S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

好きな「失恋ソング」×5

2005年08月26日 | 音楽
THE THURAI / 爆風スランプ
決定版!!爆風スランプ大全集
歌詞はコチラ
神様だってこんな夜にはまさか泣かずにいられないんだろう
くっそー、チキショー、バカヤローという感じのガンガンとした歌い方、吠えるような悲しみ。
(しかしうたまっぷ、致命的な入力ミス。「恋」が「窓」になってます…)

勝手にしやがれ / featuring 稲葉浩志(original:沢田研二)
THE HIT PARADE
歌詞はコチラ
夜というのに派手なレコードかけて朝までふざけようワンマンショーで
黙って泣くばっかりが悲しみじゃないんだぜ。

悪女 / 中島みゆき
大吟醸
歌詞はコチラ
自分の悲しみとの対峙、自分の悲しみは自分で決着をつける意志。
そのためには「演技」だって、厭わない。

別れましょう私から消えましょうあなたから / 大黒摩季
ベスト オブ ベスト~ALL Singles Collection
歌詞はコチラ
私だけどうしようもない 心だけ泣きやまない」でも「マイナスだらけの未来はいらない
明日の自分を必死で守る。

愛してる 愛してた / DREAMS COME TRUE
magic
歌詞はコチラ
愛してる、愛してた。
でも、電話にはもう出ない。
記憶のひとつひとつを抱きしめて、でも、「ひとり」を迎えていく。


好きな曲というのはたくさんある。
聞いていていいなと思う曲はたくさんある。
でも「好きな失恋ソング」としてピックアップしていくと、あらあら不思議、どんどん消去されていく。
結果、自分の中でしっくりするものが残っていく。
わたしが選んだ5曲を見て判明することは、結局のとこ「危機に遭遇したときの自分のあり方」だと思う。
簡単には認められない「現実」が「事実」で、それが変わらないことならば。
どうやったって変わらないことなら、自分、変えなきゃしょうがないじゃん。
「自分、変える」ってどうするの?
「明日の自分」に向かっていくのさ!

さてこの記事、
むだづかいにっき「好きな失恋ソング×5」に触発されて記事上げ。
ここであげられている「大滝詠一:恋するカレン」。
おや、おかしいぞ、「永遠の名盤」大滝詠一の「A LONG VACATION」ならば、わたしは「さらばシベリア鉄道」を推しちゃうね。
「太田裕美:木綿のハンカチーフ」、コレは「男がこうであって欲しい女の子」の幻想のイメージだと思うわたしはちょっとひねてるんだろうか。
なんというかこの曲、「男に媚びる涙の流し方」ってのを感じてしまうのだ、わたしは。
ストーリーとしては「よくできている」んだけどね、果たして「現実の女」がコレ、「失恋ソング」として共感できるんだろうか、と、ちょっと疑問。

ということで、たかが「ひとつのテーマで5つ選曲」するだけで、そして他者があげたリストを見ながら「自然に思う」内容だけで、人間の個性というものは「露見」するモンなんでしょうと、オノレを見ながら実感したのでした。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あーそうか (えっけん)
2005-08-26 19:15:50
「勝手にしやがれ」も「シベリア鉄道」も失恋ソングなんですね。気付かなかった。



大滝さんの歌は、本当は明るい曲調のが好きなんです。ちょっと能天気な歌声の彼には、FUN×4とか、恋のナックルボールのようなアップテンポな方が良い。



爆風からのチョイスは意外でした。

そういえば、「おおきなたまねぎ」とか「涙の陸上部」も失恋ソングですね。

昔、「進研ゼミ」の雑誌でサンプラザ中野さんのインタビューが載っていて、好きな娘が陸上部で、自分も入部した、というエピソードを語っていました。で、付き合うようになったけど、デートに誘ったら「今日は帰ってトム&ジェリーの再放送を見なきゃ」と言われ「オレはトム&ジェリーに負けたのか…」と。
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失恋記念日 (ののか)
2005-08-26 20:38:06
パレアナとさっちゃんのまほうのてと椎名林檎などでお邪魔したののかです(前置きが長い……)



私は歌謡曲ですけど、石野真子の♪失恋記念日、が好きですわ(*^。^*)
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えっけんさま (S嬢)
2005-08-26 23:15:21
「失恋ソング」を作品として考えるか、そこに流れる「感情」に共感するかで選択は分かれるような。



爆風スランプは「失恋ソング」の宝庫ですよ~。

サンプラザ中野氏、よほど「恋」には冷遇されてきたんじゃないかと妄想。

恋になる前にすでに、相手にされなかったってケースも多いような。

ここでの「THE THURAI」もねえ、関係が深まる以前に砕けたようだしね。

ちなみに爆風スランプはお決まりの「RUNNER」が好きでベスト盤を二枚中古で買ったら、娘がはまった。

車に乗るたびにこのどちらかをかけさせられたので、ベスト盤二枚ともほぼ全曲、歌詞はあらかた覚えてしまいましたとさ。



大滝詠一氏、なんだけれども。

「A LONG VACATION」という一枚の中で「手に入れてしまったよお目当てのあの子を」という、なんかこう「幸せタナボタ的ノーテンキ系」な歌詞の曲と、「悲しみの裏側に何があるの」というシベリアの極寒が必要な歌詞の曲とがいっしょにある凄さを感じるのでした、わたしは。



「勝手にしやがれ」は、ジュリーのイメージだとぴんと来ないけど、その辺のおにーちゃんが「朝までふざけたワンマンショー」ってのは、なんというか、歌舞伎町や渋谷で見られるようなモンかもしれないと思う。

たいがいは「ワンマンショー」ではなく、しょうがないなあ的につき合ってるのが横にいたりして。

最後にゲロゲロ吐いて、ああみっともない、って感じで。

そのみっともなさってとこが、実は「人生」のような気がするのですわ、わたしはね。

みっともなくなれるほどの「恋」をしたことも、実はアンタの勲章なんだよ、と言ってやりたい。
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ののかさま (S嬢)
2005-08-26 23:32:10
お、久しぶり!

「生協の」ののかさんですわね。

わたしは夏休みの曜日感覚喪失で、注文3週忘れましたですわよ。



>私は歌謡曲ですけど、石野真子の♪失恋記念日、が好きですわ(*^。^*)



うっ。

石野真子は「狼がどーとかこーとか」って曲しか知らない。

「うたまっぷ」で検索。

なるほど。



で、「知らない」対抗。

わたしは歌謡曲で「失恋ソング」は「人形の家」がイチオシです。

おお、これも「うたまっぷ」にあるではないか。

「愛」が消えたときの、自らの扱われ方を「埃にまみれた人形みたい」と。

気に入って、大切にして、そしていつか飽きて、押入の中で埃にまみれていく人形って、あるよねえ、と。

ガキのときの「歌謡曲」だったんですけど、なんというかこの曲の哀愁は理解してたような。。。
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Unknown (寝太郎)
2005-08-26 23:41:22
 この中だったら、悪女に一票です。



 失恋したあと、意味の無い電話を友達にかけたり、ホテルのロビーだとか、そういうどうでもいいところでただ時間が過ぎていくあの雰囲気のリアリティが好きですね。
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思い出した(*^。^*) (ののか)
2005-08-26 23:59:17
思い出したのは、「人形の家」ではなく、

生協の注文でした(笑)。生協明日の10時まで。



「人形の家」はタイトルだけは知ってるんですけど、失礼ながら、私は小さかったのか?曲は知らないのです、残念。調べてみますね。
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寝太郎さま (S嬢)
2005-08-27 00:25:53
実はね。

わたしは「終わっていく恋愛」に向き合いたくなくて、家にまっすぐ帰らずにゲーセンに2時間ほどいたことがあります。

自宅が最寄り駅から徒歩5分の住宅街だったのですが、その駅降りてすぐのところに「すいてるゲーセン」がありました。

いい意味で「ほったらかされる」空間で、フリードリンクだったのでした。



学習。

「いい男」の条件は、「恋愛に持続力がある」男。

撒き餌の多いタイプは「釣るまでにエネルギーを大量に使う」、で、持続力が無いというのが個人的判断。

撒き餌に騙されて「いつまでも追いかけられる立場でいられると思うなよ」、ってのが自戒。

まあ、撒き餌のエネルギーも、終わってしまえばいい思い出ですけどね。
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木綿のハンカチーフ (くみこ)
2005-08-27 00:42:43
これは私の失恋ソングでございます。

遠恋の時この心境に近かった。

ちょっと田舎の18歳は共感いたしました。

『ハンカチーフください』とは言いませんでしたが。



アルフィー『星空のディスタンス』

浜省『片想い』

EPO『…』題名忘れた。

    ♪予定よりも5分遅れると書いた

     掲示板をすり抜け…



いかにも、という曲に浸っておりました。
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ののかさま (S嬢)
2005-08-27 00:59:19
はぁたしはぁ はぁなたにひぃ ひぃのちぅを はぁずけたぁ



と歌います、弘田三枝子。
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くみこさま (S嬢)
2005-08-27 01:13:02
おお、「木綿のハンカチーフ」は失恋ソングとして共感でしたか。

こりゃ、また、失礼しました。

都会の女はすれててダメですな。



「星空のディスタンス」は懐かしいですね。

「メリーアンアンアン」の時期で、テレビでしょっちゅうという時代だったなあと。

浜省の「片思い」は、こんなページが出てきた。

http://knowledge.yahoo.co.jp/service/question_detail.php?queId=4844073



どうでもいいことなんですが、数年前、当時わたしの使っていたエッジに不思議な留守録が入りまして。

「○○の××ですが、今、成田です。これからハマダとロスにレコーディングに行きます」と。

不可思議なまちがい電話だったんですけどね。

ハマショーファンが飛びつきました。

○○はハマショーの事務所名、××はプロデューサー名でした。

この留守録、この電話機を充電すれば、まだ聞けるはずです。



EPOは、うたまっぷに行ってきましたらね、

見事に登録されてる曲のイメージが同じようなものばかりだった。

これが一般的「EPOのイメージ」なんでしょうね。

う・ふ・ふ・ふ
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