S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

「個人ニュースサイト」にお手紙

2005年10月07日 | インターネット雑記
RinRin王国という個人ニュースサイト、以前にも被リンクあったと思うのですが、何が被リンク記事だったのか、忘れてしまいました。
もっともこちらの管理者である輪王さんは、もっと覚えてないことだと思います。

さて。
RinRin王国10月3日記事に被リンクがありました。
ご注意、ご注意」という記事のピックアップです。
最近、巧妙な言い方で個人情報を聞き出そうとする電話が子ども絡みで増えていている(S嬢のPC日記)
 昔から有る様な気もする。
 [関連] ベネッセのダイレクトメールは住民基本台帳を元にしていた
ここで出てくる輪王氏の「昔から有る様な気もする。」というコメント、そしてベネッセのリンクに、実はわたしは違和感を持った。
「勝手に調べる」っていうんじゃないんだよ、「あなたの隣の人の個人情報を教えてください」って言うんだよ、と。
平成3年生まれの娘が低学年時、つまり平成10年当時は無かったんですよ、こういう話。
平成6年生まれの息子が入学後、つまり平成13年以降、学校側として「新しいやり方」とキャッチし始めたのが、この「あなたのお子さんのクラスの○○さんの電話番号を教えてください」というもの。

ここ4~5年。
これは、子どもの年齢や時代から言って、わたしには「最近」になる。
ベネッセの幼児向けDMが始まったのが、確か娘が生まれて1年くらいしてからだと思う。
ふむ、これもわたしにとっては「昔」じゃない、そんなに遠くない「最近」だと思う。

ここでRinRin王国に戻り、プロフページに飛ぶ。
管理者の「最近」と「昔」というものが、どういう時期を指すのか確認に行ったわけです。
ふむふむ、多分、ズレがある。
それで、わたしの考える「昔」について西暦の年代で入れ、そして「えー、違うと思うよ?」と思った「第三者の個人情報を特定の個人から聞き出すのは昔からじゃないと思う」を入れた内容の記事上げをしたわけです。

これが輪王氏に届くか届かないか、と言えば、届かない可能性の方が高い。
でも、それはそれでよかったんです、納得したいのは自分だったから。

しかし、続けてRinRin王国10月5日記事に、このことを書いてみた、自分にとっての続き記事 「悪徳商法」の記憶をたどるが、被リンク。

やったね♪って思った。
いや被リンクが「やったね♪」ではない。
「個人ニュースサイトに返信」が届くという実感ですね。
記事というひとつのものを橋渡しにして、リンク・被リンクでひとつのつながりを持つ関係。
ニュースサイトという、たくさんの情報を手にする相手には、その中のたったひとつの記事の管理者の声は小さい小さいものかもしれない。
でも、「えー、ちょっと違うと思う」ということ、届くかな、と思えば、届くもんなんだなという実感に「やったね♪」。

まなめはうすのまなめ氏にも、以前「ニュースサイトに返信」は、やったことがありましたが。
ただ、こちらの方が「届くだろう」という実感があった。
それは彼がブログ持ちであったり、わたしは彼にトラックバックを入れていたり、そして彼が自分のサイト上でわたしに対して「つっついてくる」ようなことをやっていたので、その軌跡の中で、まあ届くだろう、と。

しかし、RinRin王国の輪王さんに対しては、ちょっとしたチャレンジでしたね。
チャレンジとして、自分が納得して記事上げを楽しめれば、それでよかった。
もしかしたら届くかもしれないと思ったのは、実はココ。
RinRin王国の表紙から飛べるプロフページにあった「本当に訪問者が知りたい20の質問の回答」の9番です。
「数でしか把握できない」、この「数」とはカウンタ。
そしてもうひとつ、アクセス解析がある。
記事中にリンク入れて、そこから何度か飛べば、アクセス解析で目立つかなと、ちょっと思ってました。
(いや実は、あざといことをするのができなくて、自分では自分が記載したアドレスから結局飛べませんでしたが)
でも、解析でひっかけてくれたかなあと思う。

個人ニュースサイトに返信。
コメントもTBも受け付けていなくても、やりようによっちゃできるのかもな、と。
だって、どんなに情報をたくさん掲載する、どんなにアクセス数の多いサイトでも、管理者は「個人」ですものね。

*追記 2005.10.8
RinRin王国10月7日記事にて「お返事」確認。
お返事、ありがとう。
そして関連記事のプラスも興味深かったです。
おつきあい、ありがとうございました。

リンク通知のあるニュースサイト?

2005年10月06日 | インターネット雑記
話の種(´━`)
こちらのサイトからトラックバックが入りました。
「悪徳商法」の記憶をたどる 2005年10月06日/話の種(´━`)
アドレスに飛んで見ると、リンクのみ。
ひとつの記事にひとつのリンクのみのブログ。
コメント受付無し。
ああ、要するに、リンク通知のあるクリッピングサイトということですね。
で、その通知の目的は、「読んで欲しい」ではないですよね、読むとこ無いですから。
まあ、とりあえず、この方の「ご希望」通り、アクセスはした、と。
リンク通知という意味はここで終了。

トラックバック送信により自ブログへのアクセス数を引き出したいのならば、トラックバックは「悪徳商法」の記憶をたどるではなく、ご注意、ご注意の方が利があると思うのですよね。
多分、わたしのところを見つけられたのはRinRin王国でのクリップなんだろうと思いますし、クリップされたRinRin王国の10月3日に、同様にクリップされているマナーを語るマナー/ぽんすブログにもトラックバック送信、されていますから。
ご注意、ご注意の方だったら、RinRin王国でのクリップの影響で、おとといのこの記事へのアクセス454pvにはかなわないけれど昨日のこの記事へのアクセスは224pv。
あと数日は異常なpv数をはじき出すでしょうから、そちらへのクリップの方が利があったはず。
ということは、「読んで選んでいる」クリップということなんでしょうか。

ニュースサイトや他者の管理するブックマークサービスの閲覧により、情報を収集したいという人はたくさんいるのだと思います。
その上で、わたし個人の感覚なのですが。
わたしは自分の記憶に残り続けない情報を多読するという志向は薄い。
自分の記憶に残り続ける、再読に耐える、再読を喚起するというものが好きです。
だから情報の海の中で、次から次へと流れる情報には、そんなには関心が無い。
自ずと「たくさんの情報をコメント無しでピックアップしていく」ニュースサイトからは足が遠のきます。

わたしにとってのニュースサイトは「最近の目につく情報一覧」ではなく、個人サイトです。
ひとつの情報をピックアップするという管理者の視点と、管理者のコメントを読む場です。
なんというか、「この人のピックアップにのせられてみようか」という感じで、リンク先に飛びます。
常時閲覧のニュースサイトでも、全てのリンク先に飛ぶわけではありません。
ピックアップされた情報の「タイトル名」と、ピックアップした人間のコメントが選択の材料になります。

今回のトラックバックに関してですが。
「無断リンク禁止」を言っている層もありますから、リンク通知のためのトラックバックという使い方をされる人もいるんでしょう。
でも、わたしはリンク通知のためだけのトラックバックは特に必要としていません。
今後、クリップされるかどうか可能性は低いと思いますが、次回は通知は要りません。

と、いう「お返事」をトラックバックで入れておきます。
該当する受信したトラックバックに関しましては、「リンク通知」のお知らせは受け取ったということで、用途は終了していますので、削除させていただきました。

「悪徳商法」の記憶をたどる

2005年10月05日 | つぶやき
ご注意、ご注意」という記事がRinRin王国にピックアップされてました。
最近、巧妙な言い方で個人情報を聞き出そうとする電話が子ども絡みで増えていている(S嬢のPC日記)
 昔から有る様な気もする。
[関連]
ベネッセのダイレクトメールは住民基本台帳を元にしていた
RinRin王国 10月3日
この「昔から」というところ。
何らかの形で入手した個人情報を元に直接本人に、という営業は多かったと思いますが、第三者から「特定の人間の個人情報を聞き出す」というのは少なくとも’90年代後半以降なんではないかと思うのですが。
巧妙に「第三者を結果的に情報流出の加害者にする」という部分に悪質さを感じます。

’70年代後半から’80年代くらいの時期だったと思うのですが、直接子ども宛にかかってくる電話という「商法」がありました。
「子ども」と言っても、中学生や高校生がターゲット。
子どもの名前を言って親に取り次がせ、子どもに直接営業する、学習教材会社という存在があった。
電話をかけてくる人間は社名等を言わずに、山田とか鈴木とか佐藤とか、名前を言うわけです。
電話に出てみれば、なんともノリの軽い方が、なんやかやとべたべたと、友達口調で話し出します。
社名だのなんだのと言いませんから、休日の外出等で不在時にかかってきたとき、親がこんな言い方をします。
「今日、山田さんって人から電話があったわよ」
こうした電話が頻繁にかかってきたために、親は「どちらの山田さんですか?」という聞き方が日常になる。
携帯電話など無い時代ですから、「子ども」は非常に迷惑したものです。

’80年代に入ると、英会話教材の営業が盛んになります。
英会話教材、登録制のサークル、ショッピングに還元付きのカード、格安の海外旅行ツアー参加の会員権、これを全部含めて会員制で30万くらいってのが相場だったと思う。
20代、つまりクレジット契約ができる年齢層がターゲットだったと思います。
「おめでとうございます、○○があなたに当たりました」とかなんとかと、ある日突然、電話がかかってくる。
そして、その「当選した賞品」を取りに来いと言う。
うっかりのこのこ取りに行くと、営業が始まる。
登録制のサークルだの、還元付きのカード、格安の海外旅行ツアー参加の会員権など、あって無いようなもので、結局高い教材だけを買わされるというように聞いていた記憶があります。
「賞品」自体が何だったのか、これは周囲に引っかかった人がいなかったので、実際のところはわかりません。

さてさて。
わたしは’80年代初めに西新宿の住友生命ビルの51階の喫茶店でバイトをしていた時期がありました。
この住友生命ビル、こうしたうさんくさい英会話教材会社のひとつが入っており、この「おめでとうございます」で呼び出した相手との「面談場所」にこの喫茶店が使われていました。
女性エモノには、優しそうなよくしゃべる、いわゆる「場持ちのいい二枚目」の男性が営業し、男性エモノには女性の営業が付いていました。
この女性の営業、どの方もなんというか同じような服装で、きちっとスーツなんですが、なぜか胸元があいている。
というか、胸元のあきが大きい。
角度により、きっちりと谷間が見えるようになっていました、女性営業の方全て。
男性エモノに商品の説明をしながら、微妙に、その谷間が見える角度を作るんですよね、相手に向かって。
男性エモノは、たいがい、おどおどと顔を上げない。
テーブルに広げられた「紙」と「胸」しか見ていませんでした。
そして、この「顔を上げない」パターンは、たいがい「ご成約」コースでした。
この商法、のちに「デート商法」として発展していくことになる。
わたしが見ていた光景は、その「先駆け」の頃だったのでしょうね。

*参考リンク
 悪徳商法・詐欺一覧

働かされるサービス

2005年10月04日 | つぶやき
ガソリンが高い。
この高騰のペースはなんなんだ、と思うほど、高くなった。
日常的に車を使ってる人間としては、たまらない。

ところで。
今夏あたりから、ウチの周辺で始まったサービス。
ガソリン入れる間、店員から丁寧に、雑巾を差し出される。
車内を拭くのに使え、と。
これは、ウチの地域以外でも一般的なんだろうか。

ガソリンを入れている間、ごしごしごしと、車内を拭きまくる。
ハンドルを始め、サイドブレーキや、窓の内側やら何やらと、座っている自分の手の届く周辺全て。
差し出された雑巾を返すときに、その雑巾が汚れていると、車内が汚れているのかと思われるようで恥ずかしい。
白くて「湿らせたタオル」と呼びたいような雑巾が差し出されると、汚して返すのが悪いような気がする。
それでも、なんだかいい機会という感じで、ごしごしとあちこち拭きまくる。

ガソリンを入れている間、店員が外側から窓を拭く。
わたしは座っている自分の手の届く周辺全てを拭く。
車の内外で、同じように「働いて」いる時間。
ガソリンを入れている間、なんだかとても忙しくなった。
「働かされるサービス」というのも、なんだかおもしろい。

安泰ボケ

2005年10月03日 | 自力通学
今日の娘の学校からの連絡帳。
ご存知だと思いますが、乗換駅がホームと階段の工事をしていて、今日から駅の様子が大きく変化しています。
電車がホームに着く位置が変わり、少し移動して新しいエスカレーターを使って上に行き、乗換ホームまでの通路になりますが、工事の白いシートが壁になっている部分も多く、見える様子ががらっと変わっています。
今日はどうしているかと心配していましたが、通常通り登校しているので安心しました。
…。
すみません、知りませんでした。
ホーム工事で階段の位置がちょっと前に変わったときも、ずいぶん後になって知りました。
しかもわたしは、この状態になったときに、乗換ホームの位置に迷いました。
ごく普通の大人であるわたしが迷い、知的障害重度レベルという判定の娘がよく変化無く普通に登校していたなあと、感心していました。
感心したくせに、まだ工事は完成していないのに、工事のスケジュールの確認ということを思いつきませんでした。

ヤバヤバです。
明日は個人面談です。
これ、そのまんま言っていいんでしょうか。
そのまんま言ったら、「娘エラい」と引き替えに「母無責任」の称号をいただくでしょう。
しかし、まんま以外の道は無く。
明日、「エラいお嬢さん」を引き替えに、あきれた顔されに行ってきます。
せめて言いたいことと言えば、
すっげだろ~~ という娘自慢と、
日常の自力通学は問題解決能力のスキルを上げる というもっともらしい「分析」でしょう。

慣れとは怖ろしい。
もう少ししっかりしろよ、と自分に喝。

と、なんでこんなこと、わざわざ公開の場に書くか。
もちろん、娘自慢。

「交流」

2005年10月02日 | インターネット雑記
カウンタというものがつかないブログが多くなり、「キリ番ゲット」という言葉を見なくなった。
個人HP時代に流行りだった「キリ番ゲット報告」というものは、ロムラーに口を開かせるためのひとつの手段だったという要素があると思う。

インターネットで生まれる「交流」というもの。
口を開き、掲示板やコメント欄で自己を名乗り、会話を投げかけ、関係を成立させていく。
最近思うのは、それだけが「交流」ではないんじゃないかということ。
ブログというものが存在として維持されている限り、「交流」というものが動いているんではないかと思う。

わたしはロムラーとして、継続して閲覧しているブログがある。
その中には、自己を名乗りコメントをするという「登場」をしていないものもあり、それでもわたしはロムラーとして、そのブログの文章と「交流」する。
その文章と向かい合い、書いた相手とその内容と自分の思考が「交流」する。
相手に伝えていない「交流」というものは、「伝わらない交流」なのだろうか。
「伝わらない交流」は、意味の無いものだろうか。

わたしはそうは思わないんですよね。
そのブログが存在する上で、「読者を持っている」という認識があるのなら、それはそこに「交流がある」ということなんではないかと最近思うようになったというか。
その「見えない交流」というものは、いつか「見える交流」に変化していく軌跡なのかもしれないし、ずっとそのまま「見えない交流」のままなのかもしれない。
でも、見える交流だけを追いかけていくのは、何か違うんではないかと思う最近です。

チラシの裏

2005年10月01日 | インターネット雑記
去年、ブログを始めた頃だったか、検索でブログが上位に引っかかってくるのがうっとうしかった。
情報が欲しくて検索をかける。
そこに「個人の感想」のみの、情報性の薄いブログが次々にピックアップされていて、ひとつひとつ当たっていくときに、これじゃない、これが欲しい情報じゃない、と、かき分けなきゃいけないことに苦痛を感じていたなあと思う。
個人のブログに出す話題で、参考URLや、述べていることに関しての資料リンクが無いのも、うっとうしいと思ったところでもあった。
要するに、言っていることの「裏付け」に関しての資料無しで、言っていることに関しての裏を取らずに、正確かどうかわからないことを堂々と言っちゃってるものが「情報を収集する目的での検索」に出てくること、それをかきわける作業とそれにかかる時間がうっとうしかった。
これはブログの問題ではなく、ブログがGoogle検索の上位にきやすいということで、検索エンジンの問題である、と、そんなことに話が落ち着いていったものだったなあと。

さて、1年が過ぎ、ブログのユーザーは爆発的に増え、現在思うことは。
「個人の感想」にとどまらない、「情報」として成立するブログが増えたと思う。
参考URLを列挙したものも増え、そこから飛べる便利さなども感じるようになった。
また、個人のサイトのひとつとして、読みでがあるものも増えたと思う。
リンクされ、アクセス数があり、それなりの読みでがあるものが検索の上位に上がってくるのならば、ブログを読むことを目的とした人間にも、情報を求めて検索からたどりついた人間にも貢献があるのだと思う。
ここのところ、書籍名で検索して、情報性と読みでのあるブログに何度かたどりついて、なんというか感じ入りつつ、なんてことがよくある。
ありがたい、ありがたい、なんて思いつつ、この検索上位を信頼しようとすると、「だからなんですか~?」というブログが上位にあったりして、またそのブログのコメント欄に「トラックバックありがとうございました」なんてのが続いていると、(あ~あ)なんてことを思うことも、もちろんままあるのですけれどね。

わたしにとっての閲覧したくなるブログの条件
「自分語り」と「その先」
なんていう、こうるせーことをぴーすかと言っていたワタクシですが。
現在、すっかり「チラシの裏ブログ」をちょこまかと書き付けることにはまっています。
「裏日記」「1人コメント欄のようなブログ」ですね。
gooブログの存在を知らない人には全くわからんブログとして成立しているし、本当に勝手なものだと、自分でも思う。
しかしこれで遊ぶようになってわかったことは、充実性のある記事上げをしたいと思う楽しさと、チラシの裏に書くようなことを書く楽しさと、ブログにはそういうものが併行して存在してるんだなあということでした。
いや、小難しいことじゃなく、単純に言えば「チラシの裏的ブログも楽しい」。

隠すほどのものでもないが、URLを出してアクセスを引っぱろうとするほどのものでもなく、存在を知らない上で興味のある人は、BOOKMARK欄でもあさってみてください。