S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

SpamDump導入その2

2004年08月24日 | 迷惑メール対策のお勉強
SpamDump、動いてます。

使い方も、なんとなく、わかってきました。
いや、まだ、完全に使いこなせてるとは言えないかもしれませんが、
機能自体のメリットはつかんできました。
試用期間終了後、送金する予定でいます。

さて、8/20~8/23までの、
「スパムメールと判定されたメールのリスト」ですが。
4つのアドレスに対し、4日間で37件でした。

以下、SpamDumpがスパムと認識した「判定理由」の内訳ですが、
以下のようになりました(重複アリです)。

・実在しないアドレス:10件
・スパム特有の書式:6件
・「未承諾広告」というタイトル拒否:4件
・英文メール拒否:2件
・フィルタリングからもれ、手動で「スパム」認定をしたもの:19件

フィルタリングにもれた中には、
ウィルスメールや、「ケーブルTVが見放題」広告、
そして、「謎の女性からのメール」が含まれます。
もれたものに関しては、
新しくフィルタリングの指定条件を入れられるものと、
入れることが難しいものとありました。
基本的には、いたちごっこ、的なとこがあるかもしれません。
ダークビジネスは、抜け道、抜け穴をつついてくるものだなあと実感もします。

バイアグラや、出会い系サイトのHTMLメールは、
「実在しないアドレス」か「スパム特有の書式」、
またはこの二つの重複という形が多かったです。

また、「経済文庫メルマガ担当」というのがありまして。
これは突然飛びこんできた「メルマガ」もどきです。
「実在しないアドレス」からのメールであると判定されました。

ネットで懸賞等に応募すると、
たいがいにおいて、メールマガジンの購読がセットになってきます。
「メルマガ」と記載されていれば、
その一種であると、錯覚を起こします。
つまり、自分がどこかで間接的に申し込んだものかな、と。
普通のメルマガのように、
気軽に文面にある「配信停止」処置をしてしまいそうになります。
しかし、内容が
いかにもうさんくさい儲け話の羅列なので、
「メルマガを装ったスパム」と判断し、
今まで、無条件に削除を続けてきたものです。
「実在しないアドレス」と判定され、
やはり・・・と、思いました。
だいたい、「メルマガ」に「担当」と付くのは、
なんなんでしょうか。
「メルマガを装う」ということで出てくる、
「メルマガのように見えてメルマガではない」ところを狙ったポイントなのでしょうか。

この「経済文庫メルマガ担当」を受信したアドレスは、
そもそも、懸賞応募用に作ったようなフリーアドレスです。
3千円のJCBの商品券が当たったこともあります。
個人情報の流用を怖れて、今は懸賞応募というものを全くしていませんが、
やはり、懸賞に応募することでアドレス自体が流れていくことは
常に可能性があると疑った方がよさそうです。