レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

キモ男三人衆VSイケメン 新山いつき編「イケメン編」

2008-08-22 00:04:45 | Weblog
キモ男三人衆VSイケメン 新山いつき編「イケメン編」

「あのさ、今気づいたんだけど、イケメンいつき参上としたら俺がメール書いたってばれちゃんうんじゃない?」
 「大丈夫さ、だれもおまえをイケメンだと思わないからさ」
 「オタク、蹴りをいれるぞ」
 「冗談!冗談!頭のいい奴ばかりじゃないから、いつきの名前を使っているとは思わないかもな。イケメン参上だけの方がいいかもしれないな」
 「イケメン野郎の方がいいんじゃないか、ふざけているだけだと思って無視するバカもいるかもしれないからな。」
 「いや、イケメン参上で充分だよ。ターゲットはあくまでAと野郎だから、そうじゃない奴が無視してもそれはかまわないし、無視すればターゲットはさらに絞れるから」
 「それなら、いっそう仲間全員に出したらどうだ。オタクを信じていないわけじゃないが、もし、オタクが絞り込んだAが本当のAじゃなかった場合の保険でさ」
 「いや、全員に出したらメールの効果が弱くなる。無視してくれればいいが、騒いで掲示板に書かれたら、この作戦は失敗だ。この作戦のポイントはAと野郎がつながっていたということが前提だ、わかるな」
 「バカにするなよ。それくらいはわかるよ」
 「いいか、Aが俺たちの仲間にいなければ、野郎はどうやってA以外のメールアドレスを知っているんだよ。」
 「うーん、なんかオタクの言っていることがわからんが」 
(続く)





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