S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

「交流」

2005年10月02日 | インターネット雑記
カウンタというものがつかないブログが多くなり、「キリ番ゲット」という言葉を見なくなった。
個人HP時代に流行りだった「キリ番ゲット報告」というものは、ロムラーに口を開かせるためのひとつの手段だったという要素があると思う。

インターネットで生まれる「交流」というもの。
口を開き、掲示板やコメント欄で自己を名乗り、会話を投げかけ、関係を成立させていく。
最近思うのは、それだけが「交流」ではないんじゃないかということ。
ブログというものが存在として維持されている限り、「交流」というものが動いているんではないかと思う。

わたしはロムラーとして、継続して閲覧しているブログがある。
その中には、自己を名乗りコメントをするという「登場」をしていないものもあり、それでもわたしはロムラーとして、そのブログの文章と「交流」する。
その文章と向かい合い、書いた相手とその内容と自分の思考が「交流」する。
相手に伝えていない「交流」というものは、「伝わらない交流」なのだろうか。
「伝わらない交流」は、意味の無いものだろうか。

わたしはそうは思わないんですよね。
そのブログが存在する上で、「読者を持っている」という認識があるのなら、それはそこに「交流がある」ということなんではないかと最近思うようになったというか。
その「見えない交流」というものは、いつか「見える交流」に変化していく軌跡なのかもしれないし、ずっとそのまま「見えない交流」のままなのかもしれない。
でも、見える交流だけを追いかけていくのは、何か違うんではないかと思う最近です。