S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

インターネットと「音楽」

2004年10月14日 | 音楽
わたしの生活は「音楽三昧」です。

台所の隅では、常にコチラが鳴り響いております。
外出時には、ぱこっと、CDプレイヤー部分を取り出してポータブルになるスグレモノです。
洗濯物をそこから干したりたたんだりという家事を主にする部屋には、
安手のCDデッキがおいてあり、
そこにいるときには常に稼働しています。
リビングでは、18年も前に買った山水のステレオがいまだに生きており、
(いや、カセット、CDはすでに死亡。
 生きてるのはアンプ、チューナー、イコライザー、スピーカー)
MP3やCDが聞けるDVDプレイヤーが接続してあります。
車にはオートチェンジャーを仕込んであります。

こんな生活、実は全て、
インターネットの扉を開けたことから始まりました。

それまではねえ、
ひたすら、「おかあさんといっしょ」「ポンキッキ」系音楽にまみれて暮らしてました。
娘はダウン症、ダウン症は音楽好き、
ということで、小さい時からこの手の音楽さえかけていれば、彼女はゴキゲン。
普通の子に比べて、高価なおもちゃをさっぱり欲しがらない彼女のために
親や祖父母が買ったCDはてんこ盛りに。

「おかあさんといっしょ」「ポンキッキ」系も、
けっこういい曲、あるんですよね。
好きは好き、だったな。

そして、インターネットに接続するのが日常の毎日が始まります。
ネットで知り合った友人と会話をする中で、
古い曲を集めたCDを焼いていただいたことがありました。

それを聞き、

ぱんっ!

と、音をたてたように、目覚めました、わたしは。
大きく息を吸って、子どもを生む前の自分を取り戻していくような思いがした。
まさに、「自分との出会い」「自分自身との再会」の象徴だったんですよね、
再会した、過去自分が聞いていた音楽が。
(いろいろあったけど、一番涙モンだったのは、ジム・クロウチでした。)

子連れ関係なく飛び回れるインターネットを駆け回ってたことも
この「自分自身との再会」という実感に拍車をかけたと思う。
これが4年前の冬、かな。

それからは、もう、「行きます」「行きます」状態。
「過去」を求めて、中古のCDはあさるわ、品揃えのいいレンタル店を回るわ、
ヤフーのオークションにどっぷりつかるわ。
(古いのは普通には売ってないんですよね、もう。。。)
目指すは、’70年代から’80年代のモノですね。

中古CDのワゴンの下の方から、ピンクフロイドの「狂気」を見つけたときは、
驚喜して、大騒ぎでした。
200円という価格とその扱いに、
「こんな名盤に何をする~~~」と思ったけれど、
200円は素直にありがたかった。

そして、次に、’90年代のものにも手をつけ始めました。
育児と、障害児関連、福祉関連の活動とお勉強に、
どっぷりとはまっていた時期で、
わたしはこの時期の音楽を知らない、知りたい。
そうした欲が、ふつふつと湧いてきたというか。

娘が生まれたのが’91年、息子が生まれたのが’94年。
なかなか育たない上の子と、3歳ちがいの姉弟は、
まさに双子状態で、そうした時期は長かったし、
そんな状態なのに、
わたしは障害児関連、福祉関連の講演会・勉強会に日参し、
放送大学の熱心な学生でもありました。
(障害児の親といっても、
 乳幼児期にそんなことやってる人、はっきり言って、いません。
 知識的野次馬根性の強い、ハマり型です)

そして現在、
「音楽」にPC大活用です。
手持ちのCDも、中古で買ったCDも、レンタルで借りたCDも、
全てMP3に変換かけて、外付けHDDに放り込んでいます。
家の中にはMP3プレイヤーが2台、ポータブルもMP3プレイヤーなのと、
一枚のCDに11枚ほどのアルバムを入れて焼けること、
必要に応じて再度変換をかけて音楽CDが焼けること、
等がその理由です。
(ただいま、MP3だけで16ギガ)

へーと思ったのが、娘が高中正義とBOOWYが好きだったこと。
今はおさまりましたが、
一時は車の中でBOOWYの「ビート・エモーション」をかけないと怒ってました。
「もうコレ飽きたよ~~~~」と、母が叫んでもおかまいなし。
ろくに日本語しゃべれないくせに、しかもまともな発音もできないくせに、
氷室京介の変な英語の歌詞を歌う、変な子になってました。

最近は、車ではディスコミュージックのオムニバスが鳴り響き、
これまた、ろくに日本語しゃべれない娘が、
この歌詞を覚えて口ずさみ、体でリズムを刻むという、
実に変な光景になっています。
息子は息子で、一時期、中古で買ったダンレボに異常にはまり、
小学生のくせに達人級となり、
ダンレボに出てくるディスコミュージック大好き野郎になり、
スーパーのお菓子売り場で、流れる有線にステップ踏んでたりする
妙な子になりました。

いいじゃないの、しあわせならば。

娘は、知的障害者中心の大人のバンドに参加するらしいです。
月に一度、スタジオで練習してます。
娘に追い出されるので、わたしはスタジオには入れません。
つい半年前まで小学生だったチビが、大人に混じってエラそうな顔して
なにやら、もっともらしく、
時には気まぐれにサボりながら、なんかやってるらしいです。
たのもしいこと。

*コレを打ってる現在のBGMはB'Zであります*

*追記*
わたしは娘の言語能力に関して、
よく「ろくすっぽ日本語がしゃべれない」という言い方をするのですが、
「ハーフなの?」と真面目に聞かれたことがあります。
違いますからね?
あくまでも、「知的障害による言語能力の低さ」ということですからね?
よろしくです。

最新の画像もっと見る