レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

カミサン伝説20「ハッピー編」468

2013-05-20 01:08:42 | 小説

カミサン伝説20「ハッピー編」468



 そして、
 ハルカは、
 以前受け取った名刺に書いたアドレス宛に、
 お忙しい中恐縮ですが、
30分で結構すから、
  お会いしたい旨
のメールを送ってしまったのだった。

 相談の内容を知らない、
 木太郎もエイタも、
 いかにも重要な相談のようなメールなので、
 自分が頼りにされている
とそれぞれ思い込み、
ハルカにいつでも時間は作る
という内容のメールを即時に返信したのだった。

 ハルカは、
 二人一緒がいいか、
 一人づつがいいか、
 迷ったが、
 お礼と、
 どちらも忙しい立場なので、
 場所も時間もお任せします旨のメールを即時返信したのだった。

 そして、
 早速、
 それぞれが日時と場所を再送信した結果、
 まず、
 翌日、
 木太郎がハルカの店の暇そうな時間をわざと選んだ上、
店の近くの喫茶店で二人が会うことになったのだった。


(続く)


「ドア女Ⅶ」i

2013-05-20 00:50:01 | 小説

「ドア女Ⅶ」i



 「結構キレイな部屋だね」
 「ああ、でも古いマンションだろ」
 「そんなことないよ。
 俺の家に比べればな」
 「そうだ、姉貴の写真、そこ」
 「おー! でも...」
 「えっ? 好みじゃない?」
 「いや、どこかで見たか、
 会った気がするんだけどなあ?」
 「えー、そうか?」
 「うん」
 ピンポーン!
 「おっ、姉貴かな?」
 「鍵持ってないの?」


続エスカレーター改「意地悪ガキどもは嗤いに来る!貧乏刑事の読み!」

2013-05-20 00:29:43 | 小説

続エスカレーター改「意地悪ガキどもは嗤いに来る!貧乏刑事の読み!」



 「君が、
 もし、あの子たちだったら、
 君が釈放されたと聞いて、どうするかな?」
 俺はあの糞ガキどもとは違う! 
 が、
 多分...
 「ひやかしに来ます!
 そして、思いっきり嗤って、
 アッカンペーして逃げます!
 なんせ、
 一応被害者で、
 ガキですから、
 その程度のことで警察は動きませんから」
 幼稚すぎるか?
 あいつらはそこまでマヌケじゃない! 「君、
 逮捕されて少しは頭が良くなったじゃないか!
 そう!
 あの子たちはまさかこの私が君の味方になった
とは知らない。
 だから、君を嗤いにやって来る。
 まあ、アッカンベーまではしないだろうがな。
 で、
 君はわざと泣いて悔しがり、
 その場で座り込む!
 そして、
 彼らが満足したところで、
 その後を私と私の部下が尾行!
 どうかな?」
 さすが!
 「でも、
 尾行して、
 その後、金を強盗するんですか?」
 「あー...
 まだ、
 頭がよくなったわけではないな。
 普通の下というところだ。
 いいかな?
 金は存在しないことになっている!
 わかるかな?
 そんなものないんだよ。
 ないのに、強盗できるかな?」
 あっ! なるほど!
 でも、
 あのガキどものことだから...
  
 


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