「書籍紹介」のカテゴリで、書籍として出版されていない「書籍」のご紹介。
ライターを職業とされている方のサイトのコンテンツで、「単行本として企画したものの書籍化されていない」という原稿がアップロードされているものがあります。
フリーライター、前原政之のウェブサイト の 「女の名セリフ」
内容がとても充実していて、読破完了しても、時々思い出したように、読みにいったりします。
まえがきにあるように、個々の女性たちの個性が浮き彫りにされていて、生きた人間として記憶の中に残ります。
いろいろな女性達が存在するのですが、印象としてまっすぐ堂々と立っているという人が多い。
ここに存在する女性たちに励まされるような気持ちがすることもあります。
「女たちよ、女の残した名言を知っておくのも悪くないぞ」
ってな感覚で、「書籍化されてはいない」書籍の紹介です。
ライターを職業とされている方のサイトのコンテンツで、「単行本として企画したものの書籍化されていない」という原稿がアップロードされているものがあります。
フリーライター、前原政之のウェブサイト の 「女の名セリフ」
本書は、軽い雑学エッセイ集にはちがいないが、けっしてそんなふうにお手軽に作られたものではない。なにしろ、本書に収めた名言を集めるために、私は10年以上を費やしている。本や新聞などを読んでいて、あるいはテレビを見ていて女性の名言に出合うたび、メモを取ったり付箋を貼ったりして、こつこつと、守銭奴が1円玉を貯めるようにして集めたのだ。そして、原稿にまとめる段階でその半分以上は捨てた。だから、集めた名言のクオリティには自信があるし、エッセイとして読者を楽しませる工夫も十分凝らしたつもりだ。「書きかけ」ということになっていて、時々更新があるもののまだ項目だけのところもありますが、ちょっと数分でさらさらと読めるような量ではありません。
名言集の多くは、もっぱら実用目的のために編まれている。集めた名言から読者がなんらかの教訓を得たり、手紙や冠婚葬祭でのスピーチに引用したりするために、である。しかし、本書はちがう。収めた名言の中には重要な教訓を含むものもあるし、スピーチに使えるものもないではないが、著者の眼目はそこにはない。実用性よりは、取り上げた名セリフの言葉としての輝き、おもしろさを重視した。登場する女性たちの生きざまと個性が、名言というフィルターを通すことによって短い文章で浮き彫りにできれば、と願った。(まえがき より引用)
内容がとても充実していて、読破完了しても、時々思い出したように、読みにいったりします。
まえがきにあるように、個々の女性たちの個性が浮き彫りにされていて、生きた人間として記憶の中に残ります。
いろいろな女性達が存在するのですが、印象としてまっすぐ堂々と立っているという人が多い。
ここに存在する女性たちに励まされるような気持ちがすることもあります。
「女たちよ、女の残した名言を知っておくのも悪くないぞ」
ってな感覚で、「書籍化されてはいない」書籍の紹介です。