昨日、バンコクのホテルにて読了
「世界の中心で、愛をさけぶ 片山恭一 小学館」
物語は根本的な絶望感を与えず、中途半端な浮遊感があるように思えます。上手い文章もあります、が、第5章があること自体が過剰です。第4章の最後の方の「~海面に落ちた。」で終わるべきなのでは?
「ノルウェイの森 村上春樹」との根本的な違いは死の理由の明確なこと、つまり読み手にその意味づけは問いかけられないこと。
何故か今、「友情 武者小路実篤 新潮文庫」(読了本)を連想しました。
「世界の中心で、愛をさけぶ 片山恭一 小学館」
物語は根本的な絶望感を与えず、中途半端な浮遊感があるように思えます。上手い文章もあります、が、第5章があること自体が過剰です。第4章の最後の方の「~海面に落ちた。」で終わるべきなのでは?
「ノルウェイの森 村上春樹」との根本的な違いは死の理由の明確なこと、つまり読み手にその意味づけは問いかけられないこと。
何故か今、「友情 武者小路実篤 新潮文庫」(読了本)を連想しました。