S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

今年の運動会

2005年05月05日 | つぶやき
娘と息子、
いつか起こりえるだろうと思っていたことが起きてしまいました。
いや、たいしたことじゃないと言えば、たいしたことではないのだろうが。

運動会の同日開催

両校とも、今月最後の土曜日です。
まいりましたね。
息子の小学校の運動会は、娘の母校の運動会でもあります。
連れていけば、いろいろな方から声をかけてもらえる場でもあります。
去年のように、今年も連れて行きたかったです。
娘の学校の行事は、いつも息子は喜んで参加しています。
入学式も、土曜参観も、運動会も、夏休み行事も。
去年の息子の運動会の代休の日は、娘の養護学校でPTAの役員に混じって、ベルマークの集計作業も手伝ってくれました。
去年の娘の運動会は、強い日差しを浴びながらも、一番前の席に陣取って、娘だけではなくいろいろな生徒たちを応援していました。
母が日陰に時々逃げても、彼は一番前の席を動きませんでした。
今年も、娘の学校の運動会に行くことを、当たり前のように楽しみにしていました。
彼に「同日開催」を告げると、しばし絶句していました。

息子の小学校、娘の養護学校、「片親参加」で乗り切るつもりです。
どっちがどっちの学校に行くか、息子に決めさせました。
そのことの意味を理解している方が選ぶことがよいのだろうなということで。

息子は「おかあさん」を指名してきました。
う~~ん。
ぐっとホンネを隠して、「わかった」と微笑みました。

実はわたしはホンネは、娘の方の運動会に行きたかったのです。
息子の小学校の運動会は、わたしにとっては「息子とその他大勢」。
この「大勢」も、大勢過ぎるというか。
ゆっくりと見渡せて、1人1人の努力や成長を垣間見ることが出来る娘の学校の運動会の方が、見たかったのです。
・・・仕方ないです。
息子と一緒に、父親が撮ってくるビデオを楽しみにすることにします。

でも、行きたかったな。
と、いう思いは強い。
ただ、この思いを隠し、無いものにすること、無いものとして見せないこと。
これが息子に対して表してやれる愛情の形なのだろうなと思います。
障害児のきょうだい児は、親が自分に使ってくれる労力のようなものにハンディを感じること、多いと思いますのでね。
これくらい、がんばらなくっちゃね。