「さとかず」の読書のススメ

シンガポールから送る独断的な読書録
(基本ルールとして、単行本は出版社名、文庫本は文庫シリーズ名を記載)

読んだ方がいいのでしょうが、何となくほったらかしのフロイト

2005-06-22 11:12:57 | 思想・文学
「フロイト」などは現場において何の意味をなさないと言い切る精神科の医師の友人がいますが、はたしてどうなのでしょうか?

入手済み途中投げ出し
「フロイト著作集1 精神分析入門(正・続) フロイト 人文書院」

日本のフロイト研究者といえば、慶応の小此木(亡くなられたようですね)。「君は慶応の小此木を知らんのか!」と自分を知らない人に怒鳴りつけるのはよくありません。若い時から「フロイト」に傾倒し、かなりいじめられたので人間が曲がってしまったとの話あり。

兎にも角にもフロイトを読んでおいた方が楽しめる本もありますので(ドストエフスキーなどはその一つでしょう)、読むことはオススメします。私も続きを読まねばとすでに10年以上の月日が流れてしまいました。