいたくなったと云って、急におかしなことを言い出しました。再度電話するようにと云ったら今度は暴れ出し、突然、帰りそうになったのでとめたら、ここで死んでやる、わめいて泣き出す、もとは太郎が悪いといて怒り大声で罵倒しだすなどのおかしな行動の繰り返しでした。
太郎の母が、もう二度程電話したのだが留守電のままで、メッセージを入れても返信してこない始末であった。
「エイタくんはどこで遊んでいるんですか」
「そんなこと関係ないでしょう」
「じゃあ、今日中に届けてください」
「そんなこと約束できません。2,3日中には返しますから」
「そんな一方的な」
「わざわざ返しにきたのに、この家はおかしいわ、いずれ返すから」
と大声でわまくと静止をふりきって我が家を逃げるように立ち去ったそうです。
なお、エイタくんがが刃物を持ち出して殺すといっているとさかんに云っていたので、父親に連絡するよういっても、電話番号をしらないの1点張りだったそうです。
数日後になっても、エイタからもその母親からも太郎が貸したものは帰ってこなかったそうです。
2 太郎の話
  僕が貸したのは水太郎だよ!水太郎の母親は学校ではいい親のふりしているみたいだけど、モンペアだよ。僕の叔父が内科医なんだけど、水太郎に出した薬のことで毎日訳のわからない文句がきたそうだよ。あいつのじいさん大臣だから黙ってきいていたってさ。3 エイタの話
  僕は知らないよ。
4 水太郎の話
  僕も知らないよ。でも、誰から聞いたか忘れたけど太郎もその母親も嘘つきで有名だってさ。
5 数日後
  太郎の母親の刺殺死体が発見された。太郎がやったのではないかと警察が捜したが、 太郎の行方はいまだわかっていない。なお、その後、エイタの母親もくも膜下出血で急死している。エイタが真犯人ではないかとの噂もあるが、警察の捜査はいっこうにすすんでいない。  
                                   以上



キモ男3人衆VSイケメン-夕焼け番長の死

2008-08-17 04:37:30 | Weblog
2 悲劇
 「てめえ、ふざけたことするんじゃねえよ。」
 「やめなさい、ターチャン。おじさんにむかってなんてことするの」
 「うっせえ、この野郎が俺の携帯ゲームを踏みつけて壊したんだよ。土下座して
 あやまれ。」
 「ター、おまえ私に向かって刃物を向ける気か、さんざん人の世話に
 なっておきながら」
 「うっせーっていってんだろ!それとこれとは別だ。てめえがやった
 ことは謝れ。土下座しろ。このゴミおやじ」
 「なんだと、クソガキが鼻垂らして刃物振り回しているんじゃないよ。
 やれるものならやってみろ、このうじ虫」
 「やめてお兄さま、ターチャンも落ち着きなさい」
 「うっせー、ばばあ。」
 「やめてー」
 母の悲鳴と共に、達夫の叔父は包丁をかわそうとしてを2階から転げ落ちた。
 「お兄さま、お兄さま」叔父の頭からは大量の地が。
 「どうしたんだ、何が起きたんだ」達夫の父が現場に現れた。
 「これは。達夫がやったのか」
 「俺じゃない。こいつがこいつが。。。」
数時間後、達夫の父と懇意の所轄の暑長が現場に到着した。  
 「自殺のようですね。一応、司法解剖をしないと」
 「いや、それは困ります。私も選挙が近いんで。どうか事故ということで」
 「先生、しかし」
 「幸い弟の方は対した怪我ではないですし、私の息子が叔父を殺したと思いこんで自殺したというんでは、選挙になりません。そうでなくても達夫は問題児だったわけですから。次の選挙で当選すれば、私も入閣です。悪いようにはしません。目撃者も妻と弟だけですし、ここにいる医師も私の系列の病院の院長ですから」
 「わかりました。当たり前のことですが、絶対口外しないでくださいね。じゃあ、現場を片づけましょう」
 数日後、達也の葬儀が行われた。
 「夕焼け番長は何で死んだんだ。ヤクザと喧嘩でもしたんかい。」
 「よくはわからないんだが、避暑地で事故死したらしいよ」  
 「あいつにはよく物をとられたから、いいきみだよ」
 「し、あいつの親父は議員だぞ、下手なこというと後が怖いぞ」
 こうして達也は誰からも悲しまれることなくわずか16歳でこの世をさった。