けんせい通信

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総務委員会を終えて。

2013年06月19日 17時23分02秒 | 議会議員活動報告

       総務委員会を終えて。

 午前10時から開会された委員会でしたが、私は「役場庁舎の第二次耐震診断委託料」について質問をいたしました。

質問事項

 何時来るか分からない、南海トラフの巨大地震に対する備えを考えての質問で、過日発生した兵庫県淡路島を震源とする震災が有りましたが、当町の庁舎は辛うじて被害が無く持ちこたえました。

 当町は震度5を体験をしたことで、耐震度は震度5の診断を受けたのと解釈ができました。しかし、耐震診断結果でどの様な結果が出るかが問題で有り、結果如何によれば耐震対策の優先順位を決めなければなりません。

 1,教育施設(小学校、中学校)

 2,町営住宅、他

 3,役場庁舎

 等の耐震化を進めなければ成らないと思います。庁舎については1,2,の耐震化を終えた後、耐震診断結果(半年)と財政の健全化を検討しながら、何時か来るであろうと予測されている大震災に備えるべきです。

 以上の耐震対策についての質問でしたが、耐震診断委託料の歳出は必要であり、問題は半年後の耐震診断結果がどの様な結果が出るかで、最悪の結果が出た場合です。

 ある、自治体の紛糾している件で、耐震補強か新築かで市長が住民投票を実施した結果、住民が耐震補強(40数億)、を意思表示。

 しかし、突然市長が住民投票結果(法的拘束力が有りません)を尊重することなく、建設場所を移転して新築(60数億)すると公表したことで、賛否両論で紛糾しています。

 自然と人間との闘いは、闘いでなく、いかに自然の怖さ非情さを学習しながら自然との付き合いが大切です。先人のお話で、津波被災地では、「この石碑から下に居住しないこと」 、洪水被災地では、「河川から遠ざかって居住しなさい」と引き継がれています。

 現在の土木技術が、いかに優れていると言っても、自然は優しさも、厳しさを兼ね備えています。