ファンタ女学院外伝「木太郎逮捕」
「うあー、木太郎がつかまったって、
風呂を覗こうとしていたみたいよ。
キモ男というより。変態よね。」ヒラメが大きな声で、
アスカの部屋に飛び込んできた。
「変態って?でも、木太郎さん、
生きていたの。何でそんなことするの。
本当かしら?」チウメが半信半疑で質問する。
「間違いないわ、私も露天風呂で木
太郎の声を聞いたから」ヒラメが自信を
持って答える。そして、ヒラメは、これまでの経過を話す。
「でも、砂利道に何で?それに覗けないよう
になってるって永久さん言ってたじゃない」アスカが首を傾げる。
「逃走したフリして私たちを油断させて
風呂を覗こうとしたのよ。見えないっていう
永久さんの説明もろくに聞いてなかったんじゃない?
要するにバカなのよ。
キモ男、変態、バカの三拍子ね。
これからお母様がガツンとやってくれるわよ」
ヒラメは反論する。チウメがまた何かいいかけたが、
「とにかく、あれこれ考えるより、
確認に行きましょうよ。」
アユメの提案に一同うなづき、部屋を出る。
(続く)
「うあー、木太郎がつかまったって、
風呂を覗こうとしていたみたいよ。
キモ男というより。変態よね。」ヒラメが大きな声で、
アスカの部屋に飛び込んできた。
「変態って?でも、木太郎さん、
生きていたの。何でそんなことするの。
本当かしら?」チウメが半信半疑で質問する。
「間違いないわ、私も露天風呂で木
太郎の声を聞いたから」ヒラメが自信を
持って答える。そして、ヒラメは、これまでの経過を話す。
「でも、砂利道に何で?それに覗けないよう
になってるって永久さん言ってたじゃない」アスカが首を傾げる。
「逃走したフリして私たちを油断させて
風呂を覗こうとしたのよ。見えないっていう
永久さんの説明もろくに聞いてなかったんじゃない?
要するにバカなのよ。
キモ男、変態、バカの三拍子ね。
これからお母様がガツンとやってくれるわよ」
ヒラメは反論する。チウメがまた何かいいかけたが、
「とにかく、あれこれ考えるより、
確認に行きましょうよ。」
アユメの提案に一同うなづき、部屋を出る。
(続く)