S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

ブログ開設まで

2004年08月30日 | ブログ開設とその後
ブログというものの存在に関して、意識を向けたのは
3月頃だったと思います。
あるサイトで知り合った方とメールで話していて、
彼女がわたしに示したリンク先が
★日本沈没中★---危機感の無い日本人が日本を沈める「愛の反対は何?」
でした。
そして、このことを題材に会話をしていたのですが。

このサイトを見て、非常に興味深く感じました。
それまでは、ブログのことをよく知らないまま、
というか、よく知る必要性も感じないままに
単なる日記サイトとでも思っていたのですが、
「テーマを持った意見交換の交流の可能性がある媒体」
と、認識が変わりました。

ネット上の意見交換の交流としては、
サイトの掲示板というものがありますが、
これはどうしても管理人主体になる部分があると思います。
それは、管理人が管理をしている以上、
管理人の「お宅」であり、
「他人の家でここまで言っていいものか」的なニュアンスも
あるのではないかと。
ブログというものは、
自分の開いた「家」で、
「広く他者に向かって、意見交換の可能性を提示できる」
場であると、解釈したのです。

そんなことを思いつつ、日々は流れます。
ネット上において、
日常的に顔を出す掲示板が、
自分が管理の場もありますし、
他者が管理の場もありますし、
それなりに、また、時間は流れていったというか。

そして、そんな自分のところに、
わけのわからんメールが増え始めて、
そのことに関して、考察したい「欲」が出始めました。
最初は自分の管理する掲示板に
ぶつぶつと並べ立てていましたが、
感覚が変わったというか。
このスパム群に関しての考察に、
その掲示板のメンツをつき合わせたくなかったのです。
そこは、わたしがこの4年間、ずっと大事にしてきた場であり、
大事な応接間でありまして。
そこで、ホストが長すぎる歌を歌い過ぎるのはちょっと。。。
と言った感じでしょうか。
そりゃ、掲示板の投稿ではなく、コンテンツだろ?
みたいな感もありましたし。

自分の思考としては、もっと考察を重ねたかった。
でも、それはここではない、と感じたのですよね。
自分の考察を、誰に相手にして欲しいというわけでもない、
ただ、公開されるところで意見を表明していくことは
わたしにとっては緊張感を伴うものであり、
その適度な緊張感は、
非常に考察にプラスになる、という感覚が
これまで養えてきたものでありまして。

んじゃ、コンテンツだろ?
なんですが、
自分のHPで取り上げるのは、「違う」。
HPの主要テーマとは離れるわけです。

で、思い出したのが「ブログ」ということで。
おお、そういえば、gooのIDもあったではないか。

と、いうことで、
「開いていく」ことになったのでした。
(つづく)

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
実際のところ (えっけん)
2004-08-30 21:10:33
やっぱりただの日記ツールであった、というのが正直な感想。

Trackbackも実質ナカヨシコヨシツールとして使われることが多いようで、失望してます。
返信する
えっけんさん (S嬢)
2004-08-30 22:34:36
こんばんは。



わたしは今、ゆっくりと、

自分が経験した、

そこに生まれた思いと考えを拾っていきたいと

そう思っているのですわ、

表明の緊張感の中でね。



そのきっかけは、

えっけんさん、あなたでした。



わたしはあなたが経験したことに

リアルタイムにはいませんでしたし、

その場にいるほどの関係もありませんでした。

でも、この人に感じる痛々しさはなんだろうと

そう、思って、いろいろ読んでみました。

(あっちに飛んだりこっちに飛んだり、

 窓がたくさん開いて、大変でした)



わたしの立場では

見えないことはたくさんあるのだろうと思います。

でも、それなりに感じたのは、

えっけんさんという人は、

ブログという媒体に期待を持ち、

育てるというスタンスにいたのだなあと。

そんな風な感想を持ちました。

コレ、批判に回った側には

わかりにくいだろうなあ、と。



それが今の時点での、わたしの個人的な解釈です。

ブログという媒体の中で、

一人の人間のその媒体の中での人生を感じたというか。



で、自分は?と思ったわけです。



じゅん吉さんのところから始まったトラックバック、

楽しかったですよ。

楽しかったのは、ナカヨシうんぬんではなく

「思考すること」です。

思考の流れの証拠のリンクという認識で

トラックバックを立てました。



と、ここでしゃべり過ぎてしまうのは、

まだまだと押さえたい気持ちがあるというか。

まあ、ゆっくりていねいに更新していきますわ。
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ありがとう (えっけん)
2004-08-30 23:18:06
僕は今、自分のblogを閉じるか否かで、非常に悩んでいます。

書きたいことはいっぱいあります。

でもそれはgoo BLOGにいるからこそかけることであって、よそのサービスに移って、「えっけん」というハンドルを捨ててまで書けることではありません。



自分が責められることは平気です。

でも友達を巻き込んでまで、続けてしまって良いことなのか。



きっと僕が考えるblogという媒体と、みんなの考えるそれが大きく異なっているのでしょう。



まだ実際に閉じるかどうか決めかねています。

今、僕のせいで巻き込まれている友達を、僕が守ってあげることなんて出来ないと感じています。



時が解決してくれればよいのですが。



様子を見て、何ともないようでしたら再開しますが、それまではゆっくり皆さんのblogを眺めてすごすことにします。
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えっけんさん (S嬢)
2004-08-30 23:56:52
ああ、よかった。

「痛々しい」という言葉をよく知らない人に使うのは、

それなりに緊張感を持つものですよ。

コレも、

「文字だけで伝わることを信じたい」

の投稿の文面に出した「小さな賭け」ですね。

でも、「文字だけで伝わることを信じたい」ので

ここで賭けに出てみました。



えっけんさん、

考えようと思うときに、

ネットのタイムスパンの感覚から離れてくださいね。

どうしても、実生活の時間の感覚より

ネットの時間の感覚は早く流れるというか。



推測ですが。

多分、あなたの選択は決まっているのだと思います。

ただ、それが許されることなのか、

そのあなたの選択を許す、許さないという、

そういう感覚を持っているのが、

他でもない、あなただからこそ、

また、苦しいのではないかと。



ここはネットの世界です。

あなたが巻き込むと思う友人が、

もしも「えっけん」で知り合った方ならば、

あなたが「えっけん」として生き続けることを

望むと思います。



休息を宣言したこの時期、

そこで経験したことから拾い上げるものの報告を

わたしは楽しみにしています。
返信する
ちょっといい? (じゅん吉)
2004-08-31 00:04:58
satomiesさんとこでこんなこと書くのどうかなと思ったけど、えっけんさん、ちょっと結論ははやすぎ!



あなたの意見は、ちょっとした、コメントでも影響力あります。正直なことや本音を書くのは大切ですが、心に秘めるのことも大切なことのようにも思います。



だからといって、いつものスタンスである「いいたいこと書く。」ことができなくなったから、という結論に至ったなんていわれてしまうとどうしようもありませんが、わたしは、もっといろいろ可能性があるように思うのですが?



ちょっとここで、こんなこと書くと、また長くなりそうなので、管理者に申し訳ないのでこのくらいにしてきますが。



satomiesさん。ごめんね。

ちょっとえっけんさんにコメントレスしちゃって。。



「ブログは、楽しい」って事は間違いない事実なので、これから始める人に、「ブログは、つまんない」なんてだけは思ってもらいなくないなって思っていますよ。もちろん一人でこんなこと叫んでもダメだけどね。



なんか関係ないレスになっちゃったようだね。ごめんね。

返信する
じゅん吉さん (S嬢)
2004-08-31 00:17:47
あらあら、じゅん吉さん、

ヒソカに愛し合ってるトコ、

入ってきたら、イヤイヤですよ。



だいじょうぶよ。

いろいろな思いで「休息」出されたのでしょうから、

そんなに簡単なトコでは決断、出されませんって。



「心に秘める」というのが似合う人もいるし、

そうでない期待を持つ人もいる。

ただ、その切り口とやり方と、

そして、自分の考えていたブログという媒体の意味と、

その整理の時間は必要なんではないかと。



人というものをさ、

その生きていることというか、

そういうことをね、

信じたいのですよ、わたしは。
返信する
なるほどね。 (じゅん吉)
2004-08-31 00:41:43
ここにこれば、えっけんさんに逢えそうだね。というか、ここは、えっけんさんの○○○なのね?それは、失礼???



って帰ったらつまんないのですが、まあ、わたしも彼の思っていることは、それなりにわかる気がするので変な心配はしてません。



彼なくしてブログ全般の発展は、ナシと思ってますよ。ちょっと大げさだけどね。



返信する
じゅん吉さん (S嬢)
2004-08-31 08:26:48
ごめんなさい、

トーン、変わって、マジレスです。



この記事とコメント欄ですが。



まず、記事。

そして、えっけんさんが現れたことで

まあ、記事のきっかけを書いたわけですが。



はっきり言って、これは言わなくてもいいことです。

きっかけは「おや?」で、

その後は、続く思考ということで、

わたしは、その思考を、

「自分とブログ」というところにもっていきたかったわけです。



でも、伝えた。

その時に、

人間関係ができている状態とはいえないほど、

接点が薄い人に対しては、

かなり踏み込んだ言い方をしながら伝えたと思っています。

相手が誰でアレ、

この接点の薄さで、こういう踏み込み方をするのは

わたしとしては、けっこう危険な賭けだと思ってますよ。

そこで非常に率直に答えてくれたえっけんさんには

感謝しています。

答えてくれた、というか、

応えてくれた、という方が、感触としては、近い。



と、いう状況のところで、

このじゅん吉さんの介入は、

わたしはデリカシーに欠けると思いました。



って、言えますか?

「あなたの介入はデリカシーに欠ける」と、

思ったそのまま。

言えないですよね。

わたしは言えないです。



ただし、

わたしは「そのまま」は言えないですけれど、

黙ることはできないのですよ。

だから、言い方を変える。

これは言葉の変化球ですよね。



って、結局、ここまで言っちゃうのは、

じゅん吉さんのコメントの最初の二行は

わたしにとって、不快感、だったんですよね。

でも、そのじゅん吉さんの言い方を招いたのは

他でもない、自分だよ、と

自分にツッコミ入れてまして。



だから、結局、

全部思ったまま、伝えることにしました。

あなたがどう、ということではなく、

わたしが「小さな賭け」に

じゅん吉さんに対して「負けた」だけです。

けしてあなたが悪いわけではない。

全部伝えることで、

あなたに不快感を与えるとしたら、

そのことをどうぞ、許して欲しいです。



あと、「ブログは楽しいことは事実」

ということですが、

わたしは関係ができていない人との

「お友だちごっこ」は苦手ですね。

だから、別欄で、

じゅん吉さんが急に口調を変えてきたことは

けっこう、(うっ)と来ました。

それで、その「うっとくる距離」を縮めるために

プロフからくる共通点の話題に引っぱりたかったという

展開です。

距離を縮めれば、解決する感覚だと思ったからです。

ただ、ちょっと引っぱりすぎたことと、

コメントを媚びているかのようになっていったことを

半ば後悔している部分もあります。



以上、全て「直球」です。

気に障るところがもしもあったら、ごめんなさい。

わたしは「お友だちごっこ」は嫌いですが、

人間は大切です。
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まず、 (じゅん吉)
2004-08-31 10:34:00
> あなたに不快感を与えるとしたら、



まず、これはまったく心配なしですね。satomiesさんは、直球系ってわかってますから。。



確かにここに書くのはちょっと躊躇したのだけど、書いちゃった!おゆるしくださいね。



ちょっと論点ずれてきているのでこれでおしまい。



satomiesさんのことは、とても興味を抱ける人になってますよ。29日の時点でね。これから楽しみです。



あ、そうそう

「ブログは楽しいことは事実」ですが、

「お友だちごっこ」という意味ではありませんからね。



私は長文書くのは苦手なのでひょっとしたらトラックバックで続き送るかも知れません。送らないかも知れません。



なんだか、楽しいですよ。ブログ。。。

返信する
じゅん吉さん (S嬢)
2004-08-31 11:30:54
>ひょっとしたらトラックバックで続き送るかも知れません。送らないかも知れません。



無理せず、思うままに。

そして、「思考の連鎖」は大歓迎。



直球、キャッチ、ありがとう。
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